数ヶ月前、ある年配の比較的前向きに生きようとしている知人に(幸い成功法則について興味を持っておられる方がいたので)個人的な御礼の意味も込めて「ザ・シークレット」(ロンダ・バーン著 角川書店)を差し上げたことがある。
その少し前にも斎藤一人さんの著作でCD付きの本も差し上げ”読んだ、CDも聴いた。面白かった、”と言っておられたので、その流れで、差し上げた経緯がある。「ザ・シークレット」は、読んでいたようだが。すでに老眼なので、この本のようにやや字が小さく分厚く「天眼鏡なしには、読めないのものは」ということで、半ば途中で、挫折したようだった。
もちろん、興味を押し付けるつもりなど端からなかったが。
意に反して、
やや押し付けてしまったのかと当方のフライングに後悔した。
ただ、
もしこの本が正真正銘の実際の宝の地図あるいは、在りかを知らせる本だったら
「忙しいからとか、字が小さくて読みにくい。」などと言って手放すのだろうか…。と、
ちょっと皮肉まじりに想像をしてみた。
手放す訳がないだろう…。いや絶対に、
どんなことをしても読み切るに違いない…。と、
この本は、
宝の地図のように、眼に見え、ダイレクトにパッと富の在りかを探すことのできる
そんなリアリティはないとしても。
それでも「ザ・シークレット」は成功と巨富を産む本だと、私は、思っている。
実際、この本が世界的なベストセラーになって、この本自体が莫大な売れ行き見せた。
このことは、案外見落とされているが、この本で語られている内容の真実の証明を、
この本自身が売れ行きを見せることで、逆に引き寄せの法則を証明したとも言えるのだ。
「ザ・シークレット」などのような成功法則本から、宝を手に入れるのは、
実は、恐ろしく簡単で、あるいは簡単な方法が示されているが、
しかし矛盾することをあえて言うが。思うほど簡単じゃない。
信ずる気持ちの継続的な維持と、くり返しの情熱が大切だからだ。
その意味からも、
私は、成功法則本を読むのは、自分との極上な格闘だと思っている。
これまでの自分の考え・在り方という内側にあるものを根本から変え、
心に豊かさをもたらすため考えを抱くようにするその闘いだと確信している。
だが、ここに朗報がある。
本を読むという意味での努力では、極めて少ない努力で、
確かな成功法則のエッセンスを全て学ぶことのできる極薄の本だ。
夢のシステムとその考えをそれ自体をわずか23ページ前後にまとめた本だ。
字も読みやすい大きさだ。
その本は、
『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房)
だ。
薄い本だからと言って、絶対に侮ってはいけない。
著者自ら、”おわりに”の中で、
「この本はもっと厚い本にしようと思えばできました。
10倍以上にはできたでしょう。
でも、読んですぐに理解ができ、すぐに実行に移せるよう、
意図的に短くしました。」
(『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』RHJ[著] 三浦 哲[ 訳/解説 ]成甲書房 より引用)
と、述べている。
この本には、実行に移すべき、夢を実現するシステムが、完璧なまでの3つのステップにして紹介している。
そして、この本の価値と実力を示すのは、80年以上も前から口コミだけで売れ続けている本なのだということ。