夢見心地☆不平は自己破滅へ導く ★20#0223

フィリピン-ピリピン

2日ほど前、私としては、かなりシリアスでリアルな夢を見た。
国は分からないが、いまだ内戦が続く、アフリカのどこかの地域のようだった。
黒人の兵士の姿を見かけたそう感じた。
こんな夢は、私にとっては、あまりにも非現実的で、珍しい夢だと言わざるを得ない。

それについて書こうと思っていたが、朝から番狂わせな用事が重なり、
その夢の重要な点について、思う時間もなくなってしまった。
と、ともに夢自体の記憶がほとんど薄れてしまった。

何かしら啓示的なものだったらしいが、
その夢がもたらした厭な側面の感情だけが、いまは燃えカスのように残っている。
それすら、まもなく消えうせるだろう。

それについてじっくり考える時間は、もはや余裕がなく。
なおかつ気持ちだけが焦っている。
所用に追われ、どんどん時間だけが過ぎていっているので。
そこで、記憶の薄れてしまった夢よりも、

その焦りの部分に、幾分、関わりを持つ
ネガティブな状況が招く人生ラインの移動について触れてみたい。

ヴァジム・ゼランド氏の著書「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」(ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)
の第5章 ≪誘導転移≫には、人生ラインについてのかなり詳細な記述がある。

  「今その人がいる人生のネガティブ・ラインと平行して、何本ものラインが存在している
   それらのラインはかつてその人がいたことのあるもので、
   今でもそれらのライン上ではかつてのようにすべてが素晴らしい。
   人は不満を口にすることで、悪化した道へ進む波長に同調してしまい。
   悪いラインへと本当に引き寄せられてしまうのである。」

    (前出「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」より引用)

と、人生ラインの概観を示唆している。
そのラインへの移動というのは、すべて、
私たちの思考エネルギーが放射するパラメーターが原因となって、
そのパラメーターに合致するラインを引き寄せるというものだ。

私たちのその運命のラインは、そもそも、過去、現在、未来というような単一なライン上にあるものではない。それは、常に「いま、ここ」= 現在を基点にして、そのラインはどこへも変わる可能性を秘めている。シフトをくり返している。

ジェームズ・アレンの言葉を借りて言うなら、

  「自分であるもの――美しさや卑しさ、たくましさや弱さなど、
   自分自身を明らかにする環境を、いつも引き寄せているからです。」

 (「あなたの願いがかなうとき」ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)

ということになる。

さらに言えば、

 「人は心とひとつです。心にある『考え』が自分そのものです。」
     (前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)

のその結果が、
「心にある『考え』が」、まさにその瞬間の人生ラインを決定付けるという意味になる。

私は、つい先ほどまで、焦っていた。
焦ってはいけないことは、当然、承知している。このブログを書きながら、自身を平静に保つよう取り計らってもいる。そして、賢人たちの言葉を読み返しながら、自身を戒めることに。充分ではないが、時間の経過とともに成功している。

焦りは、多くの場合、自分に関わる所用との関連で、その雑用に囚われて、忌々しさを引き合いに出す。時には、今日の天気の具合にさえも、不満が募るものだ。

トランサーフィンの著者・ゼランド氏は、次のように言う。

   「有害なパラドックスがある。あなたが忌々しい状況に遭遇して不満をもらすと、
    その結果として、状況はもっと深刻化するというものだ。あなたの不満は三倍の
    大きさのブーメランとなって戻ってくる」

      (「[振り子の法則] リアリティ・トランサーフィン」:前出より)

同様の関連で、
ジェームズ・アレンの別の著作から引用しておこう

   「不平をいうのは、もうやめることです。
    不平は、あなたを自己破滅へと導く恐ろしい罠です。」

(「きっと!すべてがうまくいく」ジェームズ・アレン[著] 坂本 貢一[訳] PHP文庫)

このブログを記述しながら、私は、改めていま心している。



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