個人的なことを言わせていただくと、
ある日の午前中のひと時のことだ。なぜか、急に心がひどく乱れだした。
一種の暴走に近い状態だった。
理由は、まったくわからない。それを冷静に見ている自分もいるので、
大したことではないのだろうと思うが。
ただ、心の内部から何かしら正体のわからない胸騒ぎ的な焦燥感に追い立てられた。
それでけで、体が火照りそうな感じにさえなった。
落ち着きを取り戻そうとするが、なかなかできない。
そして、
いますぐ考えなくても良いことを、あえて考えてみたりもした。
その間に、ちょっとした不安もよぎる。
「遺憾な…」と思いつつ、
ほんのわずかな瞬間だが、振り回された。
「焦るな!」と自分に言い聞かせてはみるが、あまり効果がなく、
全体としては、落ち着きを失っていた。
気を紛らわそうと、
いつも行っているイメージングに集中してみようとしたが、、
ほとんど身が入らず、
上の空といった感じで、上述の思いに阻害された。
それは、小一時間、前後ほど続いて、
いまは、ようやく落ち着きを取り戻した。
心の「コムラ返り現象」とでもいうべきものは…。
一体、どこから来るのだろうと、思ってしまう。
これまで知らずに培ってしまってきていた
私の心の中に巣食っているネガティブな思いたちの造反でもあるのかもしれない。
こうしたことは、意識や心というものを持たなければ、生じないことなのかもしれない。
改めて、心の力、その威力について、思う次第になった。
「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」(ボブ・プロクター[著] 岩元貴久[監訳] きこ書房)の、p92には、
次の引用がある。
「ナポレオン・ヒルの名著『思考は現実化する』(きこ書房、田中孝顕/訳)
には、『心で考え、信じることができれば、それは成し遂げられる。』
と書いてあります。」
(「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」より)
という示唆がある。
ボブ・プロクター氏は、自身の著書で、こうした言葉を引用したくなるほど、心の力というものを信じているのだな…と、改めて思う。そうした賢者たちの言葉を貰い受けているうちに、
気がつくと、いつしか私も、その言葉の意味するところをいよいよ感じ入っている自分を思う。
午前中の私自身に起きたちょっとした「心のコムラ返り」の状態から、
いま落ち着きを取り戻し、心の力に驚きつつも、
この著書の中から、学ぶべき言葉を見出したので、それを引用させていただき
それを記述しておきたい。
「さぁ今から、心のスクリーンに裕福な自分をイメージして、それが現実になる
ことを待ちましょう。たとえどんな事態に陥ったとしても、裕福な自分の
イメージを保ち続けることです。どうにも悪いほうにむかっているとしか
思えない出来事が、続けざまに起こることがあるかもしれません。それでも
そこであきらめてはいけません。裕福な自分のイメージを失わず、
今自分が経験している困難は、その後自分が経験する素晴らしいことの前に
起こっている一時的な試練だと解釈することです。」
(「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」より p92-93)
ボブ氏は、たんなるダテで、こんなことを言っているのではないだろう。自らそうした苦しい体験を持っているからこそ、こうした言い回しをすることに、心遣いができるのだろうと思う。
私は、この言葉に、とてつもない勇気をもたらしていただいている。感謝だ。
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