2011年の最後の一日を迎えて、いま曇がちな空から、徐々に、少しずつ晴れ間が見え素晴らしい陽射しが差し込みつつあることにまず感謝したい。
今日の空の様子を思うとき、プラス思考の持つ深い意味を、教えられる思いがする。
いまこの瞬間にも、勢いのある燦燦とした光が部屋に入り込んできたが、と、すぐにまた雲に少しのあいだ覆われる。それでも、再び光は、私たちに冬の光をまた届けてくれる。そんな繰り返しが、いま何度も窓の上の空で行われている。あと小1時間も待てば、きっと暖かい陽に
照らされるだろうことが予感できる一日のスタートだ。
ジェフ・ケラー氏は、著書「いつもうまくいく人の成功法則」(弓場 隆[訳] ソフトバンク文庫)で、13章 ≪プラス思考の持つ力を信じる≫の中で、次のように語る。
「プラス思考とは、それをすれば一夜にして目標を達成できるという意味ではない。
たとえば、お金儲けについて考え始めて、翌朝、目が覚めたら枕元に札束が
見つかったなどということは絶対にない。成功するには努力と決意と忍耐が
必要なのだ。」(前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)
と。さらに続けて、
「プラス思考をしたからといって、問題と縁が切れたわけではないということだ。
それどころか、途中で何度も挫折を味わうことだろう。」
(前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)
と、クールに言い切る。
だからと言って、ジェフ氏は、
プラス思考に意味がないと言っているのではない。
むしろ、それでもなお、プラス思考をあきらめずに続けるように言っている。
なぜなら、
「あなたは自分の優勢な思考の方向へたえず進んでいる。あなたが生きている間に
成し遂げるすべてのことは、あなたの思考と信念に由来する」からだ。
(前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)
と、強調する。
どうあれ、
「マイナス思考は、マイナスの結果を生み、プラス思考は、プラスの結果を生む。」
(前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)
のだと。
私たちは、いま人類史上、もっとも恵まれた時代に生きている。それは、明日は、今日よりも、
さらにそうなのだ。
私は、恵まれた時代と言った。それは、端的には物質的な意味を差して言っているが、
決して、それだけではない。
私たちは、イエスの時代からあるいはそれ以前から、今日まで、時代の幾多の試練と代償を通して、その中から学んだ成功法則が厳然としてあるという事実を掴み得ている。
そして成功法則が明らかにしたものは、その働きが目に見えないことで、いままで見過ごされていた偉大なる潜在意識の無限の力を明らかにした点にこそある。
私たちの顕在意識がもたらした制約や条件のために、富とは、量的に限られたされたものではく、まして奪い合う時代から、富は無限にあるのものなのだという認識を敷衍したのは、まさに潜在意識を活用する成功法則の教えだ。
私たちが、真に成功法則を学べば、すべての人々が豊かになる心の時代となるはずだ。
R.W.トライン著「最高の人生を得るために」(中村 美穂[訳] ソフトバンク クリエイティブ)の中に、聖書の素晴らしい引用があったので、それを引用させていただく。
「あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
(ヨハネによる福音書 第6章63節 「最高の人生を得るために」より引用)
私たちは、いまそういう時代に生き、2020年を迎えた。
☆☆☆
☆すべての人に、良きことが山ほど来ることを祈念します。
9月から始めたばかりのまだまだ力の及ばないブログですが、
実に大勢の方たちに当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今後も精進し、一層充実を図ります。
支えていただけた大勢の人たちに恵まれたことを
心より深く感謝申し上げます。
★戻る | ★前日の記事を読む
★過去リンク
夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/
夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/