「あなたは幸せな場所からやってきました。」と、
ロマンチックに投げかけるのは、ウエイン・W・ダイアーだ。
「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」(ウエイン・W・ダイアー著 山川紘矢・亜希子[訳]三笠書房)のなかの一説だ。
そんなあなただからこそ、固より、
「あなたは調和を願い、幸せを心から望んでいます。」という。
(前出「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用)
私たちが幸せを求めるのは、至極当然のことなのだ。
なのに、私たちは素直さをすっかり忘れ、何かほかの意味づけを探して複雑にし、
私たちはひどく遠回りをしているようだ。
その本来の姿をとりもどすためには、”幸せな場所から来た”のだという自覚を持ち、
「本来のあなたと一致する選択」をしなさいと、ダイアー氏は言う。
(前出「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用)
そのために、どこにいても、いつでも時間があるときは、
「自分が幸せである状態を思い描くことが重要です。」という。
(前出「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用)
そうすることで、どんなことが起きるかというと、
「自分が本当に望んでいることを犠牲にしてまで、望まないことを
追いかけたいとは思わなくなります。」
(前出「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用)
つまり”幸せな状態”そのものにフォーカスしているのだから、幸せでない状態にフォーカスすることはなくなると言っているのだ。どちらかを考えれば、同時に、その反対のことを考えることはなくなるからだ。
この幸せについてのダイアー氏の示唆と関連して、
斎藤一人さんが、「二千年たってもいい話」の講演の中で、きわめてシンプルな発言をしているがそのあまりのシンプルさのために、いままでの私は、その意味に気づかないほど、真理を伝えているので紹介しておこう。
「普段ねえ、オレねえ。くだらないことばっかり考えてんの。
オレ、講演のときいちばんまじめなの。(会場内:笑い)。そいでねえ。人間てねえ。
よくあのぉ、オレのお弟子さんが、さあ…、ひとりさんといると…、
ディズニーランドにいるより楽しいっていうの。で、
『なんでそんなに楽しいんですか。』っていうと、オレは楽しいっていうことは、
オレは楽しいことを考えてんの。わかるかい?
ほいでねえー。面白くないんですって奴は、面白くないことを考えてんだよ。
人間てね、考えてることが、アンタなんだよって。でね、のべつ怒ってる奴って、
腹の立つこと考えてんだよ。だって、楽しいこと考えてて、
怒るわけないんだからね。」
(「二千年たってもいい話」より引用 斎藤一人著 マキノ出版 )
この言葉の中にこそ、
人間は、その人が、考えているとおりの人になるという理念が、スッと、盛り込まれているのだ。幸せを考えれば、幸せになるという、きわめてシンプルに語られている。
もう一度、ダイアー氏の言葉に戻るが、
「自分は幸せな人間であると思いましょう。すると、
自分のことが、本来のあなた自身である。神のような魂だと思えるようになります。
そして、まさにあなたの本質である幸福と同調し、調和するのです。」
(前出「9日間プラスのことだけ考えると、人生が変わる」より引用)
と、述べている。幸せになるとは、こんなにシンプルな話なのだ。
思いっきり、幸せについて考えてみようと,
いま強く思う。
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