「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)を偶に、適当にパッと開いてみると、
いろんな細かいところにまで、
気配りがなされて書かれている内容があることに気づかされる。
たとえば、
「自分でも気づかない。ちょっとした理由で、気分が悪くなる」ことについての記述を
たまたま見い出した。
興味を惹いたので、私は、あえてそこに注目してみようと思った。
それは、特に私自身のことに関連しているが、
昨日の夕方から夜にかけて、3-4時間ほど、なぜか気分がのらずダラダラしていた。
と、夜が深まりつつあると同時に、顔の表面がなんとなく自分の意思とは別に、
ややこわばっている感すら自覚するようになった。
そこにいるのは、
楽しくないというのは、もちろんであったが。
まさかこの場にいることへの不服が…、
そんな意味も含めて、それ以外には、
あまり原因のはっきりしない。そんな体験があったので、
こんな場合の参考になればと思いあえてテーマとして選んだ。
「あなたの思考が全ての事象の根源である事を覚えておいてください。
あなたがある思いを持ち続ければ、それが直ちに宇宙に放射されます。」
(前出「ザ・シークレット」p62より引用)
と、私自身の気分の変調も、
実は、思考に原因があるという示唆だ。
「(宇宙は)数秒でその波動の情報をあなたの気持ちという形であなたに
返してくるのです。即ち、あなたの気持ちは宇宙からの返事で、あなたが
いまどういう周波数と同調しているのかを教えてくれるのです。
あなたの気持ちは、あなたの周波数を知らせてくれるメカニズムなのです!」
(前出「ザ・シークレット」p62より引用)
あまりに鋭い指摘で、思わず唸る…。
「あなたがある思いを持ち続ければ」という部分では、
私は、雑踏の中で、ここに居たくないなという気持ちが支配的だった。
その気持ちが昂じて、やや頭痛さえ感じつつあるところだったが。
私は、ちょっとした仕事をなんとか終え、
その後、一人になることができて気持ちが和らいだ。
まさしく指摘のとおりだな…と思わされる。
さらに、
「ですから、あなたが気分が悪い事自体が宇宙からのメッセージなのです。
つまり、『警告します!思考を今すぐ変えなさい。否定的な周波数を放射しています。
すぐに周波数を変えなさい。現実化へのカウントダウンを始めますよ』という
メッセージなのです。」
(前出「ザ・シークレット」p63より引用)
と。
私にとっての現実化は、すでに始まっていたようで、
珍しく頭痛になりかけたということが象徴していたのかもしれない。
たまたま、その後、すぐに、その場を離れることができて、
頭痛の前兆だけで済んだ。
しかも一人になれたことで、情緒を回復したのだろう。
私は、あまり自覚を持たずに、ただすこし前までいたその場所に、
意識の上では、多少の不満を持っていただけだったが…。
案外、私の不満の気持ちは、
かなり根深いものがあるのだなとふと感じる示唆になった。
加えて、
著者のロンダ・バーン氏は、次のように簡単な解決策を述べている。
「次回、気分が悪くなったり、後ろ向きの感情を抱いた時には宇宙から
受け取るシグナルに耳を傾けてください。」
(前出「ザ・シークレット」p63より引用)
と。その上で、
「その場合は、心機一転、楽しいことを考えてみましょう。」
(前出「ザ・シークレット」p63より引用)
という。
それが、難しいことなのだが、だからと言って、
ほかに方法はないだろう。仮に、どんなにしんどい状態でも、
すべては、そこに掛かっているのだなと思わざるを得ない。
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