夢見心地☆戯言(ざれごと)で結構 ★19#0156

フィリピン-ピリピン

今回のブログは、ある意味、私自身の考え方の整理でもある。
それは、主にトランサーフィンの影響を受けた考え方から、このようにリアリティ(現実が創出されることについて)を解釈してみたという類のこと。

バシャールや津留晃一氏的な解釈も、もちろん影響され何らかの考えかたの素地になっているはずだ。

私は、こんな風に考えている。
まず、私にとっての主要テーマがある。

   「内側の変化が外側の変化を起こす。」 だ。

これは、ジェームズ・アレン氏の著作「あなたの願いがかなうとき」(ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)の中の第2章中に出てくるサブタイトルのひとつだが。

私が、心の問題にのめり込み始めたのは、
このテーマが表現し意味するところにかなり大きく由来している。
もちろん、このテーマひとつだけではないが…。

そして、このことを書いてみようと思ったのは、先ほど、たまたま開いた「マーフィー 貧しさと富の法則 宇宙はあなたの祈りに従う」(ジョセフ・マーフィー[著] 奥野節子[訳] ダイアモンド社)のp138に、
赤字で、次の記述があったからだった。

 「心の内側の動きが、外側の動きを支配するのです。
  外側の世界を変えるには、内側を変えなければなりません。
  心や意識のもち方で、身体、状況、環境の在り方も変わっていくのです。」

(「マーフィー 貧しさと富の法則 宇宙はあなたの祈りに従う」より)

先のジェームズ・アレンのメッセージと、マーフィー博士の言葉は、全く同じことを言っている。だけではない。多くの、スピリチュアルな部分に踏み込んだ求道者ならば、皆同じこと言っている。私にとって、深い関心のあるこのメッセージを、どうしても、トランサーフィン風に、解釈させていただこうと思ったのだ。

あくまでも私なりであることを、もう一度断っておく。
皆さんが自らの判断で理解するのが、最も正しいと思うからだ。

トランサーフィンは、このテーマを当然、肯定している。それを、より科学的な態度で、客観的に考察している点で、私は引込まれる。

トランサーフィンは、バリアントの空間と著者が名づけた世界を仮説して説明する。 バリアントの空間とは、一言で言えば、全てのモノ(人間を含めた文字通り全てのモノだ。)の人生ライン(シナリオ)が、舞台装置も含めて無限数にあるという考え方にある。

どのように配置されているかは、仮説の域を出ない。どのように考えても良いということだろう。ただ、僅かなちょっとした違いの差で、ある基点から最寄りに似たような人生のシナリオがあり、基点から離れれば、離れるほど、似ても似つかないリアリティが隣の隣のずっと…隣に、用意されているということだ。

それらは、同時、常に、存在している。

私たちの魂がどこを拠り所にしているかで、シフトするかで、その世界が少しずつ変わる。
そして、そのシフトがバシャールなどは、そこに瞬間、瞬間のシフトの連続が、私たちに時間の概念として受け入れているものだと、この世界の理解の目安を与えてくれている。

このバリアントの空間をどう選択するかが、リアリティを現実化する。
マーフィー博士の言葉に戻るが、

   「外側の世界を変えるには、内側を変えなければなりません。」

というのは、解釈するなら、
私たちに与えられている無限数のシナリオがあるバリアントの空間を如何に選択するかが、
外側の世界(物理的な現実)を変えていくという意味になるのだ。

仮に、人生などを含む物理的な現実に対して、
悲観的なモノの見方をしていれば、常に悲観的な人生ライン(バリアントの空間)を選び続けることになる。

なぜなら、その悲観的な気持ちで選択した物理的な現実を、私たちの理性が眺めるとき、私たちは、リアルな現実から再び、現実の困難さを学ぶ。固定観念を生み出すからだ。

その思いが、再び、スパイラルのように、悲観的な現実を信念のように、無意識に選択し、創り出ししてしまうからだ。当然、人生を肯定的に、捉えていけば、当然、この逆の結果を引き寄せる。
それは、なぜなのか。

私たちは、意識しようが、しまいが。無意識にバリアントの空間を、常に選択している。
今いる人生ラインで、楽しい気分が醸成されていれば、その気分の高揚の度合いにより、さらに、それに見合った人生ライン(バリアントの空間)に同調していく。しかし、意識的でなく、覚醒しながら眠っているような意識状態では、常にリアリティに振り回され、さらされているうちに、否定的なラインに貶められてしまうことがある。多くの場合は、そうだ。

私たちは、意図して、自分がどのように生きるのかを心がけていないと、常に惰性に流され、無意識な状態の罠に仕留められる。そして決して、望まない状態の物理的な現実に落とし込められるのだ。私たちは、そういうゲームを自らに課して、このフィールドに、あえて望んできたのだ。

覚醒しながら眠っているとは、トランサーフィンの著者(ヴァジム・ゼランド氏)の言葉だが、私たちは、常にその状態に陥りやすいことを自覚しなければならない。それを避ける意味でも、イメージング(スライド)は、有効なのだ。望む状態を創出するために。正確に言えば、創出できるバリアント空間と同調するためにだ。



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