夢見心地☆クリアにする ★20#0226

フィリピン-ピリピン

「あなたの人生を動かしているのは、あなたのなかの隠れた思い込みです。」
      (後出「ザ・キー」より引用)
というのは、
ジョー・ビタリー博士の言葉だ。

彼の著書の「ザ・キー」(ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳]
 イースト・プレス)の中のメッセージだ。

ビタリー博士のこの著書は、「引き寄せの法則」が思うとおりの結果を出せない
ことに対して、「ザ・キー」を著している。

その主なテーマは、”思い込みをクリアにする”ということが、
中心になっている。
クリアにするための様々なメッソド(方法)も、この本の中で、
数々紹介されている。

 「『キー』とは、つまり、ほしくないものを引き寄せている隠れた思考や思い込みを
  『クリアにする』ことです。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

と、その主旨を明快にしている。

思い込みが、引き寄せの法則の邪魔をしているというのだ。
さらに、

 「実は、あなたが引き寄せているものこそ、あなた自身にふさわしいと
  思っているものなのです。ほんとうにほしいものを引き寄せるためには、
  その隠れた思考パターンを変える必要があるのです。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

と。

もし現状に不満があるのだとすれば、いまその物理的な現実の中に、
私たち望んでいない姿(=隠れた思い込み)が、
実は、現れているということになる。

私たちが望んでいると思っているはずが、実は、本音の部分で、
それを恐れているという意味にもなる。
残念だが、物理的な現実は、リアルなカタチでそのまま現れているということになる。

私たちは、私たちの心の結果としての物理的な現実に自ら分析を加え、
隠れた思い込みをクリアする必要がある。

前述のビタリー博士の著書「ザ・キー」は、数々のメッソドを紹介している書いた。
その中から、

   クリア・メッソド3の一部を紹介しておく。

   「認知療法を使った、クリアになるための5つのステップ」
      (前出「ザ・キー」より引用)

と題するもので。

   「アーロン・ベック博士が考案し、40年にわたる研究に裏づけされた
    認知療法は、思い込みをクリアするのにたいへん有効な方法です。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

という。

5つのステップの重要な要素である。
ステップ1を紹介する。

   「まず、あなたを苦しめているネガティブな思考を見つけます。
    それを紙に書いてください。この作業は、いわば虫取り網で蝶を捕まえる
    ようなものです。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

この際に、ネガティブな思考が存在していることすら、自覚していないことがあるという。
思考をはっきり捕えることができない場合、気分の変化に注目してみるのもいいだろうという。

気分が変わったら、そのタイミングで、

  「すぐに自問してみましょう。『いま、自分はなにを考えただろう。』それが、
   あなたの取り組む思考です。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

ステップ2-5までを含めての詳細は、直接、当該著作によって確認していただきたい。

それぞれのステップのプロセスを経て、

最終的には、
ステップ5に相当することであるが、

   「最後に、自分を苦しめている、あるいは自分に限界を課しているその思考が、
    不要なものであることを自覚します。」
      (前出「ザ・キー」より引用)

とある。

こうして、隠れた思い込みをクリアできるだろうという。

メッソドは、ともかく。
もうひとつ、注意すべき点もある。

物理的な現実は、確かに私たちの心の投影であるが。

物理的現実が変わるまでに、大なり小なりのタイムラグを生じる。

物理的現実が変わるのは、遅れるのだ。
すぐに、変化が現れないといって、焦ってはならない。常に、ポジティブな状態を
保つ必要があることも忘れてはいけない。たとえ、しつこく何度も、
ネガティブな状態が現れても、意識を向けない。

無視することだ。そのことにフォーカスすればするほど、相変わらず、
そのネガティブな状態が現れやすいからだ。意識だけは、それでもポジティブに
振舞うことが大切だ。



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