今朝、私自身の中で、「抵抗」という言葉が、気になった。 「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店) を、パッと開いたときに目に付いたからだ。 私自身のいまの気持ちの一部を代弁してくれている暗示だな…と、正直思ったのだ。
特に、「ザ・シークレット」の中で、引用の引用になるが、 カール・ユング氏の言葉を ここでも引用させていただこう。
「あなたが抵抗するものが存在しつづけます。」 (「ザ・シークレット」 ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店 p228より引用)この引用を黙読したとき、ズバリ、そのものだなと思った。 実は、これはすべて「引き寄せの法則」の本質を表しているように思う。
「抵抗」その言葉がピンと来なければ、望んでいないことに対して永続的に思いを集中することと、置き換えればいいだろうか。同じ本の中で、p228に登場のボブ・ドイル氏が、 「抵抗」の弊害についてその一端を述べている。
「抵抗するものが消えない理由は、抵抗していると『いやだ、私は こんなもの欲しくない。今の様なひどい気持ちになるから』と 言っているに等しいからです。そういう時のあなたは『この気持ちが 本当に嫌いだ』という強い感情を放射しているのです。すると、 嫌いなものがあなたを追いかけてきます。」 (「ザ・シークレット」 ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店 p228) 私は、この言葉を非常に身にしみて受け止めている。 かつて、私は、好まない仕事のあるバイト先で、リストラ宣告されたことがある。 その時は、こちらとしてもパートの身であり、どうこう言ったところで始まらないと思っていた。 結果、生活費の一部補填という意味では、いま失職するのは、手痛いし、事実、困るが、 これはむしろ良い機会に恵まれたのだと「今の流れ」を前向きに受け入れた。 だが、それとは真逆に、そこを辞めることを意識したあたりや、最近では決意をする前後から、 そのバイト先で、特に顔を合わせたくない人物が増えた。しかも、面当てのようにという言葉が、文字通りふさわしいように。……。 そんな話は、その程度にしておこう。ともかく、 自分の気持ちを戒めるが、逆にそのことで、 返って望まないことにフォーカスしている自分に気づく。
それが、ネガティブな結果をさらに引き寄せているのだなと強く感じる という悪循環を繰り返している。
何も考えない。 なるべく見ないで、物理的に場所を変えるという消極策を取っている。 「流れ」に無抵抗に。しかし、消極策と自ら認めるように、 うまいやり方ではないことは確かだ。
私は、物理的な現実世界で、決して、うまい振る舞いができていないが、 「ザ・シークレット」の本には、
次の言葉の中に解決する「余地」があるように思う。紹介しておこう。 「何かに抵抗するということは、既に送られてきた現実の映像を 変えようとしていることなのです。これは意味のない努力です。 自分の内に入り、あなたの思考や感情で新しい映像を作り、 新しいシグナルを放射することが大切です。」 ( 「ザ・シークレット」 ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店 p228より引用)と、そして、さらに次の言葉は、 かなり手厳しいので、しっかり受け止める必要があるが、大切だと思う。
「あなたがすでに現れたものに抵抗すると、結局、あなたの嫌いな映像に 多くのエネルギーやパワーを注ぎ込むことになり、それらをもっと 引き寄せてしまうのです。実際嫌なものはものすごい勢いであなたを 追いかけてきます。するとそれらの出来事や状況はさらに悪化する だけです。それが『宇宙の法則』だからです。」 ( 「ザ・シークレット」 ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店 p229) 私は、あえて自分の愚かさと、身の上の恥ずかしい話をしている。それは、顔を合わせたくない人物という分かりやすい設定でブログを書いているが。