ジェフ・ケラー氏の「夢をかなえる人生のガイドブック」(ジェフ・ケラー著 弓場 隆[訳] =SoftBank Creative)の中の見出しとその内容に、大いに影響を受けている。
その意味で、私は、
そのジェフ・ケラー氏の素晴らしい内容の一部をきちんと紹介しておきたい。
ジェフ氏は、著作の中の小見出し”快く与え、快く受けよう”(p202-p207)の中で、
冒頭、次のように語る
「『与えよ、そうすれば与えられる。』という聖書の言葉には深遠な真理が
含まれている。実際、与えることは受け取ることの必要条件なのだ。
とはいえ、受け取ることを過小評価してはいけない。」
(前出「夢をかなえる人生のガイドブック」より引用)
という。
ここにも、連日こだわってきたように、「受け取りの法則」に関連する内容が指摘されている。
書籍の中では、まずは、
「与えることの基本原理」として
以下のように挙げている。
*与えることを拡大解釈する。
*与える精神について考える
*親切な行為を心がける
*欲望をむき出しにしない
*ノーということによって自分に与える
をページをきちんと割いて述べ、
さらに「受け取ることの基本原理」を述べているのだ。
「受け取りの法則」を深く理解する意味で、
ここがきわめて重要だと思う。
*すべてのほめ言葉を喜んで受け取る
*すべての物質的な贈り物を喜んで受け取る
*すでに受け取ったものに感謝する
*受け取ることには忍耐力を必要とする
「夢をかなえる人生のガイドブック」
(ジェフ・ケラー著 弓場 隆[訳] =SoftBank Creativeより)
を挙げている。
この中で、「受け取ることには忍耐力を必要とする」に注目したい。
「気前よく、しかも明るく与えていれば、いつか受け取ることができる。」
(前出「夢をかなえる人生のガイドブック」より引用)
とジェフ氏は言い、さらに、それは、宇宙の思惑に支配されるので、そのお返しは、いつ、どのタイミングで、ということはわからないし。必ずしも、すぐに、そのお返しがあるわけでもないとも言う。また、ここが注目点だが、与えた人から、必ずしもお返しがくるわけでもないという。
としても、与えるという行為は、いずれにせよ。投げたブーメランが戻るように、与えた側に戻るようにできていると、遠い昔のイエスの時代の前から、作用・反作用についてお墨付きがなされていることだ。そうした歴史の検証を受けている先人のメッセージは、無条件に信じたほうがいい。
私が、ジェフ氏の言葉で、特に感銘したのは、
「人々に与える(社会貢献するという意が軸)のと同様に受け取ることも大切だ。
私たちが受け取ることによって、相手は与える喜びに浸れるからだ。」
(前出「夢をかなえる人生のガイドブック」より引用)
ということだ。
受け取るということは、ジェフ氏のこの言葉によれば、作用・反作用=原因と結果で言うなら、
原因を創り出す相手の方が、まず与える喜びを享受していただき、受け取る側は、受け取る側として、誠にありがたく受け取ることで、喜びの反作用(結果)をお返しする。
それは同時に、新たな作用(良い意味での原因)を生み出しているということになる。
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