本日は、原点に返りたいと思う。
私が、多分、最初に読んだ「引き寄せの法則」についての本が、ウィリアム・W・アトキンソンの同名の著作(「引き寄せの法則」林 陽[訳] KKベストセラーズ)だったのではないかと思う。
「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)
より先だったのではと記憶している。
実は、
今日は、その「引き寄せの法則」の本のカバーが、私に何かやたらと私の目の中に飛び込んできて、自らの存在を誇示しているのだ。はっきりした理由などは分からない。
当然、手にとってみた。
そして開いた箇所が、《宇宙の法に一致する》の章だった。
パラパラとめくって、印象に残ったのが、
「念は実在物です。」(「引き寄せの法則」p101)の文言だった。
その理由を考えてみた。そして、ある連関を感じた。
ここ数日、寝る前に読んでいる「ザ・マスター・キー」(チャールズ・F・ハアネル[著] 菅 靖彦[訳] 河出書房)の、
ある箇所の言葉とリンクしているのだなと思ったのだ。
その「ザ・マスター・キー」の中の、
私がいま一番気になっている部分が、次の件(くだり)だ。
「では、状況を変えたい時、どうすればいいでしょう?成長の法則を
利用すればいいのです。」(「ザ・マスター・キー」より引用)
とある。その引用の中の「成長の法則」という言葉について、
私の中で、心の中に留まるものがあった。
それは、文章の脈絡から言えば、
「原因と結果の法則は物質と同じように目に見えない思考の
領域においても絶対で間違えることはありません。」
(「ザ・マスター・キー」より引用)
という概念と依存関係にある内容だ。
「成長の法則」とは、何か。
「原因」を作れば、かならず「結果」をともなう。
その結果を生み出すために、思考の「原因」が、
「何らか」のモノになるために、つまり、現実化していく。
その現実化していく過程を意味しているようだ。
言うまでもないが、原因があれば、即、ポンとすぐに結果が飛び出すというような
魔法のような単純なことは、レベルなことは少ない。
その結果の出るその成長のスピードは、いろいろなのだろう。現実の変化は、
粘性を帯びているというのも、このあたりと大いに関係していると思う。
この成長の法則については、「ザ・マスター・キー」は、
もう少し、わかりやすく説明している。
「自分の望む状態を思念し続けてくだいさい。それを既成事実として
確信するのです。そうすれば強力な肯定力が働くようになります。」
(「ザ・マスター・キー」より引用 前出:p120)
とある。こうしたものの概要全体に背景で働く力を
「ザ・マスター・キー」の著者ハアネル氏は、「成長の法則」と言っているように思う。
冒頭の話に戻るが、ワトキンソン氏の「念は実在物です。」という言葉だが…。
昨日、私は、ハアネル氏のメッセージを読み、就寝した。
その中で、「成長の法則」という言葉が、やや暗示的に何かしら引っかかった。
正直言えば、すっきりしていなかった。
しかし、それを著者の違う本が、私に分からせようと、サインを送っていたらしい。
今朝、ワトキンソン氏の本「引き寄せの法則」のカバーがやたら気になった。
(冒頭で、すでに書いた通りだ。)私に何か誇示するように思えた。
そして、ワトキンソン氏の「念は実在物です。」の言葉を受け、
それにより二つの本の中でのある種の意味のやりとりがあり、リンクを読み取り、
私自身が導かれるのを感じた。
派手さはないが、とてもありがたい出来事だ。