夢見心地☆宇宙意識についての雑感 ★19#0070

フィリピン-ピリピン

ふと閃いたものがある。ただし、科学者でも何でもない、取るに足りない凡人の考えである。
それ相応に受け止めてもらって結構だ。そのレベルだ。

その閃きは、
宇宙意識について、「ハッ」と気づいたことだ。
それは、宇宙意識とバリアントの空間というものを思考の中で、
ぶつけて化学反応させた結果のような気づきだった。

バリアントの空間を、このささやかなブログで説明することは、正直、荷が重すぎる。
だが、それを簡単にでも説明しないと、話が進まない。
そこで、バリアントの空間を概念として語るトランサーフィンから、
解釈の一助となる箇所を引用しようと思う。

その前に、全く知識のない方のために、
バリアントの空間とは何かというと、私たちのこの物理的現実、
世界の成り立ちを理解し解釈する上での量子力学的な概念の一つだということを、
事前に申し上げておく。

その上で、
この概念について説明しているヴァジム・ゼランド氏の概念説明について触れたい。

「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」
(ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)
には、次のように、比較的理解しやすい説明がある。

   「バリアントの空間には、各人にとっての運命ラインが無限に存在する」
       (前出:p56)

とある。いろんな解釈があると思うが、多分、一般的には、私たちは、私たちの人生を偶発的に生きているように感じているのではないだろうか。少なくとも、物理的現実は、私たちの生まれる前から存在し、私たちは、後から参加してきたものとして、その物理的現実の影響を受けながら、人生を生きざるを得ないものだというふうに、考え方をしているだろう。

例えば、単純化していえば、貧乏人は、ずっと貧乏な生活を強いられる。そこから抜け出すことは、容易ではないこと。お金持ちは、それゆえに、高いスタート地点におり、日々の生活の苦労を体験することが少ない。ただし、裕福であること自体が、永遠の裕福さを約束されているわけではなく、凋落することもある。

少なくも、そうした物理的な現実の環境に私たちは、多くの制約を受けているとする考え方がある。
しかし、トランサーフィンの考え方は、その考え方を全く根本から覆しているところに斬新な凄みと醍醐味がある。

ゼランド氏は、私たちのあり方を現実化する無限数のシナリオを抱え込んでいるバリアントの空間を仮定することで、次のように述べている。

   「バリアントの空間には、各人にとっての運命ラインが無限に存在する。
    私たちには自分の運命に腹を立てる根拠はない。なぜなら、私たちには
    選択する権利が与えられているからだ。問題は、私たちがそれを
    うまく行使できないという点である。」

       (前出:p56)

平たく言ってしまおう。これ以上、述べると話がどんどん深みにはいってしまうので、早々に、切り上げる。で、何を平たく言うのか。

私たちは、望む、望まいに関わらず。意識しようが、意識しまいが。私たちが思考し、何かに意識を向け続けた時に、バリアントの空間にある無限数の可能性を格納した運命のシナリオ(人生ライン)を自ら選択(原因を創りつづけ)しており、結果、物理的現実にそれを投影しながら体験しているということだ。

こんな説明や言い方では、おそらく当該著書を知らない方が、バリアントの空間について理解できるとは思っていないが。としても、ここだけの記述で興味を持たれた方は、
ぜひ前出著書を読まれることをお勧めしたい。あなたの物理的現実に対する世界観は、
怒涛の如く変わるであろう。あるいは知らない方がいいのかもしれない。私は、あえて勧めない「笑うセールスマン」だから。

で、私は、私自身の勝手な理由とマイペースで、話を進めさせていただく。

「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)
の「宇宙のひとつ意識」の章を開いて、目を通していたときに、「あー、これだッ。」と思ったのだ。

この章の冒頭に、ジョン・ハガリン博士のメッセージがある。

   「宇宙は本質的に思考から発生しました。量子力学や量子宇宙学が
    これを確認しています。――中略――
    何でも創造してください。私達の内なる意識の場で全てを知ってください。
    それが最終的に宇宙を動かしている宇宙意識でもあるからです。」

         (「ザ・シークレット」:p256より)

私は、この箇所を読んだ時に、私は、これはある意味、バリアントの空間を予感させるように述べているような気づきを得たのだ。

これは、私だけの感じ方で、決して正しい解釈かどうかは、保証しない。

でも、私なりに、ゼランドの言う、バリアントの空間とは、言い方を変えると、宇宙意識を束ねたものという見方ができるのではと思ったのだ。

   「宇宙の意識はすべての知性であり、全ての英知であり、それは完璧であり、
    それは全てであり、同時に全ての場所に存在するものです。」

    (「ザ・シークレット」:p257 著者ロンダ・バーン氏の記述より)

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