夢見心地☆いにしえの真理をマスターする ★19#0039

夢見空間

この本を最初に手にしたとき、なんと私は、ドキドキしたことだろう。
いまもそのときのことを、ふと思い出す。
100ページを少し上回る程度の新書本のような小さく薄い本だ。
表紙は全体が黄色でシンプル。安ぽくさえある。だが、それが却って、蠱惑的なワクワクさせるものを感じさせた。
成功法則の本だが、どのようなことが、何が書かれているのか。
「秘密」をそのままタイトルにした本より、期待感に満ちて、当時、この本を開いたものだった

「マスターの教え」(ジョン・マクドナルド[著] 山川紘矢+亜希子[訳] 飛鳥新社)
がそれで、私は、この本に深く感謝している。
この本の訳者(山川紘矢+亜希子)は、世界的に話題なったあの「ザ・シークレット」の翻訳者でもある。

私は、あえて、このブログの副タイトルにも著者のジョン・マクドナルド氏への賛辞を贈っている。

成功法則本の真の入門書だと言っていい。そして入門書として存在を超えていると私は、思っている。それ自体で、すでに、ある意味完成された本だ。

この本には、独特の高貴なムードがある。ちょっとした小説のようなニュアンスと、後半の成功するための概念について、まさにそこに重きを置いた哲学が述べられている。

著者のジョン・マクドナルドという名前も本名なのかどうか、分からない。
およそ90年ほど前に生きた人で、当時の出版社(カリフォルニア出版)のその存在すら既になく分からないという。そうしたことが、すべて、この本の魅力と評価が独り歩きしてもなお余りある舞台装置にもなっているようだ。

もっとも単なる評判だけでは、長い時間の淘汰を乗り切れるものではない。

この本の存在感は、さり気なく、取り上げられている哲学の重みによるところなくしては、
誰をも惹きつけることはなかっただろう。

この本には、「宇宙の法則」という言葉が、比較的多く出てくる。

著者が言う、「偉大でかつ不変な宇宙の法則」とは、

   「意識はどんな形のものであれ、あるイメージと心象というべきものを持っています。
    意識の中にどんな形であろうと、しっかり保たれた心象は、必ず実現します。」
       (「マスターの教え」:第8章 p65より)

ここで言う、意識とは、「(顕在)意識」のことだけではない。
「潜在意識」だけのことでもない。
(顕在)意識と潜在意識が一致した状態と捉えるべきだろう。

トランサーフィンで言うところの、「理性」と「魂」が一致した状態のことで、そのとき外的意図(内的意図の自分で何かをすることに対して、望ましいと思う何かが、ひとりでにそうなる力)を生むという。

ジョン・マクドナルド氏は、この「偉大でかつ不変な宇宙の法則」について、
次のように述べている。

   「この法則と賢く協力し合うことによって、私たちは人生のいかなる状況、
    いかなる問題においても、人生を完全にマスターすることができます。」

しかし、
マクドナルド氏の洞察は深い。

   「ほとんどの人は、その『法則』を破壊的に使っている。全てがすべてというわけ
    ではないが、少なくとも部分的にはそうしている。そしてその割合は、破壊的な方が
    まさっているいるのだ。」
     (「マスターの教え」:第3章 p30)

と、私たちは、法則の恩恵を知らずに、ネガティブな思いにシフトし、
それを意識の中に種を蒔いて培って、結果、
思い通りにいかないどころか、あらたな問題を自ら創り出してしまう悪循環をくり返しているという事の示唆だ。

この法則を正しく用いることこそは、

    「あなたは、あなたの思いどおりにせいこうするであろう。」
     (「マスターの教え」:第4章 p39)

という。

タイトルとURLをコピーしました