夢見心地☆自己イメージのための３０分 ★20#0217

誰の邪魔も入らずリラックスし、できるだけ気を楽にして、イメージングすることは、
とても重要なようだ。

それには、願望実現のためのイメージングもあれば、自己イメージを変えるためのイメージングもある。どちらも、リラックスし、くつろいだ気分になることが求められている。
イメージングこそが、私たちの潜在意識にアクセスするもっとも最強で有力な方法だということになる。

今回は、自己イメージを変える方法に優れた著作の中から示唆を取り上げてみたい。
自己イメージは、私たちの人生のあり方を考える上で、とても重要だ。
「ザ・シークレット」（ロンダ・バンーン著　山川紘矢＋亜希子・佐野美代子[訳]　角川書店）には、次の記述がある。

　　「あなたの人生は、あなたが考えていることを映し出す鏡です。」
（前出「ザ・シークレット」ｐ４３より引用）

「あなたが考えていること」とは、自己イメージというフィルターを通して、
自分のあり方、世の中とのかかわり方を考えるということだ。

その自己イメージこそが、輝かしい人生を謳歌する。肯定する側の考え方に根ざしていればいいが。もし世の中を不平、不満、妬み、攻撃的な傾向で歪めて見る自己イメージのフィルターに支配されているとしたら、
本人ばかりでなく、周りにも少なからず悪影響を及ぼすだろう。

時折、そうしたネガティブな制限と呪縛に囚われた人々による悪意が、
新聞の社会面を目立たせてることがある。

自己イメージの健全化を図るために、常に意識的にクリアニングしていかなければならない。

　「あなたの思考がすべての事象の根源であることを覚えておいてください。」
　　（前出「ザ・シークレット」ｐ６２より引用）

「潜在意識が答えを知っている！」（マクスウエル・マルツ：ダン・Ｓ・ケネディ［編］　田中孝顕［訳］　きこ書房）には、≪自己イメージを変える毎日３０分のエクササイズ≫という項目がある。それを紹介する。
冒頭で取り上げたリラックスとイメージングを行うことだ。

　「大きなスクリーンに映された自分自身の映画を観ているとイメージしてみる。
　　大切なのは、その映像をできるだけ鮮明に、しかも詳しくイメージすることである。
　　あなたのメンタル・イメージをなるべく現実の経験に近づける必要がある。」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ８９より引用）

このイメージングを毎日３０分続けることが大切だという。
心がけたい点としては、

　「何よりもイメージした世界の細部が重要なのだ」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ８９より引用）

という。その３０分間は、

　「自分が完璧に適切な行動や反応をしているところを思い描く。」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ８９より引用）

ようにすること。
そうした原則に基づくようにしていくのだが、
まず、
　「『今日から３０分、自分がこんなふうにしているところをイメージしよう』と
　　　　思うだけでいい。」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ９０より引用）

としている。なので、実際、

　「昨日どう行動したかは、問題ではないし、明日は完璧な行動をとっていると無理に
　　　　信じる必要もない。」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ９０より引用）

現実の自分に、完璧さを強いるべきでないという。
いまの時点がどうかは、いづれ、
こうしたエクササイズを続けていくうちに、
徐々に、修正が加わりそのイメージどおりの姿に導かれていくと
述べられている。

　「（このエクササイズによって）新しい自己イメージができあがる」
　　　（前出「潜在意識が答えを知っている！」ｐ９０より引用）