夢見心地☆「闘う」ということについて ★19#0189

フィリピン-ピリピン

今回のトランサーフィンによる著書の示唆は、非常に重要な点を突いている。
私は、改めて引用した部分の読み返しをするとき、やや身震いするほどだ。それほどまでに、
私たちの思考エネルギ-に注意を怠るとは、私たちを望まない人生ラインへ導く可能性があることを示唆しており、注目に値すると記事だと思っている。

トランサーフィンのヴァジム・ゼランド氏は、著書のシリーズの中で、
かなり頻繁に、「闘う」という言葉を使っている。
その闘う相手とは、「振り子」や「重要性」などであり、
それを相手にするとき「闘う」ということがいかに無駄なものだということを
かなり、かなり、強調している。

振り子とは、

著書「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」(ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)の中で、概念の説明がある。
   
  「同じ方向でものごと考える人々の集まりは、『エネルギー情報体』を形づくる」
   (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

として、
ゼランド氏はこれを「振り子」と称し、
さらに、

  「このエネルギー情報体はひとりでに成長を始め、人々を自分の決まりに従わせる。」
    (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

としている。

「重要性」とは、

  「過剰ポテンシャルの最も一般的なタイプである。」
    (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

とし、
  「重要性は、過剰な意義を与えられているところで発生する」としている。
    (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

このそれぞれの概念を、私は、ここですべて説明するつもりはない。価値のあることだが、
大変に難しいと言っておこう。

実際、著書の中では、数十ページを割いて説明しているものを、数行でまとめることはとてもできない。その力は、もっともっと読み込まなければと思っている私にはまだできない。

ただ、そうした説明があるということだけを、該当著書を読んだことのないみなさんに理解していただければいいだろうと思う。成功法則本なのに、かなり異質な著書だとわかっていただければ、紹介した意味があると思う。

ただちょっとでもこの本に興味が持てそうだとしたら、
ぜひ著書のシリーズを読むといい。

心からお勧めする。
間違いなく、あなたの世界観を大きく変えるだろう。

ただし、読むにあたっては、確実に、
1巻、2巻とも、とても難解さと読み進める苦痛を伴う。ただし、
抽象的概念やその論理性の展開の仕方にある程度慣れてくるというのも不思議だが。

一方で、著作の緻密さに触れていることがある種快感にさえなってくるのだ。
これが凄い!
そして、読み進めたその先には、
明らかに、違う世界観の光明を見せてくれるだろう。

これ以上、お勧めメッセージを書いても仕方がないので、
非常に大雑把な事をあえて言わせていただい。

私たちの周りには思考の海がありそのエネルギーが充満していること、それらが相互作用し合い、何らかの力関係によって、囚われ、制限を受けたり、吸収されたり、はじかれたり、そうした中から一定の均衡を生み出そうとしているということだけは、確かだ。

しかも、その何かしら目に見えないエネルギーは、常に自然がバランスを求めているということだ。

私は、冒頭に書いたように、今回のブログで、
「闘う」ということを真に理解するために、そこに注意を向けてみたいと思った。
前述した著作に次の文言がある。

  「何かを回避したいと思う気持ちが強ければ強いほど、それを受け取る確立は大きくなる、
   ということになる。あなたがそうあって欲しくないものと積極的に闘おうとすることは、
   すなわち、それが人生の中で起こるよう、全力を尽くすことになる。」

    (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

と記述されている。

私が、もっとも興味を持ったのは、もちろんこうした示唆にあることは、当然中の当然だが。
その上で、あえて、
どういう状態が「闘う」ということになるのかの理解が、さらに欲しかったのだ。

私が、著書を通して知り得たことは、問題に、思考レベルでまともに向き合うということが、
「闘う」ということを発生させる最小限の単位だと理解している。
なるほど、ゼランド氏が、「無視する」という言葉を、やはり頻繁に使っていることにも改めて納得できるのだ。

ゼランド氏は、続けて言う。闘うというのは、象徴的に言うなら、
「何をクソッ!」と、原始的に手に棒を持ち振りかざすとか、
あるいは最新の何らかの武器を持って云々という次元で言っているのでは、もちろんない。

むしろもっとそうなるずっと以前に、智恵として、
その前段階での穏やかな次元での解決策に触れる意味で述べている。

 「望んではいない人生ラインへ移るためには、何らかの行動を必ずとらなければならない
  というわけではない。感情を伴ってネガティブに思考するだけで十分なのである。」

   (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

と、これは、言うまでもなく、
前述の引用を逆説的な観点でゼランド氏が述べていることだ。
つまり
「闘う」ということは、何かの対象に向けて、
感情を伴った思考レベルで向き合うことで、すでに起こるということを強く示唆している。

その先にあるものとして、次の引用が強烈だ。

  「要するに、あなたが望んでいないことを自分の中に取り込んだ途端、
   心は嫌悪感で占められ、その感情は増幅されて、望んでいないことがあなたの
   人生で必ず物質化されるというわけだ。」

   (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

この示唆は、非常に重要な示唆を含んでいる。この逆を行えば、
つまり望んでいることを自分の中に積極的に取り込んでいけば…、
ポジティブな結果を物質化することができるとも言っているのだ。



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