夢見心地☆ネガティブな相手を避ける ★20#0263

フィリピン-ピリピン

何年か前のこと。ふと思い出したことがある。
それは、
様々な意味で、お世話になっていた知人からメールが来たことだ。

その人のメールを通じて、
ポジティブさとその習慣づくりがどれほど大事かを、
改めて知ることになったというのは、「うーん、なんとも…」という感じだ。

その方は、私より若干、年上で、映像業界の先輩でもある。

私が、このブログの冒頭に、「うーん、なんとも…」としたところに、
この方への私のあまり望ましくない思いがにじみ出てくる。
率直いえば、
私は、この人の事が、腫物に触るようで好きではない。

大いに世話になった事があっても、手放しで感謝できない。
お世話になるプロセスで、どこかに、率直に感謝できない思いが生じてくる方だった。
その意味で、なるべく1対1のお付き合いは、避けたいと思っていた。
常に、どこかの時点で、急に怒るんじゃないかと気を使うことある。

なので、ちょっとしたことに、すぐに機嫌を損ね、ひがむ、拗ねるということがあった。
いわゆるケツをまくるような投げやりになるところがあり、その発火点がよく分からない。
おそらく、自分の扱われ方を問題にしているようで、そこには勝手な思い込みと想像力の貧しさから拗ねるらしい。

相手(こちらの)の事情も汲めずに、自分の世界で勝手に発火する。考え方が、
総じてネガティブなのだ。ともかくこちらが妙に気を遣わされるだけなので。

よく言えば江戸っ子気質と言ういい方もあるだろう。
ただ江戸っ子として、さっぱりしていない。そこが、はっきり言えば、面倒くさい相手なのだ。
根は悪くない人だと思うが。とにかく面倒くさい。

以前は、その方にほんとに世話になったことで、深く感謝もしている。良くもしてくれた。
ほんとに感謝している。だが…。そういうつかみどころのはっきりしない性格のために、
感謝していたことが、私の中では、すべて帳消しになってしまっていた。

過去に何度か、特に年末などには、呑みに誘われたりしたが。あるいは会社に遊びに来いとも言われたが。それで、付き合えば、やはり気疲れする。ちっとも変わってない。ダメだな…と、
酒の席に付き合ったことに後悔させられる。
ほぼ説教調の相手に、気を遣うばかりで、まったく楽しくない。

こちらの気分までが、ネガティブな相手の毒に犯される感じだ。
呑んで不快になる珍しい相手だ。
それ以後、誘われても、理由を付けて断っている。申し訳ないので、
顔を出そうかと思うが、 いま一つその気になれない。

で、断ると、また、嫌味を含めて、拗ねたメールが来たりする。
その頃も若干の理由があって、多少、世話になっていた。その件で、メールが来た。
詳細は、書かないが。メールを読んで、もしかしたら、少しは変わったのかと思ってみたが、
やはりそう単純ではなかった。

その後のメールで私は、世話になっていることへの感謝の気持ちを伝え、さらに、
懇切丁寧に、こちらの事情や様子などをメールレスポンスして知らせたが。

人のあげ足を取るような不快なメールが来たりした。
おそらく、相手に悪気がないのだろうと思うが、自分の扱われ方が気に入らないという部分
から発していると推測できるような嫌味な部分の指摘があった。

メールを読んで、私は、不快になった。
不快になっては、損だと思い、どこかいい点を探そうと考えた。

とりあえず、これ以上の先方の返信メールのレスポンスは避けようと…。
当面、無視しようと結論した。

その後、ずっとその不快な感情をやや引きずっている。その気持ちを追い払わないととばかり、
その気持ちを切り替えるのに、やや苦労している。

こんなことをなぜ書いたか。

ネガティブな相手とは、付き合わない方がいいということを書きたかった。
人は、自分が本気で変わる必要を感じなければ、変わる事などできない。
ネガティブな人間は、自らが変わろうと思わなければ、変わる事ができないのだ。
人のアドバイスで、変わることなど、まずない。

もし相手がネガティブな人だと思ったら、その相手と付き合うのは損得以前に、
とても有害だと言っておきたい。

プラス思考を心がける者にとって何も得るものがない。

プラス思考を築くのに、時間は、とても掛かるが、
不快にされるのは、一瞬だ。
ネガティブな毒の破壊力は、すさまじいと思ったほうがいい。

ジェフ・ケラー氏も著作「いつもうまくいく人の成功法則」(ジェフ・ケラー[著] 弓場隆[訳] ソフトバンク文庫)
の中で、
次のように述べている。
ネガティブな人とは、

   「あなたの気分を滅入らせることを面と向かって平気で口にする。
    さらにご丁寧なことに、自分の体調がよくないこともつけ加えるかも
    しれない。」

    (前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)

とある。対してポジティブな人は、

   「いつもポジティブで相手の成長を促してくれる人のことだ。
    気分を盛り上げてくれるから、いっしょにいてとても楽しい。」

(前出「いつもうまくいく人の成功法則」より引用)

と述べている。

私は、ここまで書いて、実は本音を記述していない。以下にその部分を書こうと思う。
私が、最もその人を好きになれない最大の理由は、

相手の成長を促せない。喜べないところにある。

つまり、私が、数年前、それまでの映像業界での仕事にある程度の限界を感じ、
今後も見据えて、さらに一歩踏み出して、事業を決意したときのことだ。

この方は、「やめた方がいい」という言葉に集約できる意見を、
相談したわけでもないし望んでもいないのに、終始、ネガティブに私を説得し否定した。

もし、その方が、

  「そうか。まっ、大変だと思うけど、頑張ってみな。まず、やってみることだよ。
   お前の思っているようにやってみたらいい。きっと成功するよ。
   それで失敗しても、何があっても勉強になるよ。一度や二度、失敗してもくじけるなよ。
   何度でも立ち上がればいい。チャンスはいつもあるよ。
   お前が困ったときには、俺にできることがあったら何でも応援してやるよ。
   もしお前が全世界を敵に回しても、俺だけは何があってもお前の味方だからな。」

と、仮に、そう言ってくれたら、
実際に応援してくれなかったとしても、そんな言葉を投げかけてくれたら、
どれほどその人に男気を感じ、感謝し、勇気づけられ、その人を尊敬をできただろうか。

その方は、そのすべてにおいて真逆な対応で私を否定をした。

求めてもいないのに、私にネガティブな言葉だけを投げかけた。
それでも、この人に感謝はすべきだと思っている。

ただ私は、この人と距離を置くことにした。極力、会う機会を避けている。



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夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/

夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/

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