夢見心地☆逆境の中の踏み台 ★19#0113

枝ぶり フィリピン-ピリピン

R.W.トラインの著作”人生の扉を開く「万能の鍵」”(吉田利子/訳 サンマーク出版)を読んだ。
2度目の挑戦だ。
もともと本を読むのが遅い私にとって、この本(前出)は、とてもすんなり読める本ではない。
格闘して読むという感じだろうか。
スピリチュアルな宇宙意識を基本に説いている。
そのもっと根の奥深いところには、西欧キリスト教な世界観を色濃く反映しながら、環境的にも日常的にもその世界観の中で培われて体系化されたものだということが実感できる内容だ。
なので、
真逆の東洋的な純正日本人の私にとっては、この本の持つ深みの最後の1ミリの部分までも、100パーセントよく判りましたなどというつもりはまったくない。

分かりきれないが、

だが、手放せない本だ。
あまりにも崇高な著作だというその重みだけは、強く、強く抱けるからだ。

1度目よりも、もっと、2回目の方が理解度が間違いなく進んだ。
そして3度目もすぐに読まなくてはいけないと思っているところだ。

さてテーマの逆境についてだが、。
挫折と逆境については、いろいろな成功者たちが、自身が体験した艱難辛苦については、いろいろな視点や乗り越え方などを語っている。その一人が、
たとえば、勇気を与えてくれる「いつもうまくいく人の成功法則」(ジェフ・ケラー/著 弓場隆/訳 ソフトバンククリエイティブ )がいる。このブログでも、素晴らしいメッセージを何度か引用させていただいている。

このR.W.トラインの著作”人生の扉を開く「万能の鍵」”(吉田利子/訳 サンマーク出版)にも逆境について、記述があるのでぜひ紹介したい。

≪すべてが豊富に―豊かさの法則≫の章の中の小見出し
   ”宇宙に向けて広告を出すことができる p198”からの引用だ。

    「逆境にいても落胆せずに、最善を尽くして、つねにもっとよいこと、
     もっと豊かな将来を期待しなさい。」

と説いている。

この言葉の前に、R.W.トラインは、一例をあげて、次のように述べる。
それを要約すると、
例えばある職についたが、自分の思い描いていたとおりの仕事でなかった。

あるいは職場ではなかったと失意したときなど、
その時こそ、
いま自分が与えられたそこでのその仕事に誠意を尽くすことだ。

そして、もし、
ほんとはもっと自分に合う仕事があるはずだと強く感じているのならば、
その思いが真剣ならば、いづれ、いまのそこでの仕事は踏み台となって、
良い巡り合わぜが必ずやってくるはずだと述べている。

「いまのそこでの仕事は踏み台となって」という考え方が大切だと強調しておきたい。

今回、紹介しているR.W.トラインの著作をはじめ、
多くの成功法則本を読むうちに、

いつしか、
自分の置かれた状況には、必ず重要な意味があること。
私は、そう実感するようになってきた。
もちろん。そこを読み解くのは、難しい…。

また、
なぜ自分はこんな不遇にあるのかと、
嘆くのは自分の我(エゴ)がそうさせるのであって、
恐ろしく愚かなことだと理解するようにもなった。

そして、
目に見えない力によって、実は、私たちは導かれ守られているのだと強く感じている。

一見、不幸な状況は、ただ一見、そう見え思わされるだけだ。
それを真(しん)に受け入れ、感謝し、素直に、誠意を尽くしていると、
幸せへの導き(祝福)がそこにあるという感じを私は抱くようになった。

重ねて言うが。
もし、いま与えられているどんな状況にも不満は持つべきではないだろう。
なぜなら、目に見えない力の幸せへの導きが見えなくなるからだ。

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