夢見心地☆感謝の章 ★20#0239

フィリピン-ピリピン

「ザ・シークレット」(ロンダ・バンーン著 山川紘矢+亜希子・佐野美代子[訳] 角川書店)
の中に、感謝の章として、《感謝の力》の項目がある。

私は、この感謝という言葉が、とても好きだ。
個人的にも意識的によく使う。あまり感謝したくない相手にも、
あえて言うように努力している。

その「感謝」についてだが
「ザ・シークレット」で注目したい点がある。次の表記だ。

   「私の人生を変えた1910年のウォレス・ワトルズ著『富を[引き寄せる]
    科学的法則』の中でも感謝の章が一番長いのです。映画『ザ・シークレット』
    の中のすべての師は一日の中で必ず感謝しています。彼らのほとんどが
    感謝の気持ちや考えを抱いて一日を始めているのです。」

            (前出「ザ・シークレット」p125より引用)

とあり、さらに、ロンダ・バーン氏は

   「これまで、いろんな書物を読み、『秘密』を知って様々な経験を
    してきました。その中で、感謝することの効果が何よりも高いことが
    分かりました。もし『ザ・シークレット』の中の知識をただ一つだけ
    選ぶとしたらそれは感謝です。感謝があなたの生き方になるまで、
    習慣化しましょう。」

            (前出「ザ・シークレット」p126より引用)

と述べている。事実、「ザ・シークレット」の本でもそれなりのページ数を割いて述べている。
その意味においても、私は「感謝の力」に大変、関心を持っている。

なぜ、感謝がそれほどに大切なのか。

先のウォレス・ワトルズ氏の言葉(引用の引用になるが)として、

    「感謝すると自分の思いと宇宙の創造エネルギーが密接に調和する、と
     考えたことがありますか。もしなければ、そのことをよく考えてみましょう。
     するとそれが真実であることがわかるでしょう。」
            (前出「ザ・シークレット」p123より引用)

と示唆していることにある。

私見になるが、感謝をするということは、「感謝していること対象」に対して思考をフォーカスしたことになる。私たちの意識が、思考を通じてある対象にフォーカスするということは、
それを現実化することを意味する。つまり、感謝の念を発することで、再び感謝をしたくなるようなことを招き、「引き寄せる」ということに繋がるのだ。

「ザ・シークレット」の中のジョン・グレイ氏は言う。

    「いつも感謝することが大切です。感謝が良き物事を引き寄せます。」
            (前出「ザ・シークレット」p124より引用)
と述べ、
ジョン・デマルティーニ博士も

    「自分が思っていること、感謝していることを私たちは引き寄せます。」
            (前出「ザ・シークレット」p124より引用)

と述べている。

「感謝」については、当ブログでは、何度か書いているが、
前回、書きたかった部分を今日、ここに記したいと思う。

ボブ・プロクター氏が、特に、感謝に深い重きをおいている態度についてだ。

「ザ・シークレット」の前半で、創造のプロセスの第1段階で、
ボブ・プロクター氏は、次のように述べている。

    「あなたは本当は何が欲しいのですか。座って1枚の紙に書いてみましょう。
     現在形で書いてください。『私は今現在、あまりにも幸せで
     感謝していますが。』と書き出してください。それから自分の人生が
     どの分野でどうなって欲しいかを書きます。」

            (前出「ザ・シークレット」p82より引用)

とあることだ。これについて、「ザ・シークレット」の著者であるロンダ・バーン氏が先に、ボブ氏のこの態度に注目していて、私は、その指摘を受けて、「ハッ」とした。
 
訳者が違うことや、多少表記も違うのだろうが。ボブ氏の著書である「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」(ボブ・プロクター[著] 岩元貴久[監訳] きこ書房)にも、ボブ氏は、やはり同じことを強調していたことを思い出したのだ。

その著作のp110には、次の記述がある。

   「そのメモを毎日何度も読み返しつつ、豊かな自分という意識を確立するのです。
    メモには、つぎのように書きとめるとよいでしょう。
    『わたしはとても幸せです。今のわたしは幸せな状態にあります。』」

      (前出「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」より引用)

と、願望のリストの書き出しの冒頭に、
「わたしはとても幸せです。今のわたしは幸せな状態にあります。」
と、メモに書くことを勧めている。

先に挙げた上述の表記と、表現自体は、まったく同じではないが、
後の方は、「今、ここ」の状態として、
背景には、やはりベースの思いとして感謝の意が含まれていなければ、
「今のわたしは幸せな状態にあります。」という表現には、
そもそもならないだろう。その意味で、前述の二つ表現は、ほぼ同じようなものだと
思っていいと思う。

「ザ・シークレット」に戻るが、著者のロンダ・バーン氏は、
このボブ氏の心構えを取り上げ、補足を加えている。

   「自分が欲しいものを既に得たかのように感謝すると、非常に強いシグナルが
    宇宙に放射されます。それは、今この瞬間に感謝しているが故に、それが
    既に手に入ったというシグナルなのです。」

     (前出「ザ・シークレット」より引用)

とある。

そして、「既に得たかのように」は、
かの偉大な師が述べたように、

   「祈り求めるものはすべて、すでに得られたと信じなさい。そうすれば、
    そのとおりになるだろう。」

   (マルコの福音書 第11章 24節 /「ザ・マスター・キー」
      チャールズ・F・ハアネル[著] 菅 靖彦[訳] 河出書房)より引用))

ということに繋がる。



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