「心の中で思ったり感じたりしていることは、いいものも悪いものも、
かならず実現します。」
とは、
「マーフィー 世界一かんたんな自己実現法」
(ジョセフ・マーフィー【著】 富永佐知子【訳】 きこ書房)からの引用だ。
このメッセージについて考えてみた。
私たちの多く思いは、望むことが起きることよりも、
むしろ心配していることへの何か悪いことが起きるのではという
不安に捉われることが多いように思う。
そして、実際には、案じるほど悪いことは起きていないものなのに、
心配事に集中していた時間もそれなりにあるため、その思い煩った印象から、
何か悪いことが多く起きているような感じを受けている。
そこは、かなり問題で。上記、マーフィー博士のメッセージのように、
心の中で思っていることが現実化するなら、必要以上に悪く考え余計な心配をすれば、
それに見合う結果を得るということになる。
悪いことが、結果として多く起きているような印象を強く持っているような場合は、
どうしても、心配性の要素が優先するようになる。
そのことから、私たちの人生は、
あまりうれしくなるような良いことが起こらないか、
むしろ起こりにくいというような経験値の制限を受けやすくなる。
実はそう思うことの裏側に、非常に重要な要素が隠れている。
いいことよりも、悪いことが多く起こるのは、私たちの思いに問題があるからで。
思考は、文字通り、誠実に現実化していることに全く気づいていないのだ。
思考が現実化するというのは、事実だ。
悪い結果を招いたとする。その結果を得る前に、ある程度、
心配していた悪い予測というのは、私たちの期待したごとく、
現実化したのだということに、思いが至らない。
悪い結果を招いたとき、私たちは、
「ああ、やっぱり」「ついてない」「なんてことだ!」
ほかにもいろいろと結果に対して失意を表す感想を漏らすだろう…。
しかし、一歩引いてみれば、私たちが心配したようにというか、
あるいはそれ以上に、
悪い結果を招いたのは、そもそも、私たちがそうなるよう繰り返し集中的に
思い悩み考えたからだ。
さらに、もう一歩引いてみてほしい。
悪いことが起きるのではと思い詰めて、悪い結果が起きるなら、
いいことが起きると考えて、
いい結果を招くことは、それも「道理」だとは思えないだろうか。
もう一度思い出そう!
「思考は、現実化するのだ!」ということを。
悪いことが起きる結果を一切考えず、いいことだけを思い、
感情もホクホクするような良い結果をだけを考えたとしたなら、
予想だにしないような、いいことが起きるということも有りなのだ。
信じ難いが、私たちのこの世界は、このようにシンプルだ。
あまりのシンプルさゆえに、信じられないだけだ。
「引き寄せの法則は、あなたの習慣や性格や支配的な心の姿勢に対応する
状態や環境、人生経験などを間違いなく確実に引き寄せるでしょう。」
(「マスター・キー」チャールズ・F・ハアネル【著】 菅 靖彦【訳】
河出書房新社より引用)
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