先日の朝１０：３０am過ぎほどのことだ。私は、アファーメーションを行っていた。
アファーメーションというより、イメージングだ。独自のやり方で。
なかなか成果が出ないという焦りもある。
その途中で、静かな日曜の朝を、廃品回収を名乗る業者の車がマンションなどの上層階用にラウドスピーカーを天空に向けて、
何度も、「冷蔵庫、洗濯機、テレビ、不要になったものを…無料で引き取ります」などと大音量でやっている。
執拗に、静かな街のひとときを無粋に壊しながら、
耳障りになるほどうるさくやっている。大変に不快な行為だと思っている。
今回の業者はいつも業者とちがっていたらしい、
業者によっては、成果がないときもあるのだろう。
時には、長時間粘って、２０分くらい居続け、徐行速度を限界まで、
遅く、ゆっくり走行していることもある。
その間、大きなスピーカー音で発している。
まったく内容のないメッセージを念仏のように。
正直、まったく根拠のないことを言うが、言いがかりみたいなものかもしれないが、
それだけひとつ取り上げてもだけでも、
彼らがまともなビジネスをしているとはとても思えない。
話を戻すが、
そのイメージングをしている時に、その業者の音が、遠くの方からすでに聞こえてきた。
「あー、まもなくこちらに来るのだな…」と思った。
いつもの業者とは、違うようだなとは思った。
スピーカーの発する声が違うし、実際、粘ることなく、５分ほどで、居なくなったものだ。
その業者の音が、
だんだんこちらに近づいてくる。音が次第に大きくなりつつあるからだ。
私は、なるべく考えないようにしていた。どうしても不快になるからだ。
それがよくないと思っているから。できるだけ、
アファーメーションを続けるようそちらに集中するようにした。
その時、ふと思った。
「なぜ、廃品業者が現れたのか…」と。
私は、当然、普段から快く思っていないので、
彼らが現れることなど、そもそもまったく望んではいない。
それなのに、いま現れた。
私のリラックスしている気分を乱すように、意表を突くようにだ。
それは、普段から快く思っていないというものが、
ひとつの原因にもなっているのだろう。
私はあることに気づいた。非常に些細なことなのだが。
これは、私が「無意識に招き入れていることなのではないか」と思ったことだ。
もちろん、彼らは私の意識とは関係なく
彼らの事情で存在している。彼らの自由で現れている。そのように見える。
でも、それは一見もっともらしく思えても、「実は」違うのだと思っている。
私のまったく気づいていない私自身のネガティブな何かの部分があり、それが、習慣の反復として刻印されていて招き寄せていると。そう思った。
私自身のネガティブな力が、私を不快な方へただ引きずり込みたいと思って。
妙な言い方に思えたかもしれない。
「習慣の反復」とは、以前に何度も、先にあげた業者などが、土日でもお構い無しに、
静かな朝を無粋にぶち壊しにくると感じていたので。そのように表してみただけだが。
今朝、静寂を打ち破るものについて、意識の方は、すっかり忘れていた。
しかし無意識には、刷り込みがあるのだ。
そのネガティブな反応をする思いの部分が、不快なものを引き寄せてくる。そう感じた。
私は、アファーメーションを途中で、一端、止め。極力不快に思わないように、ただやり過ごすことにした。そのように意図した。まだ当面、こうしたことが、何度か必要になるだろうが。
その成果は、いづれ現れるだろうと思っている。
たまたまこの程度だからよいが、
私たちの思考には、そうしたネガティブな種をいつしか、
知らずうちに植えていることがあるのだという思いがした。
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