「ザ・キー」(ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳] イースト・プレス)の本だが、私が購入したのはかなり以前のことだったが。
この本を買った当時は、当初、正直失敗したと思った。
構成の仕方が、なんとなく馴染めなかった。
1度読んで、部分的には「なるほど」と思う箇所が多少あったものの、
あまり重視できず、部屋の隅っ子にツンドク(積ん読)状態にしていた。
だが、ほぼ数年ほど前、
ブログを書こうと思った頃から改めてこの本と向き合い読み返すうちに、
とんでもなく素晴らしい本だということに気づき始めた。
驚いている。変われば、変わるものだ。
もちろん、私自身が他の本からの学びの影響があって成長したということでもある。
その上で、この本を読んだということが大きい。
ビタリー博士の本には、
非常に重要な要素が凝縮されているという実感を持っている。
ご本人の実像は知らないが、
インテリジェンスが高く、おそらく性格がさっぱりしているのかもしれないな…と。
思うこともある。
とにかく、無駄がない。
しかも、必要充分を満たすポイントが思いの外、きっちり述べてられているのだ。
私は、どちらかと言えば、クドクドと理屈っぽく書かれたモノを読まないと、
どこか読んだ気がしないという性分がある。
かつてはビタリー博士のような著作スタイルについては、
やや軽んじてみていたところがあったのかもしれない。
それは、はっきり言うが、私の大きな間違いであり、
ひどい思い込みだった。
私は、自らの思い込みの間違いを率直に認めたい。
ビタリー博士の著作は、読めば読むほど、素晴らしいことが、
後で分かってくる。
褒めすぎだとは、一切、思っていない。むしろ足りないくらいだと思っている。
後日、改めて別のことを書くと思うが、この本の中の項目、
《シナリオに書く》に、私は注目した。
その中に、ネヴィル・ゴッダード氏について紹介があるが。
私自身、大変、興味を持たされた。
ビタリー博士の紹介により、深い関心を持ったという方が正しい。
特に、今日、私がこのブログを書こうと思った最大のポイントは、
次の言葉にある。ビタリー博士の記述部分で、
「内側が変われば、外側も変わるのです。」
(「ザ・キー」ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳]
イースト・プレス:p124より引用)
という言葉だ。p124にある…。
私は、この1行に、ハッとしたのだ。
そっくりそのままの言葉を、「あなたの願いがかなうとき」(ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)
のp44の項目に、それを見ていたからだ。
そのアレン氏の著作の項目は、文字通りダイレクトに、
「内側の変化が、外側の変化を起こす」
(前出:「あなたの願いがかなうとき」p44)
というものだった。
ビタリー博士の言葉とまったく同じものだ。
そのことで、私の学びが、いよいよ私の確信を深めた瞬間でもある。
これこそが、
私が、いま最大の関心を持っているテーマなので。
そして、
まさに成功法則には、絶対に欠かせない概念でもあるからだ。
アレン氏の著作の項目から、
その重要なポイントをあえて引用をしておくと、
次のことになる。
「内側が変われば、外側の変化が起こります。
(外側の)環境は、あなた自身の『内面の変化』を受けて、
それを映し出さずにはいられません。」
(「あなたの願いがかなうとき」ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)
と述べている。これは、ニューソート思想の重要な概念の骨子の一つともなっている。
で、ビタリー博士の前出著作に戻るが、
この「ザ・キー」の項目《シナリオを書く》には、
ビタリー博士が敬意を払っているネヴィル・ゴッダード氏の著作をはじめとした
簡単な紹介があるが…。(その詳細については、今回のブログでは省くさせていただく。)
その中で、先に引用したビタリー博士の引用
「内側が変われば、外側も変わるのです。」
(「ザ・キー」ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳]
イースト・プレス:p124より引用)
に関連して、ネヴィル氏の言葉が印象的なのだ。
ビタリー博士が、引用したネヴィル氏の言葉には、
外側の世界――物理的現実の世界を本質を理解することと。
なぜ、内側が変われば、
外側が変わるのかを理解する上で、
とても重要な示唆を含んでいると思っているからだ。
当ブログでも、ネヴィル氏の言葉の
引用の一部をさらに引用させていただこうと思う。
「他者はあなたの中で起こっている活動を証言する影にすぎない。
世界は、あなたがあなた自身のなかで行っていることを
永遠に映しつづける鏡なのだ。」
(「ザ・キー」より:ネヴィル・ゴッダードのメッセージ引用部分 p124)
というメッセージがある。
これを受けて、ビタリー博士は、次のように述べている。
「ネヴィルが言おうとしたのは、外に見える世界はたんに
あなたの内なる世界が映し出されたに過ぎないということです。」
(「ザ・キー」ジョー・ビタリー[著] 鈴木彩子/今泉敦子[訳]
イースト・プレス:p124より引用)
と説明を加えている。
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