【フィリピン訪問記】フィリピンへ行く・旅行で滅多に起きない幸運 #19-0026

枝ぶり 旅行

フィリピン旅行で訳の分からない幸運

フィリピンへ行く、二度目の旅行の時だったと思う。今回のブログは、これまでとはちょっと変わった内容をご紹介したい。フィリピンに行く場合、私は、航空会社をフィリピンエアラインと決めているので、航空会社を選ぶときに迷いがない。迷うのは日程だけだ。

その二度目の旅行となったフィリピン行きで、成田へ。そして、前回同様、1時間くらい早めに搭乗ロビーの待合所にいた。窓の外では、フィリピンエアラインの機体と馴染みのある尾翼が見えている。私は、旅行慣れした利用者ではない。しかも、これから一人でフィリピンに行く不安は、前回同様に感じていた。しかも英語ができない。タガログも当然できない。

そして搭乗ロビーが人であふれてきた。私は落ち着かない。何かCAさんが言ったかと思うと、搭乗口が混雑し、搭乗が始まったようだ。私は、かなり早く来ていたのに、乗り込むときは、最後の方に近かった。いよいよ私の番で、CAさんに切符を確認してもらい、飛行機の方に進んだ。飛行機のドアの内側で、にこやかなCAさんがあいさつをしてくれる。

どうやらビジネスクラス…??らしい

どこか馴染みを感じるフィリピン人の方たちだなと思っていると、こちらへどうぞを案内される。何と親切なのだろうと、促されるまま席に座った。で、「アレ…」と思った。以前乗った時より、広めで豪華な椅子だなと思った。私の周りを見ると、全体が狭く、落ち着いた感じだなとは思った。

旅行慣れしていない私は、それ以上には、特に自分が座っている席についてさほど頓着しなかった。だが、やはりなんか変だなとは思った。座席をよく見ると、どうもエコノミーではなさそうだ。私がCAさんに席が違うような気がするんですが…というと、こちらで結構ですという。「まあ、そこまで言われたら」抗う必要もないしと思った。

どうやら、私はビジネスクラス…?(後で分かったが、プレミアム・エコノミーのようだった。)に、少なくともエコノミーではない席へ航空会社の都合で回されたというようなのだ。そういえば、エコノミークラスは、何となく賑やかだ。学生服を着たような連中がたくさんいる。なるほど、そういうことかと理解した。

ランチもひとランク上の食事だった

私は、エコノミーの料金で、エコノミー以上の席に移動させられたのだ。ただ、エコノミーしか座ったことがないので、座り心地がなぜか落ちづかず悪かった。何か間違っているのでは?と、ここに座っていていいのか不安になった。そして、私はある程度、サービスの点で、それなりの落差があるのだろうと覚悟はしていた。

と、どうだろう…。ランチの時間になり「Beef or Fish ?」とCAさんに尋ねられたので、「Beef please」と答えた。「ああ、ここでそれなりか…」と状況を読んでいた。すると、ランチが運ばれてきた。私が期待せず受け取ると、「えっ、うっそぉ」結構豪華だったのだ。ありがたかった。こんなところで、ケチったりはしなかったのだ。

移動した席では、移動した席にふさわしい待遇を受けた。エコノミーの資格しかないのに、移動したエリアと同じサービスを提供してくれた。ありがたい。ただ私は、まだ狐につままれたように、合点がいかない。これで大丈夫なのか…と、不安がずっと付きまとった。もちろん、後から別請求などされなかった。良かった。

これには、フィリピンエアラインには、今なお感謝だ。こんな幸運は、滅多にない事なのだろうか。それともよくある事なのだろうか。ともかく、良い方のサービスを受けたので、深く感謝している。

帰国の便

行きの便で、そんなラッキーなことがあると、次もどこか期待してしまうものだ。まさかと思うが、またビジネスクラスなんてことにならないかと妙に期待している自分がいる。そして、そんな甘い話は、そうそうは、なかった。エコノミーは、エコノミーなのだ。身分相応ということだ。

エコノミーだとしても、個人的には、それでも、地上のどんな乗り物よりも、飛行機の座席は好きだ。ただし、私はいつの間にか、高所恐怖症になっており、飛行機の外側には、何もない空間だということを考えると、高い場所から下を眺めるときに感じるあの恐怖感で、身が縮む思いがする。

いま思うと、あの時ビジネスクラスに座れたことを、もっと感謝すべきだった。私は、今時分に何が起きているのか。あの時は、まったく理解できていなかった。今後は、もっと旅慣れたベテランになろう…!

☆フィリピンお役立ち情報・ひとくちメモ

初心者には、フィリピン航空が良いと思うのは、なぜか?

[su_note note_color=”#fffad9″ radius=”6″]フィリピン航空の利用者は、フィリピン人が多い。そしてフィリピン好きになった私のような客は、フィリピンPUB通いをした元「俗称、カモ」と呼ばれる日本人が多い。そのため客同士は、フィリピンというものについて、PUB経験者という共通項があるので、何となく安心でき理解し合えるのだ。

フィリピンについて好感を持てるのは、フィリピン人の持つホスピタリティを感じているからなのだ。なので、急にフィリピンが好きになった日本人が、フィリピン行きを決断したら、フィリピン初心者の方は、まずはフィリピン航空を利用するといいだろう。仲間が大勢いるようで、フィリピン到着までの違和感なく4時間を安心して過ごせるだろう。 [/su_note]

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