このブログ(美しい夜の底に花咲く夢見のフィリピン)を書こうと思いいたったとき、どうしても彼女との出会いがその後の私の運命を大きく左右した。
その意味において、彼女と出会いを抜きには、私のこのブログは成立しないのでどのように彼女と出会うことになったのかその顛末を書いておきたいと思う。その物語を古い順番(降順)から作成していく。
フィリピン・パブ☆彼女との出会い 1 #01
誰にでも、運命を変える出会いがあるものだ。私にもそれがあった。2004年暮れのことと記憶している。それは、ほんの気休めで、酔った勢いでみたいなあたりで、気軽に立ち寄った私の住む小さな街のフィリピン・パブでのことだ。そこで、出会った彼女が私のその後の運命を大きく変えた。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆彼女との出会い 2 #02
母が他界してからのほぼ10年。今後を見つめながら、どこか不安と虚しさを背負っていた。私の毎日は、どこかで、飲んだくれていることが、日常にもなっていた。
そんなあるとき、私は、たまたま地元にあったフィリピンパブに立ち寄ったのだ。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆運命の女性 #03
運命の出会いは、ちいママの裁量だった。パブの片隅で、寄り添う客待ちするフィリピーナの女性たちは、付いた客が、良い客か感じの悪い客かを心配しながら、しかし仕事のチャンスもなければ、国に戻されてしまう不安の中にいた。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆彼女たちの思い #04
フィリピン・パブで働く彼女たちの思いは、複雑だ。このような場所で、いい客だと思われるためには、わがままなを振舞いをしないことだ。彼女たちは、まず売り上げを確保したいと考えている。最低限の気遣いはした方が良いだろう… この記事を読む
フィリピン☆深夜の社長さんミーティング #05
彼女たちには、一定のノルマがある。それが、果たせないとフィリピンへ帰れと、どこかの地域の店で少しばかり当てた成り上がりの若いオーナーから言われる。帰れと言われたら、国に残した借金に苦しむ。深夜のミーティングは地獄なのだ。 この記事を読む
フィリピン☆彼女の切ない営業コール #06
時代が通信の時代を迎えて、どんどん街が変わっていく。なのに、私は、彼女の営業コールを断り切れずにいた。愚かだと言えば、まさにその通りで。返す言葉もない… この記事を読む
フィリピン・パブ通いの「カモ」 #07
2005年頃の世の中は、何か新しい時代の始まりを強く感じる時代でもあった。時代をけん引しているのは、ネット世界。ここでは、 どんなに強大に見えても、力関係は、すぐに逆転するのが、これからの時代の特徴でもあった。
そんな中、私は完全に時代にとりのこされて。フィリピン・パブ通いの「カモ」になっていた。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆同伴、お台場デート #08
彼女との親しさが増すに連れて、店外デートをするようになった。店外デートといっても「同伴」の一つだ。
時間になれば、お店に彼女と出勤し、私は客となって、
彼女は、店でいつものように接客の仕事をする。
彼女のための営業のお手伝いだと言えなくもない。
その初めてのデートは、お台場へ行った…。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆同伴 ファッション時計と奢り #09
彼女に喜んで貰おうと、安物のファッション時計を買ったことで、私の心の中に潜む浅ましい奢りを見た。そんな自分をあえて責めることはしないが。自分に気づくよい機会になった。 この記事を読む
フィリピン・パブ☆経済的に行き詰る日々 #10
私のフィリピン・パブ通いが続き、経済的には、かなり追い詰められていた。一方で、彼女の営業電話「オイデ・コール」は止むこともなく、彼女の電話に冷淡にはなれなかった。そこにそもそも縁があるのだと今も思う。彼女も私が店に来ることを当てにしていたのだ。 私が苦しいことも分かっていたが、双方で、依存していた部分があった…。
そんな時、私は、ある友人を誘うことを思いついた。 この記事を読む