個人的なことを言うと、
紙に「望むもの」を書くことの有効性や実現性について、
かなり高い関心を持っていると言っておこう。
紙に書くということでは、Web上で、成功法則のちょっとした刺激になった「199式」というのがあって、そこでもさり気なく語られていたことを受けて、改めて関心を向けてみた。
これまでにも、当ブログで、何度か紹介してきているが、今回も、
やはり再認識により、さらに理解を深める必要性があるように思えてならないので
拘ってみたい。
ヘンリエッタ・アン・クロウザー「夢は、紙に書くと現実になる!」( 野津智子[訳] PHP文庫)には、ナポレオン・ヒルの言葉を自著の本の中で引用している。
《欲しいという願望》に対し、それを《結果として受け取ること》には違いがあり、
別物なんだということに注目をしている。
そして、夢をかなえるために効果的で必要なことは、その願いを《信念》にまで高める必要があると唱えている。
「望みのものを進んで受け取るためには、
それと積極的に関わろうとしなければならない。」
(前出「夢は、紙に書くと現実になる!」より引用)
その実行性のある具体的な方法として、
第4章に、注目すべき内容がある。
最初の小見出しは、
”理想の人と出会えたグロリアの話”を例にあげている。
この話が面白いのは、、
「実は、出会う22ヵ月も前からほぼ毎日、グロリアは(名も知らない。まだ出会ってもいない理想の)相手(=後に、実行した結果。テッドと出会う)に手紙を書き続けていたのです。」
(当方が、カッコ付きで引用文に分かりやすく補足を追加している。
前出「夢は、紙に書くと現実になる!」より引用。)
とある。
この例は、必ず出会えると確信していれば、仮に架空の相手に対してであっても、
(手紙を)書くことにより、願いや思いを《信念》にまで高めて、
ついには成功したという例だ。
その手紙には、
「(グロリアが)パートナーに望む性質を書き、具体的にイメージ」
(前出「夢は、紙に書くと現実になる!」より引用)
したとある。
実は、あえて「紙に書く」ことの実効性の意味を強調するために後回しにしたが、
この著述内容のサブタイトルは、
第4章≪手紙を書いて、夢を受け取る用意をする≫
(前出「夢は、紙に書くと現実になる!」より引用)である。
ヘンリエッタ・アン・クロウザーが、”夢は、紙に書くことでかなえられる”とその実効性を確信したのは、『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房)の影響が大いにあったと判断できる。
事実、『望むものがわかれば、手に入れることができる』と著者のRHJの作品からメッセージを引用していることからも判る。
前述したヘンリエッタが影響を特に受けたとされる
そのRHJが紹介している内容を以下に紹介しておこうと思う。
RHJは、前出『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』の本の中で、
《夢をかなえるシステム》とその《シンプルな3つのステップ》を公開している。
”夢をかなえるシステム”とは、
「欲しいものリスト」の作成であり、毎日、毎日。
自分の気持ちにピッタリくるまで書き換えを進めることだとしている。
”夢をかなえる3つのステップ”とは、
【1】一日に3回は、つまり朝、昼、晩に「欲しいものリスト」を読む。
【2】一日の中で、何度も欲しいものを思い浮かべること。
【3】あなたが欲しいものを誰にも話してはいけない。
『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』(RHJ[著] 三浦 哲 訳/解説 成甲書房より引用)
と述べている。
この本は、難しいところが一切なく、
それでいて、キチンと潜在意識の無限なる力のパワーとその活用の仕方を、
これ以上シンプルに述べることができないというほどに、
実に見事なほど明瞭に、しっかり語っている本なのだ。
夢を、紙に書いてかないやすくすることの原点は、ここにある。
そして、RHJは、自信を持って次のように語っている。
「何千人もの人が実行して、何千もの人生をよりよいものにしていることが、
このシステムが機能しているという何よりの証明です。」
(前出『イット・ワークス 夢をかなえる赤い本』)
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