フィリピンからの帰国前日・マニラへ出発篇 2005年版 #19-0020

makati方面 マニラ

帰路・マニラへ

4人のオニイサンたちと別れを告げ、そして彼女のお父さんにも「サラマ・ポ」と告げて私たちは、マニラに向かった。お父さんは、終始、穏やかでにこやかな笑みを浮かべていた。しっかり両手で握手した。お父さんは「分かっているよ」という表情で、うなづいていた。

午後の出発なので、あの幻想的な風景を見ることはできない。また今度来た時しかチャンスはないんだなと思う。昼の風景はどうなのだろう…という思いで向かった。実際の帰国は、明日だ。だが、昼過ぎにマニラに向かうなら、到着は夕暮れか、それ以降か。

私の乗るワゴン車は、何度かやってきた隣町のパブリックモールの大通りを抜けていく。2005年から2019年までに、この街に新たな資本が入り、おしゃれなショッピング・モールができた。2015年くらいのことか。ストリートビューでこの地域を見ると、大きく変わっている。そしてフィリピン内で有名なファースト・フード店も多数進出して来ているのだ。

街は、回る車輪のようにどんどん変わっている。私自身の神経質なところは、気が付けば、ここフィリピンの田舎では、いろんなことにあまり気にならなくなっていた。もちろん、犬や蚊、食べ物に群がるハエには、苦手意識は、依然、強くあるが。

山、また山、田んぼ

フィリピンも大都市マニラを離れれば田んぼが実に多い。当たり一面がグリーンだ。その中にマニラに続く国道が走っている。彼女によれば、1年で二度お米が作れるということだが。田んぼが痩せるのでそれはしないという。日本に何度か来ている彼女は、日本のお米はおいしいという。フィリピンのお米には小石があったり、白いご飯に黒いモノが混ざっているのが気になった。

日本のお米は、見た目もきれいだ。味については、そんなに差を感じなかった。というより、フィリピン料理が、いつも自分に合うかどうかが気になり、お米の味に、そこまでの気持ちの余裕がもてなかった。あえていえば、フィリピン料理は、総じて酸っぱいとか、甘いとかがベースで、癖のある味だなという印象がある。

時間が良く分からないが、15時から16時すぎぐらいだろうか。家庭的なレストランに寄った。レストランという言い方が正しくない。オープンな一般家庭の家という感じだろうか。
四方のうちの一面全部が、解放されており、部屋の一部に食材が大皿に盛られている。

バイキング形式に似ている。ただ食べたいものを指定して小皿に小分けしてもらう。それら一つ一つが、お勘定の対象になるようだ。お店は、結構繁盛している。特別な看板もないようだが、客で賑わっている。一見、森の中にあるような雰囲気なので、「えーこんなところに…」という印象を持つ。

味は、かなりいい。春巻きや、鶏のから揚げを選んで食べた。実にうまい。ただ、ハエの多さに難儀する。不潔感満載だ。だが、そんなことは気にしない。気にしているのは、私ぐらいのものか。味わって食べるより、ハエと格闘する感じだ。しかもハエが攻撃的に突っ込んでくる。

あと困惑したのは、トイレだ。伝統的なフィリピンスタイルと言っておこう。それ以上は控えようと思う。私は、彼女に言った。今度は、有名なチキンのファースト・フード店にしようと。実際、その後、それからは、ずっとファースト・フードの店しか行かない。トイレも安心だからだ。

マニラに着いた

makati方面
マカティ方面

それから2-3時間でマニラに着いた。まだ陽が暮れておらず明るかった。意外に早く着いたなという印象だ。宿泊は、パサイのEDSA通りに面した安ホテルを利用。ここでは、キッチンのある部屋があり、そこで彼女が料理を作ってくれるということでここになった。ホテルについては、以前の記事で書いているが、同じそこのホテルのことだ。

2番目のオニイサンと運転担当の方は、その場ですぐ引き返した。2番目のオニイサンは、そのまま、またPangasinanの田舎に戻ったという。大変だねと、彼女に言った。

実は、このホテルのクロークには、私と彼女の知り合いの女性が働いていた。彼女が日本のパブで働いていたときの当時の同僚がここで仕事をしていたのだ。私たちは、「久しぶりだね」というような文字通りの挨拶をした。その女性は、時間の都合のいい時に、部屋に尋ねてきて、「懐かしいねという」話をしばらくした。

彼女は、ショッピングモールへ行こう言う。

アジアで最大級のショッピングモール「SMモール」へ

ホテルから、タクシーで10分ほどのショッピングモール「SMモール」へ行った。私と彼女、子どもたち二人、子どもたちの面倒を見てくれるおばさん。甥っ子の全員で、ジープ型のタクシーに乗った。ロハス通りを突き抜けて、10分ほどで走り地球を象ったモニュメントを右に回り込むように、モールの中へ。

まずその大きさにただ驚いた。敷地面積が、とにかく広い。入り口付近に日本で有名なあの吉野家があった。マクドナルドもある。「吉野家か…」と、食べてみたい気もする。ともかく、ここフィリピンで見かけるとは、なんだか楽しくもあり嬉しくもあった。モールの入り口には、物々しい雰囲気の警備員が数名いる。空港並みに荷物チェックだ。

彼女は、かなりの量の買い物した。私が帰ってから後の分も買ったらしい。

そういうチェックが必要な国なんだなと改めて思う。彼女は、食料品売場にまっすぐ突き進んだ。迷いなしだ。野菜やら魚類を物色している。その度に、「マッチャン コッチ」
私は、彼女に「ナニ タベル?!」と一度だけ聞かれた。「ウィンナーがいい」と答えた。しばらくすると、すでにウインナー類を買ったらしい。

☆フィリピンお役立ち情報・ひとくちメモ

フィリピン初心者は、日本との文化の違いに少し戸惑う?

今回のブログで書いたように、マニラから地方へまたは地方からマニラへ行き来する時の道中での食事は、私のように神経質な方は、ファースト・フード店での食事を心がけた方が良いだろう。長く居れば気にならなくなると思うが。

小旅行できた場合には、日本での清潔感のある食事スタイルが慣れすぎているので、少し抵抗感があるかもしれない。 とにかくハエがハチのようにデカく、常に数匹が飛び回り攻撃的で食材にめがけてくるので落ち着かない。トイレなども困惑するかもしれない。

このあたりはファースト・フード店ならば、クーラーもあり落ち着ける。ここは補填的に強調しておく。私の願いは、それでもフィリピンは、年々、すべてが良くなっている。フィリピンには頑張ってほしい。

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