夢見心地☆軽くみてはいけない「幸せ」の思いの価値 ★20#0295

フィリピン-ピリピン

私たちは、なぜか「幸せ」になることは難しいことと考えているようだ。
もう少し正確に言えば、幸せにになるためには、何らかの条件を設けているということだ。
「何々だから、幸せ」「何々を手に入れたから、幸せ」というように、
その条件が満たされないと、幸せだと思えないと思っているらしい。

これは、実に間違った考え方で、ネガティブ思考そのものだ。

ある考え方のポイントを探ってみたい。
「不幸」だとか。「悲しい」だとか。「憂鬱」には、誰しも簡単になれる。
ちょっと、何かにつまづけば、思い通りにいかない自分を「不幸」だとか。何々は、「悲しい」と思うことがある。

私も、今日、原因は、かなりはっきりしているのだが、どうしてもやる気になれない手をつけたくない仕事やネガティブ過ぎて会いたくない人たちのところへ行かなければならないという2-3の望まないことのために、今朝は、目覚めてすぐに、朝の光を見た瞬間に、「もう、朝か…。

せめて、晴れているのは、何よりも有難い。」と、いやな気分、憂鬱な気分に、一時的に支配された。
もちろん、「まずい気分だな」と思っている。
私自身の現状を知るサインなのだと思っている。

それでも目覚めてすぐに「幸せだな…」と、軽く1-2度、口にした。
いつもより少なめだった。
避けて通ることができない仕事や出会いがある以上、気分を変えることしかない。
ともかく前向きに動くしかないと思うようにしたのだ。

いまは、その気分がかなり晴れた。明るい方へ考えなければ仕方がないのだ。
現状を嘆いていても、逃げ出すこともできないので。
受けて立つしかない。ならばと、前向きに切り替えた。

そう思っているうちに、
この「不幸だ」「悲しい」「憂鬱だ」などという感情や気分は、
あまりにも簡単に私たちが再生産できる感情なのだなと、ふと気づいた。

と、一方で、
「幸せ」の感情も、同じ感情なのであるから、同じように簡単なはずなのだとも思った。
一方が簡単で、他方が難しいという理由が、どう考えても「変」だと思うからだ。

難しく思うのは、前述したように何かの「条件が整わない」といけないと決め付けていることにあるようだ。ネガティブな感情は、すぐに容易に口に出して機能させるのに、「幸せ」の感情だけには、ことごとく何かの条件をつけるのは、ある意味感情の働きに対してフェアではない。

「♪~しあわせを数えたら…」と、誰かの歌にあったように、私たちの身の回りの幸せをひとつひとつにフォーカスする習慣をつけることは、大切かもしれないと思った。
とにかく、私は、目覚めたら、まず一番に「幸せだな…」と言うようにしている。
言ってしまったほうが、勝ち(=価値がある)だという思いだ。

ジョー・ヴィターレ博士の著作「宇宙スィッチ」(住友進[訳]サンマーク出版)にも、
≪あなたの望みをすべて引き寄せるための近道≫の章の中の小見出し”「幸せ」が究極のゴール”の中で、次のように言っている。

   「自分の願望を実現し、富をもっと自分のもとに引き寄せるための(略)
    その簡単な方法があるのです。」

   「その方法を、私は願望を実現するための近道と命名しているのです。
    それは、『いますぐ幸せになりなさい』ということです。これだけです。
    今、この瞬間、あなたが幸せな気持ちでいられるなら、あなたの願いは
    すべて達成されるでしょう。」
(前出「宇宙スィッチ」より引用)

幸せの気分でいることの大切さを述べているが。それは、説明するまでもなく、幸せだと思うことが、幸せにフォーカスすることだからだ。
取り上げる価値もないネガティブな感情に支配されれば、そちらに私たちの思いがフォーカスされる。

フォーカスしたその先になるがあるのかは、それは、思いが現実化するのだ。
ならば、ネガティブな気分にフォーカスしていては、幸せにはなれない。
幸せだという気持ちを今、持つことがどれほど大切かは、自明である。
幸せの思いが、幸せを現実化する。引き寄せる。結晶化する。
  
ジョー・ヴィターレ博士の言葉をもう一つ引用しておこう。

  「あなたの目標は幸せになることにあるのです。ここに、もう一つ秘密があります。
   幸せになるために何かが必要だということはない、ということです。
   幸せになることは、あなたが「そうなろう」と選ぶことだからです。」
  (前出「宇宙スィッチ」より引用)

私たちは、生まれた時から多くの場合ネガティブな感情を持つ親や周囲から、(決して悪意や意図的はないが)ネガティブな思いや彼らの経験で得た失敗や不平・不満の感情、意見、気持ちなどを刷り込まれている。暗示をかけられている。

私たちの思いが、むしろ現実を創造し、環境は私たちの心の反映であり鏡であると、変えていけるものだという観点を決して持ち得ない人たちの思いであることに注意を払わなければならない。



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