夢見心地☆幸 運 ★19#0141

makati方面 フィリピン-ピリピン

誰がどう考えても、はっきりしていることがある。
どちらに、意義があり有用性があるかだ。

例えば、陰気臭く、しかも人を寄せ付けない強面で、肉体上の強さをあえて誇示している人が稀にいるということ。
他方で、やはり何があっても耐え、明るい顔、声、生き方を根ざしている人もいるということの意味を。その代表格は、誰否定することなく、斎藤一人さんだろうが。

私も斎藤一人さんのような、常に明るさを振りまく、周りを和ます冗談の言える人間になりたいと思う。そこには、北風と太陽の物語そのものがある。
特に、斎藤一人さんで言えば、最高の成功法則のメッセージがある。
それは、「いま、幸せだと思うこと」という内容だ。

このメッセージは、成功法則を知らない人からしたら、
「何なの、それっ!?」というメッセージに、きっと聞こえるだろう。
だが、そのメッセージが出てきた思いには、途轍もなく強力な、
しかも裏付けのあるメッセージなのだ。

このことを語るのは、大変に難しいが、あえて単純化して言えば、
「幸せだ。」と仮に、いま現状がとてもそう思えなくても、そう思い続ければ、
その波動が、宇宙から、その思いに比例した幸せな状態が作用・反作用で引き寄せるように
戻ってくる。そのように展開してくるものなのだ。

馬鹿馬鹿しいと思うのは、人それぞれ、勝手である。
そう思うだけの方を、必要以上に説得することもないし、説得できないだろう。そう思う方は、やはりそう思うだけの結果を、やはり受け取るのだ。

ともあれ、自分の思いとの関連で、そう思えた時から、
幸せな状態に包まれはじめるということだ。それ以上語る必要がない。

ところで、
机を整理していたら、どこへ行ったろうと思っていた「マジック・ストーリー」(フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ[著] 野津智子[訳] ソフトバンクパブリッシング株式会社)の本が出てきた。良かった。ラッキーだ。

この本は、独特のムードを持っている。
成功法則を語り継ぐ物語形式の本の一つで、
「マスターの教え」(ジョン・マクドナルド[著] 山川紘矢+亜希子[訳] 飛鳥新社)とは、
ちょっと違う。どこか、人生の切なさを含んだムードがある。

「切なさか…」と、やや思うが。決して、悲しい結末の物語ではない。
むしろ大成功を収めるためのあくまでも成功哲学を物語のベースにした教訓を語る本だ。

恐らく、主人公が、どれほど人生の荒波に揉まれて、絶望の淵に立ちながらも、苦しいとも言わず、ただじっと幸運が巡ってくることを、胸に秘めていている。
その姿を私自身、自分の姿として投影して観て共感しているのかもしれないなと思う。

この本のあらましを言っておこう。

「時代は、4-500年くらい前の話だ。生い立ちに恵まれず、すぐに家族を失う。頼るものもなく、成人して、樽職人となる。やがて、主人公は、全く思いがけない幸運に恵まれ造船所まで創り成功するが、火災で全てを失う。しかも、借金付けとなり、牢獄に入れられる経験をする。

解放された後も、ずっとその日ぐらしのような生活をし、ホームレス状態で、日々を過した。そのほとんどは昔、働いていた樽置き場の倉庫を常の寝座にしていた。
そんな寒い夜のある未明の、夢見なのか…。自分の分身と出会う。

その分身こそは、かつての華々しい成功をしていた時の自分の姿だった。

そして、その分身を素直に受け入れたとき、主人公は、かつて以上の大成功を収めるという話。その自ら体験した成功から得た教訓が、短い本の中に、凝縮され、結びのように記されている内容だ。

教訓は、6つあるのだが。
その中の2番目を、取り上げておきたい。

   「幸運というのは、まったく予想のつかないものであり、勤勉さと創意工夫と
    感謝の気持ちがなければ、持ち続けることはできない。その意味で、幸運は、
    親しい友人に似ていると言える。
    ぞんざいに扱ったり見下したりしようものなら、
    幸運は、誰かほかの人の方へ注意を向けてしまうのである。」
 (「マジック・ストーリー」フレデリック・ヴァン・レンスラー・ダイ[著]    
    野津智子[訳] ソフトバンクパブリッシング株式会社:p101より引用)

冒頭に、斎藤一人さんの強力なメッセージとして、
取り上げた幸せのなり方として、

   「いま、幸せだと思うこと」

という内容を書かせていただいたが。

その前に、あえて言えば、私たちは、案外、幸運なのだ。
斎藤一人さんのような成功者から、その成功の秘訣を聞くことができるからだ。

そして、
前述した教訓2には、ある示唆が書かれていることに気づかれただろうか。
成功者がせっかく伝えてくれた、

   「いま、幸せだと思うこと」

の言葉の重みを、意味がいま分からなくても、
決して、

   「ぞんざいに扱ったり見下したり」してはならないのだということを。



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夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/

夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/

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