「心と現実の間には、『原因と結果の関係』を成り立たせる『思考の法則』の存在がある」
とジェームズ・アレン氏が著作「あなたの願いがかなうとき」(ジェームズ・アレン[著]
葉月イオ[訳] PHP文庫)の中で、述べている。
それは、思考錯誤と経験を通じて、
自分を方向付けるために「思考の法則」があると言う。
それは、五官にさらされ、揺らぎやすい「意識」や「理性」がどんな状況にあれ、
心と現実の関係を理解していくことで、心の混乱が「原因」と「結果」によって、どのような不利益な結果をもたらすかを知ること、その学びによって徐々に、正しい判断が常に不可欠であり自分の方向付けの大切さを知るために「思考の法則」があるのだという。
もっといえば、
望ましい状況、望ましくない状況を、くり返し、くり返し、より多くを体験する中で、
そのときどきの心のあり方と現実との関係が、どうであったのか、
どう反映されたのかを『原因と結果』を学び知るなかで、
その「思考の法則」を使いこなすことができるようになるのだという。
「原因と結果」については、
アレン氏は、次のように
「あらゆる物質の現象には、一定の条件で、必ず成立する『原因』と『結果』が
あります。それは、自然界にも、人間の心の領域でも、『確実なしくみ』として
働いています。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
と述べている。
以上の点で、同様のことは
「マスターの教え」(ジョン・マクドナルド[著] 山川紘矢・亜希子[訳]飛鳥新社)の中でも、述べられている。
「願望実現化のシステムを学んで、あなたの建設的な思いが全部、
自動的に外に形となって現れる状態になれば、あなたは人生のすべて
の条件を支配することができるようになります。」
(前出「マスターの教え」より引用)
と。
自分を方向付けるということについて、
「自分のさまざまな考えを明確にしていくことが、
あなたの人生のゆくえを方向付けていくことにつながります。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
「自分のさまざまな考えを明確にしていくこと」というその判断基準が、
「マスターの教え」の中の
第7章 ”確たる目標を打ち立てればよい”ということにつながる。
確たる目標により、常に自分の方向付けを研ぎ澄ましていくことができる。
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