夢見心地☆第5の教訓 ★19#0108

夢見空間

孤高の老人が、人生の荒波に翻弄されながらもついに成功者となった。
その人生の終末に成功のための法則を後世に遺したというカタチで、
6つの教訓がある。
「マジック・ストーリー」(フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ[著] 野津智子[訳] ソフトバンクパブリッシング株式会社)の中の話だ。
簡単な小説仕立てのようなストーリーの中にまとめられているが、教訓については、
特別な扱い方をして後半にしっかり紹介されている。

その教訓のすべては有意義な内容だが。それは前出書で、皆さんでお読みいただきたいが。
このブログでは、あえて第5の教訓について、注目してみた。

第5の教訓とは、

  「自分で自分の心に植えつけた、有害で自滅的な思い込みを捨てること。」
(「マジック・ストーリー」フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ[著]
 野津智子[訳]ソフトバンクパブリッシング株式会社 より引用)

というのがある。

なぜ、この文言に注目しているのか。
このブログでは、以前にもこの文言を紹介しているが。今日は、ちょっと違った角度で、この文言の意味を考えてみた。

前回のブログ”夢見心地☆現実からのメッセージ ★19#0107 https://isle23ch.com/philippines/yumemi/2100/”では、

次のように書き出した。

   私たちをとりまく物理的現実は、私たちの意識が投影されたもの、反映した
  ものだということを納得する必要があると思っている。
  あまりにリアルな現実は、
  
そのリアルさ故に、あまりにリアルな経験と体験さ故に、そう信じることは
  極めて難しいが。それでもバシャールが指摘するように、私たちの意識の中に
  ある世界なのだ。


  私たちが外側にあるものだと思っている物理的世界は、私たちの意識の中に
  あるものだ。私たち自身が自らが創り出した世界なのだ。私は、そのように言う、
  バシャールの概念を強く支持している。

私たちをとりまく物理的現実は、私たちの意識が投影されたもの、反映したものだということを納得する必要があると思っている。

あまりにリアルな現実は、そのリアルさ故に、あまりにリアルな経験と体験さ故に、そう信じることは極めて難しいが。それでもバシャール(※チャネラーであるダリル・アンカーがチャネリングによってコンタクトするスピリチュアル的存在)が指摘するように、私たちの意識の中にある世界の投影を見ているにすぎないのだ。

私たちが外側にあるものだと思っている物理的世界は、私たちの意識の中にあるものだ。私たち自身が自らが創り出した世界で。私は、そのように言う、バシャールの概念を強く支持している。
結果として、現実からの学びによって多くを諭らされている。

と。

私は、常にその思いに拘っているので、今回もそれに引き継ぐカタチで、もう少し深掘りしてみたいと思っている。特に、

  私たちが外側にあるものだと思っている物理的世界は、私たちの意識の中に
  あるものだ。

の部分だ。

「ザ・キー」(ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳] イースト・プレス)
のp191に関連した内容がある。
ジョー・ヴィタリー博士の紹介により、
スピリチュアリストの第1人者の一人であり、医学博士であるディー・パック・チョプラ博士の話だとして。
その中で、興味深い紹介がある。

チョプラ博士は、次のように言っているということだ。

 「『外には何もない』というのがあって、わたしも同意します。
  あなたの外側にある、他人もふくめてすべてのものが幻想であるというのです。
  そしてすべては鏡だというのです。」

(「ザ・キー」ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳]
     イースト・プレス:p191より引用)

私も、ヴィタリー(ビタリー)博士同様、チョプラー博士が言っている『外には何もない』という概念を受容している。これは、多くの人にとっては、あまりにリアルな物理的現実にどっぷり浸かっている場合には、全く絵空事なメッセージで、とても受け入れ難い概念だろう。

だがその概念を受け入れることは、かなり勇気のいることでもある。
難しいことでもある。それでもホンの少しでも、受け入れ可能で、受け入れ始めたとき、
私たちの世界観は一変し、特異な概念世界を自覚するようになる。

としても、私たちの心を反映した物理的現実の強力な説得力は、容易に、私たち自身を自由な概念へと開放してはくれはしない。常に、迷い疑いながら馴染みのある物理的現実への信仰の根深さを思い知らされる。その繰り返しの試練の中にあって、なお『外には何もない』ということを受け入れざるを得ないことなのだ。

もしあなたが、『外には何もない』ということ。
『すべては鏡だ』ということを、受け入れ可能だとするなら、

冒頭で取り上げた「マジック・ストーリー」の第5の教訓 

  『自分で自分の心に植えつけた、有害で自滅的な思い込みを捨てること。』
(「マジック・ストーリー」フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ[著]
 野津智子[訳]ソフトバンクパブリッシング株式会社 より引用)

は、かなりのインパクトのある言葉だと気づく。

自ら創出した『有害で自滅的な思い込み』があるとするなら、私たちは、直接(自滅的な思い込み)の結果を、自ら投げたブーメランのように、受け止めることになるからだ。

『外には何もない』とは、鏡に映し出された物理的な現実には、何の責任もなく、
すべては、自らの思い込みの責任であるということを意味している。

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