私は、斎藤一人さんに感謝している一人だ。
いつも考え方の拠り所には、させていただいている。
もちろん、これまで「まるかん」とも無縁だし、講演会にも言ったことはない。
先方の誰一人、私の存在など知る由もない。
あくまでも著作や音声CDを聞いて、
斎藤一人さんの実業家としての哲学や考え方を学んでいるだけだ。
その意味では、客観的な距離を保っているつもりだ。
ひとりさんの哲学は、生きた実践的な話が多い。天国言葉と称して、
「うれしい」
「たのしい」
「感謝しています」
「しあわせ」
「ありがとう」
「許します」
を、数多く口に出して言うことを勧めている。
ひとりさんのメッセージは、寛容だ。
”そんな馬鹿な!”とか”そんなことあり得ない”という考えの持ち主には、
明確にこう言う。
「信じても、信じなくても良いですよシリーズだからね」と。
だが、ひとりさんのメッセージは、理に適っている。
「天国言葉」は、文字通り、プラス思考の固まりだからだ。
ネガティブな言葉を「地獄言葉」と区別して、
ネガティブな言葉は使うなとはっきり言っている。
何ひとつ、それが問題になるような悪いことは、一切、言っていない。
ただただもっともだと思うだけである。
成功法則の習いでいけば、
思うことが、現実化するということを念頭にすれば、
極めて正しい考え方が、天国言葉に象徴されていると言える。
「あっ!と驚くしあわせのコツ」(総合法令)などを著作に持つ小俣和美(斎藤一人さんの元お弟子)さんは、斎藤一人塾の寺子屋講演会(「二千年たってもいい話」斎藤一人著/CDの付録に基づく)の中で、
ひとりさんの20数年前にあった印象的なエピソードを話して居られる。
天国言葉の「しあわせだなあ」の言葉についてである。
あるときお弟子さんたちと斎藤一人さんで、ドライブに出た時に、
ひとりさんに緊急の連絡が入った。その際、小俣さんは電話の様子から、
何か工場で問題でも起きたようだと振り返り、「大丈夫ですか?」と聞くと、
その時ひとりさんが、予想外の行動に出たという。
車内で、ご自身のベルトを緩め「あー。しあわせだなあ…」と声にだして言ったという。
さすがに、小俣さんも「えー、この人ちょっと変」と感じられたほどビックリし驚いたそうだ。
それから、何があっても、「いつでもそうだったんです」と感想をもらしている。
どんな時にも、
「ベルトを緩め、あーしあわせだなあ」と、ひとりさんは口にするそうだ。
さらに
小俣さんは、私たちは常に幸せ探しをしなければ、しかも数少ない幸せしか探すことができないが、ひとりさんに教えられたのは、
「いま、しあわせだと思い、口にすること。言い続ける。」ことだと強調している。
「しあわせだ」と口にするタイミングは、特別なときではなく、
状況が困難なときは、なおさら、口にするのが良く効果的だ。
そして、常に「いま」この瞬間に、
「しあわせだなあ」を口にすることが、大切なのだということは、
斎藤一人さんらの著作から、学ぶことができる。
「私は、このブログを持てて、あー、しあわせだぁ。幸せありがとう。」