あまりにバカバカしくて、きっと誰もそうは思えないだろう。
だが、ほんとうの願望実現の法則は、すべてがそこにある。
その法則とは、
「きっと、そうなる」という思いだ。
たったそれだけでいいのだ。すべてを委ねてしまってもいいほどだ。
私は、宗教者でも特別な信仰を持っていないが、
文字通り、神のようにその思いを信じる。信じきれれば、
何でも可能になる。そのことは、信じがたいがそれでも事実だ。
「きっと、そうなる」という思いこそ、
それが、実は、願望実現のために必要な真実の法則のなのだ。
もう一度言う、バカバカし過ぎて、多くの人は、絶対に信じないだろう。
それでも、あえて言う、私が、強調したいのは、
「きっと、そうなる」という思いにすべてがあるということだ。
ただし、あまりにシンプルすぎて、理解するのが難しい。度々、触れているが、
私たちの問題だらけの人生に翻弄された理性の実感と体験が、
そんな言葉の効力を「そうですか」と安易に受容することを許さないからだ。
多くの理屈を付け、
「そんな簡単なハズがない!」と、頑なに、スプーン曲げのように真実をネジ曲げる。
「そうだ!あなたの言うとおりだ!」
確かに、私たちは、問題だらけで、苦労ばかりしている。例えば、
お金が足りない。人間関係でつまづく。思うような仕事に就けない。あるいは仕事がない。
その上、健康にも自身がない。さらに家族の問題までいくつか抱えている。
だが、それらの問題はすべて、あろうことか。私たち自身が自ら創り上げたのだ。
常識に制約を受けている私たちの意識がそうしたのだ。
それを認めることは、かなり困難を要する。
私たちの世界を支配している原理・原則は、
「きっと、そうなる。」という思いに支配されているということへは、
なかなか思いがそこまでに至らない。至れない。
多くの場合、ただ自分自身の運命を呪うか、嘆く、さらには、
その苦難ばかりの人生とまともに闘ってしまうのだ。
「きっと、そうなる」という思いは、
私の勝手な意見ではない。成功法則の学びの中で、知り得たことだ。
いくつかあるうちの数例を紹介しよう。
アール・ナイチンゲール氏は、
「ザ・ストレンジスト・シークレット」(アール・ナイチンゲール[著] 林 陽[訳] 徳間書店)の著書の中で、p22の中で、
次のように言う。
「私は、人間に何が起きるかを決定するキー(カギ)を、この20年間探し求めて
きました。人生の大部分を予見できるような、将来を約束するようなカギがあるのかを
知りたくなったのです。」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」:p22より引用)
と言って、そしてついに、次のようにメッセージを出している。
「存在するのです!
私は、それを見つけたのです!」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」:p22より引用)
そのキーワードは、
「人は、自分の思う通りの者になる」
(前出「ザ・ストレンジスト・シークレット」:p22より引用)
ということだった。
そして、それは、まさしく、私が冒頭に取り上げた。
「きっと、そうなる」ということなのだ。
「きっと、そうなる」という思いは、「人は、自分の思う通りの者になる」をよりシンプルに簡略した言い方だと気づいていただけるだろうか。
別の著作では、ジョー・ビタリー博士の「宇宙スィッチ」(ジョー・ヴィタレー[著] 住友 進[訳] サンマーク出版)には、
「きっと、そうなる」というメッセージが、そのまま登場している。
というより、私は、これに集約されていると思い引用させていただいた。
「『きっと、そうなる』と心に誓えば、宇宙に合図が送られ、願望が引き寄せ
られるのです。これこそ『ほんとうの魔法』であり、宇宙スイッチがオンになった
瞬間なのです。」(前出「宇宙スイッチ」:p85より)
さらに、今回のブログのタイトルとテーマを「きっと、そうなる」と決めたのは、
ビタリー博士の前出の言葉で決めたのだが、バックボーンとして、トランサーフィンがある。
シリーズ:第4巻 「トランサーフィン『鏡の法則』」(ヴァジム・ゼランド[著]
ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)の
重要な記述に裏付けられたことなのだ。
ゼランド氏は、少なくとも、現時点の日本語訳およそ1300ページ前後を費やして、
この「きっと、そうなる」思いというものを語ったものなのだなと、私は思っている。
そのために、不可思議なバリアント・モデルなどの仮説を立てるが、その概念を理解するためには、辛抱強さと忍耐が必要になると思うが。
その向こうのてっぺんに、
「きっと、そうなる」というあまりのシンプルな思いを伝えるべくあったのだと
理解できるのだ。
そのメッセージを以下に引用させていただく。
「頭の中で望ましい形(イメージ)――目的――を作った後、ただ目的の方向へ足を
運ぶだけでよい。何があろうと、すべてはあなたの注文を執行するために
行われているのだ。『すべてうまく行く。なぜなら私がそう決めたからだ』という
支配者の意図を持とう」
(前出「トランサーフィン」:より引用)
と、メッセージをしている。
私は、このことが、念頭にあって、ジョー・ビタリー博士の
「きっと、そうなる」という思いが、
すべてを言い表しているように、そう思えたのだ。
☆ ☆ ☆
【フィリピン・夢見メモ】
私のフィリピン人の彼女は、非常に信仰が深い。私の前でお祈りすることもあるし、その時に、私を含めて、家族の安寧を祈っている。ありがたい。そして、彼女の信仰の深い部分が、
ある日、落ち込んだ時に、ふとすべてを放棄したように、「ナントカナル」と言い募ることがある。それは、彼女の中に、何か方法があるわけではなく、彼女の神に委ねた。委ねるより仕方がないという思いなのだろうとおもう。その「ナントカナル」は、「きっとそうなる」を裏打ちしている言葉だと感じるのだ。
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