フィリピン・田舎町の小規模モールとサリサリ #19-0016

ショッピングモール

近場のモール

彼女の家は、すぐそこに山が見えるいわゆる田舎だ。周りは田んぼだらけ。3番目のオニイサンが、とても働き者で、農作物や鳥、豚、牛などの面倒を見ている。山と言っても、多分100メートルまでみたいな数十メートル級の山が2-3連なっていてる。さほど特徴のない田舎だ。

近場のモール

それでも、小売りのサリサリ(雑貨屋・フィリピン風コンビニ)やバイクで数分のところには、こじんまりしたパブリックモールはある。隣町のモールの10分の1ぐらいの小規模なものだ。だが、日用品は、ここでも十分間に合う。ここへも、私たちは、昼前によく出かけた。正直、ここにいると時間の感覚がなくなるので、正確には、時間がよく分からない。

おそらくは昼前だったのだろうと思うだけだ。その小さなモールには、野菜などが中心に売られており、人出は隣の町のパブリック・モールよりはるかに少ないが、それなり集客力があって、周辺の方は利用している。理髪店やサンダルショップ、ケーキ屋・パン屋などがあり、資本力があって力の入ったサリサリなどがある。私が行った2005年-2009年時代は、この程度だったが。最近は、かなり様変わりしているらしい。

まず、日本での有名なコンビニが出店しているという。学生たちがたむろし、コピーしたり簡単に小腹を満たしているらしい。PCショップと修理屋もある。ケーキ屋、アイスクリーム専門店もあるという。ずいぶん変わったなと驚いている。私は、2009年にも、彼女の田舎に行ったはずなのだが、この時の写真を現像する前にすべてなくしてしまった。現在、探している。

2009年までは、彼女の田舎に行ったが、それ以降は、ずっとパサイの安ホテルにとどまり、過ごすほうが、もともとマニラ出身の彼女も費用面や移動面でも楽でいいというのでそうしている。なので、彼女の田舎の様子は、彼女と毎日Skypeで会話し情報のやり取りをしている事を含め、その時の記憶を織り交ぜてこのブログを書いている。

サリサリの重要度

近くにモールがあるとはいえ、本当に簡単な買い物は、サリサリで済ますことが大半だという。サリサリの規模は店の資本力に依存しているが、運営はなかなかたいへんだ。実は、彼女も一番上のオニイサンに任せて、サリサリをやっている。サリサリをするのは、彼女の夢でもあった。

サリサリは、本当に便利で、日本のようにすべてが型にはまってはいない。何でもありの自由の国らしく、例えば、たばこは1本から切り売りする。ここまでの自由な発想は、今経済力の高い日本のビジネスでは考えにくいだろう。遠い、実に遠い話として、味噌や油などの量り売りはあったと思うが。たばこ1本というのは、聞いたことがない。

彼女の話によれば、結構需要度は高いという。またドリンクも小さなビニール袋に瓶から詰め替えて、ストローを入れて売るのだ。瓶は、サリサリの店が回収する。子どもたちのちょっとしたグループの誰かがコーラーを買えば、その一つのビニールに2-3本ストローを入れて、飲んだりする光景もあったりする。

このサリサリの重要度もそうだが、数回前のブログにも書いたがバイクで小売りする魚プラス野菜の小売り屋さんも回ってくる。こうしたコミュニティがあるのだ。ただし、ここまでの末端のビジネスは、資本力に左右されるので、定期性がない。突然、やってこなくなる。

というのも、田舎自体が経済的に厳しく、消費者が、かのなじみのサリサリや小売業者に支払いを後付けに回してもらうケースも多いのだ。そうすると、ビジネスの運営が厳しくなることもある。彼女の場合も、2007年に初めてサリサリをやったが、すぐ運営に躓いた。
未払いが多くなり、立ち行かなくなるのだ。

また6-7年ぐらい前から、またサリサリを再開した。彼女は夢を持っている。

彼女の夢

私自身も告げているが、将来は、彼女がレストランをやれればいいと思っている。彼女の料理は、レパートリーが多く、そしてうまい。私は日本人なので、どうしてもフィリピン料理すべてを受け入れられるほど、タフではない。どちらかと言えば偏食家だ。それを彼女は見抜いているので、私には、嫌いなものは出さない。

私の好きなものは、かなり限定されているので、例えば、ハム・ソーセージ・チーズ・肉のスープ、ピザ、そしてフィリピン料理としてはかなり好きなミヌードという料理などを私のために作ってくれる。フィリピン料理のベースはどちらかと言えば、やや酸っぱいということと、若干独特の癖がある。あれは何の味だろうと思うが未だに分からない。

話は突然変わるが、2012年に、フィリピンに行ったときのことだ。彼女の作った独特のスープにスペアリブ風の肉が入っていたスープは、非常にうまかった。すごくうまかった。あれが食べたいと、今でもよく伝えているが、なかなか私自身がフィリピンに行けなくなってしまった。今年こそはぜひ行きたい。このブログで頑張りたいと思っている。

☆フィリピンお役立ち情報・ひとくちメモ

サリサリってどんな感じのもの?



サリサリとは、昔の日本で言えば、駄菓子屋+食料品+雑貨屋のようなもの。ご近所さんとのコミュティの中から支えられ維持されているので、割とお金の面では、融通が利く。特に、田舎では、お米で生計を立てているので、収穫があって、お米を売らなければ収入がない。

サリサリとは、昔の日本で言えば、駄菓子屋+食料品+雑貨屋のようなもの。ご近所さんとのコミュティの中から支えられ維持されているので、割とお金の面では、融通が利く。特に、田舎では、お米で生計を立てているので、収穫があって、お米を売らなければ収入がない。

つまり、収穫前は、生活費が厳しくなる人がいる。 そこで、さりさりにツケ払いする人も多くなる。いわゆる「お金が入るまで、支払いの分を貸してください」ということになる。その人数が多くなると、サリサリをする側の資本が厳しくなることがある。売上があっても、入金がない状態だ。貸し倒れすることもあるようだ。

しかもたばこ1本。飴玉1個から売っているので、つけ払いが貯まると営業的には厳しい。なので、サリサリは、維持するのが難しい。私の彼女も一度、サリサリを作って、自家償却も増えて、一度、店を単打經驗がある。今また厳しいながらも再開しているが。 写真は、彼女のサリサリとは無関係のモノです。

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