フィリピン・パブ☆深夜のドンキー #32

フィリピン・パブ

フィリピナたちとの楽しい思い出の一つに、深夜のドンキー行きがある。
これは、彼女が最初にインパクトに来た時の話だ。
たしか2回ほど行った。

私とシショウのPub通いが、頻繁になっていた頃だったと思う。
私たちが、店に来店する時間は、ほぼ10時ごろだ。
当然、その前に自由が丘で、私とシショウが、1次会をして、
すっかり酩酊したあたりで、
インパクトへ向かう。
店で、そこそこ盛り上がる。結局、ラストまでいる。
閉店まえに、一瞬、照明が落ちる。10秒ほどだろうか…。
彼女の瞳は、通常、ブラウンだが。その照明が落ちたとき、彼女の顔見ると、
薄ら暗がりで、猫のように、深い水色に光っている。もちろん、
目に何かを入れていることはない。

「へぇー、瞳がブルーだよ。」と教えた。

あっという間に証明が付くと、
店内が眩しい。

彼女らとは、店の(売上げ)ミーテイングの後にドンキ・ホーテに行こう
という約束がすでに出来ている。
もちろん、彼女たちからの「イキターイ」というおねだりによる。
参加者は、当然、
彼女とマリーと、あとピナ2名ほどが、一緒に同行する。

時間になると、店の下で、彼女らを待つ。
合流して、
私らは、とある隣接する街に、タクシー2台で、向かう。そこにドンキ・ホーテがある。
以前に、1-2度か一人で来たことがあるが。こんな大勢で行くのは、全くのはじめてだ。
しかも、深夜に。
店の中は、ジャングルだ。彼女らはとても、生き生きして。
「マッチャン、コッチダヨ」
と、私やシショウを招き寄せる。
彼女らにしてみると、日頃は、買い物も、
お金の問題も含め窮屈な日常を送っている。
かなりの制約の中でストレスを貯めているので、こうした溢れる商品郡の森の中で、
なんだか自然にワクワクしてくるのだろう。

また母国の家族ために、どんなお土産をもって帰るかを考えるだけでも、
うれしくなるのだろう。
あっという間に、小一時間が過ぎ。ドンキーのあるビルの2階レストランで、
みんなで食事をする。
これも彼女らは、うれしそうだ。他の声掛けしなかったピナたちに自慢話ができる。
ドンキーの買い物は、自分たちが思い思いに、何らかのものを買ったようだが。

ここでの食事代は、シショウが持ってくれた。

再びタクシーで、彼女らの店の近くまで、戻った。
途中、国道を走るとき、道路沿いの街灯のアンバーな光が、車窓の中に、
時折、入り込んでくる。彼女らは、どこか満足気だ。遠慮ない笑い声が飛ぶ。

あと2時間もすれば、朝が明ける。シショウは大変だ。

家に帰って、奧さんにどんな言い訳をするのだろう。
最近は、家庭に不和が生じているようなことを漏らしている。
私にその責任は、大いにある。
確かに、奧さんから、私は、付き合ってはいけない要注意人物に指定されているらしい。
そりゃそうだろうと思う。
そんな家庭からプレッシャーの掛かっているシショウも、いまは、全てを忘れノリがいい。

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