前回のブログ”意図についての気づき夢見心地☆願望実現を阻むものとは… ★19#0132”に補足したいことがある。
個人的な時間等の都合で、書ききれなかったので。少し付け足したいことがある。
前回の記述は、
「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)の著者、ロンダ・バーン氏の実の妹で、グレンダ氏の話だった。
前回の内容では、分かりにくかったと思うが、グレンダ氏は、アメリカにいるロンダ・バーン氏の事務所で働きたかった。だが、本の記述の中では、詳しく書かれていないが、
何らかの理由や事情で、ともかく、一定の条件が許さなければ、
すぐにオーストラリアから出ることができなかったのだろう。
何かしら、そうした事情が、
グレンダ氏の重い腰を上げにくくしたのだろう。
こうしたことは、私たちの決心をしなければならない場面や決意などにおいて、
しばしば、よくあることだ。
それは、ときには慎重になるという言葉に置き換えられたりもする。
例えば、当面、
その○○な条件が、整うような保証がないことが多い。
つまり整うまでの当面の見込みがないなど。そうしたことが、
かなりの確率で、私たちの決心を鈍らせ先延ばしにすることはよくあるものだ。
その意味で、
確かに、「△□◎なことをしたい」という「願望」は”ある”として、
なかなか結果を生み出せないことがある。
こうした動くに動けないグズグズな停滞を招く状態について、
前回のブログでも、引用したトランサーフィン第2巻「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」
(ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)
のメッセージが、意表を突く。
「願望は役にたたないどころか、邪魔するだけなのだ。」
( 「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」 ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店: より引用)
は、まさにソレを言っているのだ。
「邪魔をするだけなのだ」という意味は、
願望が、願望を現実化させるために足枷となる条件を付随させているという
意味があるのだろうと思う。
このメッセージ対峙して、
「現実化されるのは、願望ではなく、意図である。」
( 「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」 ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店 本のカバーより引用)
という「意図」とは、何だろうか。
それを、前回のグレンダ氏の行動の引用により示したつもりだが、
分かりづらかったかもしれない。そこをもう少し、補足したいというのが、
今回のブログの狙いだ。
私自身の例を挙げたい。実例だ。
この話は、以前にもさせていただいているが、改めて、強調したいと思う。
私は、数年前の10月末にフィリピンに行った。
それを決意したのは、8月末頃だった。
私のフィリピン在住の彼女に伝えた。
しかし、その時点では、行けると思っていなかったのだ。
あくまでも、「行けたら、良いが…。難しい…な」と、正直、思っていた。
理由は、金銭的な問題だ。私は、多少の借財もあり、ずっとお金にに苦しんでいたので。
返済のお金の工面にも、ギリギリで苦しんでいたのだから。
私は、成り行きで、8月末に「10月のハローウィーンに行くと、告げた」のだ。
まったく、根拠もなしに。もちろん、ささやかな願望だけはあった。
彼女は、そんな私の話を本気にしていた。私は、「多分、行けないかも…」と心の裡で推し量っていた。少し後ろ暗ささえ感じてさえいた。
そして、フィリピン行きを告げて、すぐにも問題も起きた。
何より、数次のパスポートの期限が切れるところだった。こんな時には、
まるで、わざとのように嫌味なことが起こるものだ。
9月で、期限切れになる。「ヤバイ!」
更新手続きをしなければならない。
しかも、それが2万円近い費用だ。そのお金をどうしようか…?と、すぐに思った。
挫折した。
なぜなら、
そのパスポートの更新の金さえ工面に悩んでいるのに、旅費など、この時点で、
とても無理だった。
窮余の策で、
私は、そこで本気で、イメージングをすることにした。
揃えたものは、かつて行ったことのあるホテルの画像や、ホテルで過ごす部屋の様子の画像や彼女たちと子どもたちを以前に撮った写真など。
毎日、数回ずつ、眺めた。そこにいる自分をイメージしたのだ。
YouTubeの動画も活用した。ちょうどホテルを通過する車窓の動画が見つかったのだ。
また、彼女や子どもたちとショッピングするモールの画像があった。すべて利用した。
ともかく、パスポートがなければ、話にならない。いづれ、今回がダメでも、取得する必要があった。そして、いま手元にあった本来返済に当てなければいけない2万円を、使うことにした。
このパスポートがなければ、どうしようもないだろうという行動の決意に、
実は、
「現実化されるのは、願望ではなく、意図である。」
( 「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」 :前出)
の「意図」が含まれているのだと思う。というより、意図を目覚めさせ、
奮い立たせているのだ。
私がイメージングを本気で始めたのは、パスポートを取得する手続きを始めたあたりからだった。9月の初旬ぐらいだろう。
はっきり言えば、どうとでもなれ!と目に見えない力に「委ねた」のだ。
そして、10月末に行くためには、航空券の予約もしなければならない。
空いている時期だとしても、ほぼ1ヶ月前にには、なんとかしなければならない。
金がない。ともかく、金がないのだ。
そんな時、奇跡が起きた。
もちろん、イメージングは行っていた。
その奇跡とは、詳細は、かなり都合が悪いのでボカすが。
私の住む地元の会長さんから、私へのある依頼に対して、
ちょっとした条件を提示して呑んでいただいた。
その依頼とは、現会長が、高齢のため、辞めたいので、
私に自治会の会長になってほしいという依頼だった。私の住んでいた居住棟では、
高齢化しており、自治会の役員になり手がいなかったのだ。
条件を出すのは良くないかもしれないが、呑んだ。そして、
私に優位になる条件までを呑んでもらって、
その一つとして旅費に相当する分を借り受けた。なんなく旅費分を借りることができた。
しかも、その前会長さんは、これまで充分な面識も親しくない相手だった。
さらに、返済については、私自身の負担が大いに軽くなる長期の返済条件と
別に若干の収入まで付いた。
当初、私がお金を借りたいと申し出たとき、相手はびっくりしたが。当然だろう。
だが案外、話は全て丸く収まったのだ。
そのお金を、旅費にすべてあてたのは、当然だ。私自身の通常の返済にも、
困ることがなかった。
そして、実は、問題がもう一つあった。
私は、自分のビジネスだけでは、汲々としていたので、生活費補填のアルバイトをしていた。
それでも生活は、かなりきつかったのだ。
その問題というは、アルバイト先だ。職場を休むことに対して、かなりうるさいのだ。
通常、自分のローテーション休みを入れても、最大で4日までが、限度だというのだ。
そこをなんとか、無理をお願いして7日間休ませてもらった。
もっとも、それから数ヵ月後に、ネガティブなお負けがついた。
突如呼び出され、リストラされた。職場のせいで、右膝と腰を痛めていた。
特に、膝を痛めている姿を見て、上司は、「都合が悪いので労災扱いにしたくない」と言って、
別の職場の配置転換を申し出て、辞めるように仕向けてきた。
私が、条件がすべて変わる他所へ行くことを望まないことを見透かしたような急な話だったが。
私は、直感して了承した。私自身も辞めたいと考えていただからだ。
宛はないが、これでいいと思った。もちろん、この先、どうなるだろう…かと心配した。
私は、私自身の恥ずかしい話をさせていただいたが、
「意図とは何か」について、詳細を述べたかった。
ともかく、分かりづらいからだ。
具体例で示すのが一番だと思うからだ。
私の実感している「意図」とは、
それが、たとえ、いまが仮に不可能な条件ばかりだとしても、
そうなるのが自然なように。そのために必要なことのために、まず、動き出してみることだ。
それが、願望実現のための「意図」の働きを可能にするということだ。
文字通りに言えば、前回も記述したが。
「郵便受けにある新聞を取りに行く」
( 「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」 ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店: より引用)
その感じでいい。それにどれほどの困難さがあると言えるだろう。
後は、野となれ山となれで委ねるしかない。「なんとかなる」である。
しかも、もしその意図が作用することに成功した場合には、
思いがけないことが、オンパレードでやってくるという事実を、私は体験したのだ。