フィリピン・パブ☆マニラへ #39

フィリピン・パブ

私は、彼女の2度目のサヨナラパーティを私の愚かな振る舞いで
台無しにしてしまった。

その彼女とは話をすることができないまま、私とシショウは店を後にした。
それは前回のブログで書かせていただいた通りだ。
一方で、彼女はと言えば、ビザの関係でそのまま帰国してしまった。

それから、何カ月が過ぎたろう…。
経済的には、ホッとした。
落ちるとこまで落ちてしまったが。

文字通り、金銭的には、スッカラカンになっていた。
どころか、マイナスだった。

しかし落ちた先のその底はまだまだずっと先に
あるらしい。底無し…? かも…。

そのリアリティが、ひしひしと私の胸を焦がしはじめていた。

ともかく…。ともかく。
とりあえず、私は、ホッとしていた。金銭的に。

それでもシショウとは、
ときどき、2-3ヵ所のフィリピンパブを尋ねて彷徨した。

「ショーもねえーな」と言う感じだった。

だが、以前よりは、フィリピン・パブ通いは、断然、減った。
シショウとも、何となく軸がなくなったようで、
会話にも、すきま風が吹くようになり、
会う機会が減ってきた。シショウには、いつも彼女と結婚すると強がったが。

見通しは、ついていなかった。なぜなら、
まず私の経済のこともあり、彼女なりの事情もあって、
お互いにその話は避けていたからだ。

彼女の帰国で、このまま縁が切れるのかもしれないとも思った。
それなら、それでもいいかとも。そんなふうに考えた事も何度もあった。

彼女への電話も経済的に厳しいし。まず満足のいくような話もできない。
何となく、電話も疎遠になっていた。

「あー、このまま終わるかも…」

そんな考えが支配的になりつつあった11月の下旬頃、
彼女から電話があった。

「デンワ チョーダイ!」

「おお!久しぶりだね」

「デンワ ナンデ ナイ、アコ(=私) イラナイカ」

「…。あゝ、よく電話してきたね。」

「キテ イイヨ。ピりピン 二」

「えー。…。分かった。行くよ。」

「イツ?」

「いつ…って。チケットない。とれるかな…? 電話するよ」

と言って、その時、私の初めてのフィリピン行きが決まった。
とはいうものの。

金がない。どん底だった。

どん底だった。

カードを使うしかなかった。しかし、
航空チケットなど、自分で買った試しがない。

「どうしよう…」「どうすればいいんだ…」

そこから、ネットで調べ。以前から格安で話題になっていた。
たまたま、撮影の仕事の関係で、
以前から知っていたHISを探し当て、新宿へ向かった。
といっても、知り合いがいたわけじゃない。

そして、問題が起きた。現金のない私はカードを使うしかない。
しかし、
私の場合、はじめてだったこともあり、
カードでチケットを買うことできなかった。
現金のみだ。カードでキャッシングするしかなかった。

そして、このブログ「ホーム」のメニュー
フィリピンの訪問記とあれこれ 」の始まりの方である 
フィリピンへ行くことになる彼女からの国際電話 part2 #19-0011 へと続く。

私は、12月の初旬に、不安と重い気分で、
新宿駅の東口に辿り着いた。
駅の構内から地下道の人波の中を魚のように泳いだ。

川や大きな池などを見ていると、魚がポンと跳ねる。あれと同じように、
私は、早く地上に出たかった。

この後の詳細は、そちらで確認していただきたい。

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