夢見心地☆時空を越えた記憶 ★20#0305

フィリピン-ピリピン

私たちの潜在意識には、驚くべき能力を持つ。
それを私たちは、なかなか実感することはない。だが、考えてみれば、私たちの身体は、まったく意識することなく、管理しているのは、潜在意識の能力の一部であることは、言うまでもない。

空腹になれば、空腹を感じる。眠気を感じれば、眠くなる。
髪の毛一本一本の成長も、爪の伸びるシステムも、すべてが、実に絶妙なタイミングで適切に行われている。簡単な例でいえば、手に小さな傷一つ作っても、それは恐るべき能力の全知全能の力の配慮と配分で、程度によるが数日で治癒されてしまう。

それは誰もが経験しているささやかな潜在意識のその能力の一端に過ぎない。だが私たちは、そうした力を、ほとんどの場合当然のことのように思っている。その意味で私たちは、本当の意味での潜在意識の無限の力を見くびっている。

潜在意識の能力が凄いものらしいことは、何となく理解しているものの。直接、驚くような場面でその能力を直接、目で見るという経験がほとんどないために、
あまり意識することなく、当然のシステムの中に埋没させて、迂闊にも、常に軽んじているのだ。

ピアノを美しく軽快に弾く姿を見ても、その指先の滑らかな動きを見ても、それは、個人の資質の能力であるかのような錯覚に陥って個人としての技量を賛美するが、そこには、明らかにに潜在意識の能力が絶対的に発揮されていることを実感していることはない。

ジョセフ・マーフィー博士の著作の翻訳を多数行っている大島淳一氏は、その翻訳等などを通じて、知り得ている潜在意識の能力について、
「マーフィー 100の成功法則」(大島淳一著 知的生きかた文庫/三笠書房)の章の
≪82 時空を超えた”民族・種族の記憶”はある≫の中で、以下のように説明している。

精神物理学者のカール・ユングが、「『個人の記憶を超える記憶』」(前出「マーフィー 100の成功法則」)について主張していると述べ、そのユングの主張に基づいて人間の記憶には、民族、種族としての記憶が内包されていることのだと糊塗している。

潜在意識には、時間も空間もない。その能力は限界もないともよく言われていることだが。
この章には、そのおもしろい例が記述されている。

ペンシルベニア大学のH.V.ヘルプレヒト教授が体験した夢の話だ。
同教授が、ある土曜日の夕方、「古代バビロニア人の指輪についていたものと考えられる二つのメノウの謎」を解こうと、努力していたが成果もなく、その晩に疲れ果てて、ベッドに横たわったときのことだという。

同教授が夢の中で、40代くらいの司祭と出う。
その司祭というのが、

  「背の高いやせたニプアの司祭(いまから5000年前に栄えたバビロニアの古都。
   約70年前に発掘された)が、彼(夢の中にいる同教授)をある寺院の宝仏殿に
   連れて行きました。」

    (前出「マーフィー 100の成功法則」より引用)

という。さらに、

その夢の中の司祭に同教授が、謎解きができなかった二つのメノウの謎について、
こう告げたという。

   「お前(同教授)の本の中で22ページと26ページに別々に掲載した
    二つのメノウの断片は、いっしょのものであり、しかも指輪ではない……
    最初の二つの輪は秘蔵の耳輪だったのだ。お前が今晩ひねくりまわしていた
    二つの断片はその一部なのだ。その二つをいっしょにしてみれば、私の言う
    ことがほんとうだということがわかるであろう」

    (前出「マーフィー 100の成功法則」より引用)

というお告げに基づいて、同教授は、すぐに目を覚まして確認をしたところ、それが事実であったということが確認されたという話が出ている。なんとも興味深い話だ。

私は、知らなかったが、数日前にYouTubeにあった動画を見た。

理論物理学者 リサ・ランドール博士 来日インタビュー.flv
http://www.youtube.com/watch?v=arKlj3pJQnc&feature=related

数年前にリサ・ランドール博士というハーバード大学の理論物理学者が、日本に訪れていたそうだが。当時47歳だが、動画でみるかぎりすごい美人だ。

あのインテリ女優のジョディ・フォスターに似た風貌のスーパー・インテリで、あのVOUGU誌にも特集が掲載されたという。その教授がなぜ注目されたのか。単なる美人だからではない。異次元世界の存在を理論的(しかも数式で)に証明したことで注目されたということだ。

難しい話で、私には分からないが、私たち3次元の人間からは、認識できないが5次元世界があるということだ。しかも3次元世界が5次元世界に囲まれているという事らしい。
素粒子の研究をしていて、突如消えた素粒子の消失の原因を仮説するうちに、その異次元を意識したらしい。この話は、私にはとてもこれ以上できないので、ここで遠慮する。

私たちの潜在意識の無限の可能性として、今後、さらに、時空を越えた認識を可能にしていくであろうと言いたいだけだ。

そのことは、私たちの肉体は、3次元世界にあるのかもしれないが、私たちの無限なるスピリチュアルの世界は、次元をはるかに越えたところにあるという物理学においてはまったく素人の私にも、なぜかワクワクとさせられるような直感を抱かさせてくれるところに注目し2つの引用をさせていただいた。



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