かなり以前のこと、ある有名女優のカメラマンの旦那さんの言葉だったと記憶している。
あまりに記憶が曖昧なので名は伏せておきたい。
当時、何かの雑誌の記事に「あきらめない勇気」という言葉を投げかけていた。
なぜ、あきらめない勇気なのか。
その女優さんは、才女でクイズ番組にもよく出ていた。しかも、男性からは、
お嫁さんにしたい候補でもNO.1だった。
で、その女優さんを射止めたのは男性カメラマンで、どちらかと言えば、
強面で、背も高くない。忖度せずに言えば、イケメンタイプではなかった。
そんな中、ライバルの多い女優さんを射止めるため秘策は、
なんと、あきらめない勇気で望むだけだったというような記事のように思う。
はっきり言って、正確ではない。間違っているかもしれない。
ともかく、大事なのは、あきらめない勇気ってことだけだ。
それはそれとして、
私は、この「あきらめない勇気」という言い方が、その頃、
どこか新鮮で、「いいな…」と思った。
いまもそう思っている。
ちょっと心が折れそうな時に、この言葉を噛みしめてみると、やや元気が出たものだ。
人の心は、よく揺れ動くもので、2-3日前だ。
私は、寝床について、ウトウトしかけたころだろうか。
私は、私自身に「ありがたい」と思った。なぜなら、私は、刹那的にネガティブな生き方を選択せずに、むしろ成功法則を学び、それを知りつつあるからだ。
自分の気持ちにふと現われるネガティブな気持ちにさえ支配されないようにすれば、
あるいはポジティブに自分の心をコントロールできるようにすれば、答えは自ずから、
道は開けるのだと。そう思うと、嬉しかった。
何か、それだけで、
成功者になったような気分を抱いて、ニヤリとした気分で寝た。
だが、気持ちは、一定ではない。それから1日-2日を経て、
ふいに、制限の多い理性が、あれこれと、判断をし、推測し、理性という範囲の中で、
思いつく限りの常識どおりのシュミレーションをする。
すると、自分の目的が、急に届きそうになく、不安になる。
迷惑をかける人も出てくると思うと、気持ちも焦る。
「うーん…。、ダメかもしれない…」と、気分がやや沈む。そんなときは、
一方で「あれれ…」と、自分でも、ネガティブな感情に左右されていることに気がつく。
理性は、やはり願望実現の可能性について、いつも小姑のようにうるさくついてまわり、
「目的達成には可能性がなく、厳しい現状がある」のみだと指摘する。
そんな時は、目的達成のビジョンを思い出すことが、良いのだろう。
私は、このブログを記述する前に、少し、気分が塞いでいた。
目的達成のために、自分で何とかしようとする意図が、強く働いてしまっているからだ。
それは、トランサーフィン的には、内的意図に依存しているということになる。。
そうすると、どうしても理性が打ち勝つ。
理性の計算が、実現するのは、難しいと判断を下し、
結果、気分が滅入るのだ。
私は、内的意図でなく、合理的な説明の付かない、願望実現のプロセスの中で、
特異に現われる不思議な力、つまり外的意図が作用してくれるよう選択している。
心がけている。それは、次のことによる。
トランサーフィンの第2巻
(「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)
の冒頭には、
特に重要と思われる数行ほどのメッセージが、抜き書きされている。
その一節を引用しておきたい。
「トランサーフィンの本質は、内的意図を断ち、外的意図を利用するという点にある。
外的意図とは、”所有する”決意のことである。言い換えると、
自分がそれに値すると思い、選択権が自分にあることを知っていることだ。」
(前出:[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]より引用)
を念頭にしているからだ。
外的意図が働くよう心掛けて、そのために、願望がすでに実現したかのようなビジョンを思い描いている。リラックスできる音楽も立ち上げて、これを、ここ何日も実践している。
ビジョンを思い描いている間は、ときどき、その場の雰囲気に浸ることもある。
それが、大事なのだろうと思う。
喩え、こうしたことを実践していても、時折、気持ちが塞ぐこともあるものだ。
一方で、
それでいいのだと思う。自分にすべて完璧さを求めても負担になるだけだからだ。
「夢をつかむ方法」(ジェフ・ケラー[著] 弓場 隆[訳] Discover)
を開いた。《4 自分の感情に責任を持つ》という項目が目を引いた。
「まず、怒りについて。誰かがあなたを怒らせるのではありません。
あなたがある状況に腹を立てることお選んだだけです。恐怖や不幸についても
同じです。それらの感情は、あなたがネガティブな思考を選んだ結果なのです。」
(前出:「夢をつかむ方法」より引用)
このメッセージは、分かりやすい。私は、怒りがあって、恐怖があって、不幸があって、云々ではないけれど、まだ少し先の未来について、勝手なシュミレーションをして、実現の可能性についえて、自分の気持ちの世界で、不安になりネガティブな思いを引き寄せたのだと気づかせてくれた。そこで、思い直そうと、気持ちを立て直せていただいた。
このブログの後も、再び、いや、何度でも、ビジョンを描いてみることにしようと思っている。
【フィリピン・夢見メモ】
フィリピンの彼女とSkypeで話をすると、お互いのビジョンの話になることがある。彼女は、ビジネスがしたいという。子どもたちも、上の子をはじめ、今カレッジに行っている長男と長女は、やはりビジネスがしたいと思っているようだ。そのために、カレッジで頑張っている。
特に、彼女は、現在も「サリサリ」と呼ばれる、雑貨販売を行っているが。田舎で人口密度が低い。街へ出て、小売りビジネスの販売をしたいようだ。私は、彼女の願望実現のために、支えたいと思っている。彼女は、彼女でビジョン化しているようだ。私は、彼女の夢が現実化することを祈っている。
★戻る | ★前日の記事を読む
★過去リンク
夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/
夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/