今日は、良いお天気で始まったので、ブログにも景気の良いタイトルを付けさせていただいた。
私のブログは、常に予定がない。なりゆきに任せている。ある程度の目安で書き始めるが、
途中電話や、メールなど、どうしてもすぐその場での対応が必要な場合に、中断が起きる。
すると、思考も中断する。何を書くつもりだったか…途切れてしまう。
「えーと、えーと、なんだっけな…。」と、そのあと、
よく方向性が変わってしまう。
だけでなく、
また、文章を書いていていても、途中で思いついて、
予定が変わってしまうこともある。
今回のブログでは、
トランサーフィンについて、
どうしても書きたいと思っている。
トランサーフィンの考え方がおもしろいということを、
一言でいうなら、
「意表を突いている」ということに集約されるだろう。
本の中で、次の言葉が、私を捕えて話さない。
この「意表を突く」元になる考えが、
骨子となるものがそこにあるからだ。
「人間の思考は非常に直接的なやり方で現実を形づくるということ」
「人間は自分自身で選んだものを受け取るのだ。」
(「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」
ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店より
という記述がある。
第1巻 第1章 ≪バリアントモデル≫の中のメッセージだ。
ゼランド氏は、この第1章に、次の言葉を大見出しにしている。
「夢はかなわぬもの」
と、大胆に打ち上げているのだ。
普通、成功法則の学びを志すものは、ここで、大きくズッコケルだろう。
漫才的にいえば、
「ツカミはOK!」ということだろうか。
だが、ゼランド氏は、平然と成功法則を記述する。
途轍もなく難解な物理学的な説明により、
私たちの住む世界についての新しい見方を提案するのだ。
その抽象的で、新奇な見方に、当初、誰でも、戸惑いを覚えるだろう。
自分が何を理解しているかが分からなくなるほど、難解だ。
それでも、著者自らが言うように、一定程度、読み進めるうちに、
理解が少しづつできるようになる。
その先陣を切る難解な概念の筆頭が、バリアントの空間だろう。
もちろん、その後も、これでもかと、ほかにも難解な概念が多数出てくる。
それを、詳細に説明することは、私の役割ではないので、
本で直接、内容を確認をしていただきたい。
ただ何かということを、大雑把に言えば、
私たちが、通常、私たちだけの個人の「運命」だと思っていることについての、
捉えかたのひとつを、その見方を変えさせ、
どんな可能性をも秘めた運命を形づくるものが、
私たちの思考の先の次元にバリアントの空間があるものだとしている。
このバリアントの空間には、私たちの現実化されていない運命のラインが無限にあり、
シナリオ化されたものと舞台装置が、私たちの存在以前にあるという解釈だ。
私たちは、自分だけのオリジナルな運命を生きていると思っているが、
ゼランド氏の解釈は、異なる。いま居る運命ライン(人生ライン)のシナリオそのものに変更を加えることはできないが(=状況と闘うことは、困難を伴うという意味で、)すべきでもないが。
他の人生ラインに乗り換えは可能だとしている。
それが、俗世間的にいえば、
「運命は変えられる」という言い方に尽きている。
これは、ゼランド氏的に解釈すれば、バリアントのシナリオと舞台装置を、乗り換えたということに過ぎない。
先に引用したゼランド氏の本の骨子的な概念
「人間の思考は非常に直接的なやり方で現実を形づくるということ」
「人間は自分自身で選んだものを受け取るのだ。」
(前出:「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)
についていえば、
バリアントの空間というのが、
「人間の思考は非常に直接的なやり方で現実を形づくるということ」
に相応するメッセージで。
運命ライン(人生ライン)が、
乗り換え可能だとする言葉に対応しているのが、
「人間は自分自身で選んだものを受け取るのだ。」
に呼応する。
「人間の思考は非常に直接的なやり方で現実を形づくるということ」
という言葉を補足するなら、
「思考は、具体的な行動と同じように、人間の運命に強く影響を与えるのだ。」
(前出:「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)
というメッセージがあるが、私たちの思いや考えの向かう先、
ポジティブなのかネガティブなのか。
つまり、ある望む対象にフォーカスさせることが、
私たちの人生ラインを変えるためのツールになるということを意味している。
それが、2番目の言葉
「人間は自分自身で選んだものを受け取るのだ。」
という帰着に導く。
私たちの人生は、私たち自身が考えるよりは、おそろしく単純なようだ。
ただ、私たちの理性や智恵がそれをより複雑にしてしまっている。
私たちの自ら設けた理性・智恵による制限から開放された先には、
(それが、簡単で、もっとも難しいことだが。)途轍もない幸運に恵まれる可能性がある。
「トランサーフィンは、まるでスーパーマーケットで商品を選ぶように、
文字通り運命を選ぶ方法である。」
(前出:「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)
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