夢見心地☆ショート、ショートな予兆 ★19#0058

夢見空間

この話は、成功法則とは、ちょっと関係ない話のようだが。
そのフィールドにある、とるに足らない話をあえてさせていただきたい。
今朝、午前中から昼までのパートに出かけるときだった。
やや膨らんだカバンを少し整理し、軽くしたいと思った。

そのとき、セカンドバッグを置いていこうとなぜか思った。
だが一方で、妙に、ほんとうに置いて行っていいだろうかと考えた。

しかし、
特に、今日、急にセカンドバックを使う理由など思い当たらないし、
あえて持って行く必要を感じないため、

「ま、(今日はいいか…)いいだろう…」と決断した。
それは、後で思うと、意味があったのだなと思う。
ともかく、カバンは、すっきりした。
そして、出かけたのだ。

私は、職場で着替え、制服に着替えた。携帯やら、財布や、カギを、その制服に入れて、
一旦、仕事を終えた。

仕事は、難なく終えることができ、また着替えた。携帯と財布を戻した。

12時を過ぎた、昼の街は、連日の荒れた天候とは、
打って変わって、爽やかだ。

そのさわやかな日和の中を、職場から、20分ほど歩いた。
ところにある地元の大型スーパーに立ち寄った。
これから本業のネット販売の仕事のためのメールなども書かなければと、限られた時間の中で、
少しばかり予定が切迫していた。

スーパーで、昼飯にとちょっとした食品を買って、
家にもどった。

ふと、部屋のカギを探した。
ポケットにない。「しまった!」と思った。
制服のポケットに入れたままだということを思い出した。

そして、私が次の瞬間に思ったのは、今朝の出来事だ。
万が一のスペアー・キーを入れたセカンドバッグを、
あえて家に置いてきたことの意味がこのとき分かった。

それは、予兆だったのだなと、思った。

なぜなら、セカンドバッグに、スペア・キーが入っているからだ。

万が一にも、部屋のカギを落とさないとも限らない。

その時に、慌てないよう、セカンドバッグにスペア・キーを入れておいてあったのだ。
いまそれを忘れたのだ。

いま、この時点で、通常の使用しているカギもない。
セカンドバッグに入れてあるスペア・キーもない。

私は、職場まで、戻ること選択をした。

冒頭書いたように、私はセカンド・バッグを置いていくことに、
この時に限って、
理由もわからず、ためらいがあった。

その理由が、いま分かったのだ。
あの、何か妙に不安が付きまとうような感覚は、
ある種、警告にも似た予兆だったのだなと悟った。

私は、取り急ぎ、お客さんやメーカーなどに2-3のメールを書かなければならなかったし、
その意味で、一見したところ時間の大きなロスになるような損失を体験しているが。
自分に腹を立てることはなかった。

むしろ、
このカギを忘れてしまうという迂闊に、感謝していた。
たしかに、
時間のロスは大きいに違いない。

これほど、遠距離を歩いていると、以前のパートで痛めた膝もかなり痛くなる。
それでも、この出来事に感謝した。

私は、このカギを忘れたことで、救われたのだと思った。

どいうことか。
つまり、もし、普段通りカギを持っていたなら、
この場合に

まっすぐに人生のラインを突き進んだ先に、とんでもないことが、
起きたかもしれないと思ったからだ。
一見、どう見ても困った人生ラインの出来事に、実は救われたのだ。
守られたのだと思ったのだ。

カギを忘れ、職場に戻って取りに行ったというのは、
ちょっとした不都合なトラブルが起きたような出来事のカタチをとったが、
実は良い事だったのだと確信している。

もし順調に家に帰っていたとしたら別の人生ラインを踏んで、
とんでもなく良からぬ出来事と出会うことになっていたかもしれないからだった。

私は、今朝、セカンドバッグを何故か置いていく「選択」をしたのは、
不思議だなと感じている。

普段であれば、どれほどカバンが膨らんでも、そんな考えに至らなかったのに、
この日に限っては、なぜか置いていくかどうかで迷った。
そして置いていく決断をして、結果、見かけ上、ネガティブな、
ちょっとしたトラブルになってしまった。

今日は、スペアー・キーを入れてあったさほど邪魔ではセカンドバッグを、
あえて部屋においていこうと判断した。そのことに、やはり意味があったのだなと思っている。

私は、全体としてはツイテルので、それは何故か、今日の出来事は、
良いことだったのだと確信している。だから、カギを忘れて、ありがとう。

感謝でいっぱいだ。

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