夢見心地☆再考:引き寄せの法則 ★19#0150

フィリピン-ピリピン

このブログにアクセスいただいている方の中には、何らかの問題を抱えていたり、何らかの望むものを実現したいと思っている方たちが多いだろう。私もそうだ。そして、そういう方なら一度は、通ってきたであろう「引き寄せの法則」について、大いに興味を持ち、自分にもできそうな気がして実践もしてみたりしたはずだ。

しかし、結果が出ない。自分には、なかなかその思う通りの結果が出せないと、引き寄せの法則は、売らんがための眉ツバじゃないのか。と、半ば諦め、放り出した方もいるかもしれない。

それでも本は有難い。誰でも向かい入れてくれる。
どんな思いでいようとも。
そして、
何度でも読み返せるし、読み返す度に、新しい発見がある。

その後に読んだ本などの蓄積を重ねて、どこかでリンクするような気づきも生まれる。また読み返すことで、見落していたことがたくさんあることに気づくし、
以前には、何とも思わなかったところに重要な意味を見出すものだ。

本日は、関連しているがやや違うテーマを扱おうと思っていた。それで「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)をパラパラ読み返しているうちに、改めて「引き寄せの法則」について、見直して見たいと思った。

なぜ、そう思ったかというと、「ザ・シークレット」の本には、かなり誠実に、厳密な記述があることに気づいたからだ。
特に、「引き寄せの法則」で、やや失望している方には、もう一度見直してもらいたいからだ。

今日のブログの
きっかけになったのは、次の箇所だ。

   「『引き寄せの法則』は自然の法則です。個人的な感情を汲み取って
    くれる法則でなく、善悪の判断もしてくれません。」

(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店: p32より引用)

これは、著者のロンダ・バーン氏の記述部分で、その前にあるボブ・ドイルのメッセージを受けての記述になっている。そのボブ・ドイルのメッセージは、

   「『引き寄せの法則』はあなたが認識する善悪とは無関係です。
    また、それを欲しているか否かも関係がありません。
    ただ、あなたの思考に反応しているだけです。」

(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店: p32 ボブ・ドイル氏の言葉より)

ここに「引き寄せの法則」が、うまく機能しない、働かない場合の原理が、実は、明確に示されているのだ。これをはじめて読んだときには、恐らく、「ふん。ふん。」と読みすすめて通り過ぎてしまうと思う。

その意味を十分に理解できずに。なぜなら、このp32のあたりでは、まだ「引き寄せの法則」のシステムが、読むものに十分理解されていないから、ただ、字面を追って、わかった気になっている場合が多いと思う。少なくとも、数度、読み返した時に、こんなことが、書かれているのだと改めて気づくのだろうと思う。

先のロンダ・バーン氏の続きのメッセージに、次の記述がある。

   「あなたの思いを受信して、ただそれを送り返してあなたの人生経験に
    しているです。『引き寄せの法則』はあなたの考えていることを
    あなたに還元しているのです。」

(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店: p32)

つまり、私たちが、実現したい望むものがあるときに、その時点で、何に集中しているか。何に、そのとき心が囚われているか。言い方を変えれば、何に思いが患っているかということとも大いに関わってくる。
純粋に、ポジティブに望むモノを願っていれば、それは、そのことに集中していると言えるが。

多くの場合。望むモノに付随して否定的な部分を、抱きあわせにしている場合がある。

例えば、望むモノがありながら、それを実際に手に入れられるだろうかと、心配し疑ってみる。
私たちの耳障りで制限の多い理性が、あまりに常識的に、「不可能だ…」と結論を導き囁く。

望む一方で、望むことを打ち消してしまう行為を意識せずに行っていることがある。
またそれは、
心の深い部分では、自分は、それを手に入れる資格がないのではという、自己卑下などと絡んでいる場合もある。。

そうしたネガティブな思いで、そちらに比重が多くあるのであれば、引き寄せの法則で現実化されるものは、心の重きの中心にあるその思いをただ忠実に実行するだけだ。

ボブ氏の言葉で言えば、

    「あなたの思考に反応しているだけです。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店: p32 ボブ・ドイル氏の言葉より)

となる。
「引き寄せの法則」は、どんなときにも、常に厳密に働いているのだ。なぜなら、宇宙の法則だからだ。私たちの望む感情に、左右されないからだ。

どうすればよいのか。答えはすでに、出ている。
「あなたが欲しいものに意識を持続的に集中させると、宇宙はその最大の力で、その欲しいものを呼び寄せます。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店: p33より引用)

私なりに単純化した見方がある。非常に簡単に言うが、
コインの裏表のように考えることだ。実は、案外。
引き寄せの法則の原理を見事に表していると思っている。

コインの表が望むもの。ただ欲しいと思うモノ。希望やすべてが輝き。可能性などの象徴。
コインの裏が、望まないこと。心配や不足、不安、疑念などの象徴。

だとしてみれば。
何があっても、コインの表だけをイメージすることだ。裏を見ない。これに尽きる。

早晩、
「いつも思考しているということは、いつも創造しているということになります。」
(「ザ・シークレット」ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳]
              角川書店:p38より引用)

ということになるだろう。



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