モノの見方にひとつには、ポジティブとネガティブがあって。
例えば、ポジティブを良しとはしない人もいて。
いろんな見方、意見を持つ人、述べる人がいるが、それはそれでいいが。
私個人としては、
何事においても、知に働いて、ポジティブな「選択」をすべきだと思っている
そこで、
ポジティブになるには、どうすればいいか。すでに、答えを述べているが。
何があっても、ポジティブな自分になるということを「選択」し、
常に、ポジティブなことにフォーカスし続けなければならい。
たったそれだけ。
たった、それだけなのだが、
それには、意図して行わなければならないという制約はあるようだ。
ジェフ・ケラー氏の著作「成長の法則」(ジェフ・ケラー[著] 弓場 隆[訳] Discover)
には、次のようにある。
「ポジティブな人はポジティブに考えるよう心を律している。
毎日、心の中で思うことが、あなたの心の持ち方を決定する。」
(前出「成長の法則」:p100より引用)
と述べている。
私たちは、どうしてもネガティブな状態に晒されているため、
ただ漫然としていると、知らずのうちにネガティブな気分を醸成しやすい。
私たちの周りの人を、ちょっと観察するとすぐにそれがわかる。
私の例だが、とあるところで、以前、目にした話だが。
中年の掃除係の女性が、一時的な休憩をとるために戻るらしいところで、
「あー、ちかれた(疲れた)、ちかれたあ~」などと言って、私の横をすり抜けていくのを
見かけたことがあった。
そんな場面は、場所を変えて、いつでも目にする光景だ。
内容は違っても、類するようなことは、山ほどあるだろう。
自分自身を振り返っても、かつてはそうだった。
まだ成功法則の学びをする以前は、
「嘆息(ためいき)」をついたり、あるいは、「疲れたぁー」などを
連発していた時期もあった。
他人のことは、どうこう言うつもりは端からないが、私自身については、
いま、それを思うと恥ずかしい。
完璧にできているとまでは言うつもりはないが、私自身は、極力、言わない努力はしている。
ネガティブな発言は、一切、しないようにしている。
前述した本にも、
「あなたは、心の中で思うことを、ポジティブになる方向に
コントロールする必要があるのだ。」
(前出「成長の法則」:p100より引用)
としている。
さらに、ジェフ氏は、
私たちの置かれている環境は、常にネガティブになりやすいと述べている。
街の中でも、電車の中でも、ネガティブなことと向き合う場面はいくらでもある。
その延長線で言えば、メディアが垂れ流すニュースもそうだ。
どうしても、メディア間のニュースは、同じソースネタを、
より扇情的に、それぞれの言い方で繰り返し報道がなされる。
一日の上でも、何度でもそうだ。世界の暗部を晒すような刺激的で暴力的な事件や事故は、
少なくも、以後、2-3日以上は、続く。
ほんの僅かな情報を追加しているだけにすぎないのに、
すでに知っている内容を一から、ことごとくすべてを垂れ流す。
TVでは、どの局も、ほぼ同じことをやる。
誰もが知っているとおりだ。
こうしたネガティブな情報の洪水が、果たして私たちに、
健全さを、健全さのままで保持させてくれるのかどうか。はなはだ疑問に思う。
先のジェフ氏は、はっきりとニュースには、気をつけようと促す。
それは、ジェフ氏に限らない。
成功法則本を出している多くの著者たちは、比較的、そのことを指摘し取り上げている。
意図してポジティブになるためにという意味で、ジェフ氏は、
ポジティブな内容やメッセージに溢れる本や自己啓発書を積極的に読むことを
勧めている。
もう一つ、
「ポジティブな人とつきあって、ポジティブな心の習慣を
身につけることが大切だ。」
(前出「成長の法則」:p101より引用)
とも述べる。
その上で、
「自分の心の持ち方をポジティブにすることは、
人生でもっとも重要な決意の一つである。」
(前出「成長の法則」:p101より引用)
と、ポジティブさとは、選択し、意図しなければならないことを示唆している。
☆ ☆ ☆
【フィリピン・夢見メモ】
フィリピンの私の彼女とほぼ毎日、Skypeでやり取りをしているが。そこで感じる彼女の態度は、基本的には、ポジティブだ。それがありがたいとよく思う。それはどこから来るのかと考えたときに、彼女の信仰にあるのだなと思う。信仰を非常に大切にしている。神様の言葉や神様への祈りを欠かすことがない。フィリピン人の全員がそうだというつもりはないが、彼女たちの明るさは、信仰からきているのかもしれないとふと思う。そんな彼女にも落ち込むことがある。そんなとき、言う言葉が、「ナントカナル」だ。私自身、弱気になったときも、「アキラメナイデ」と何度か口にしたことがある。彼女の気持ちがありがたい。
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