フィリピン・パブ☆上野(アメヤ横丁)同伴デート #23

フィリピン・パブ

この日私たちは、御徒町駅で降りて、しばらく雑踏の中を突き進んで行くと、
天津甘栗の露店売りが気前よく、売りさばいている。
その呼び込みと、購入を申し出た客に、
栗を盛って、盛って、さらに盛るというおまけのパフォーマンスに
釣られて、彼女も買った。

袋の中を見て、「イッパイアル」と、喜んだ。
宿舎マンションの女の子たちにあげるのだと言っていた。

彼女は、洋品店で衣類などを手にしてとって観た後、一部購入し、
さらに、小物の雑貨店に立ち寄った。そこで彼女の信心深さを垣間見た。
マリアの胸像やネックレスなどの装飾品を買った。
いずれも数百円程度の安いものだ。

このマリア像を、数年後、彼女の部屋で観た。
頭の一部が大きく割れていたのが、印象的だった。
ただこのマリア像を見て、上野のこの日デートを懐かしく思い出したものだ。

さらに上野寄りのアメヤ横丁の通りで、
今度は、チョコレートのたたき安売りと出会った。

また彼女は、このパフォーマンスに食い入るように大喜びだ。
特に、おまけの上に、おまけのサービスが、栗のときよりも、
ずっと多く、彼女は、笑って喜んだ。「イッパイアル」

彼女に言わせると、
フィリピン人は、日本のチョコレートはおいしいから好きだという。
なぜなら、
フィリピンのチョコレートは、ただ甘いだけでおいしくないと言う。

手に荷物が増えたので、少しばかり休憩のため喫茶店に寄った。
話の中心は、先ほど買った、栗の露店売りと、チョコレートの安売りのことを、
話題にした。彼女も、あのパフォーマンスがよほど楽しかったのだろうと思った。

あと数日で帰ることになるという。

この日のことは、私は、よく覚えている。
しかも、2005年頃の、もう14年以上も前の事になるのに、、
この上野・アメヤ横丁のデートのことは、ポイントポイントをよく覚えている。
私は、彼女の喜ぶ姿が、嬉しかった。

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