ジェームズ・アレン氏の著作「あなたの願いがかなうとき」
(ジェームズ・アレン[著] 葉月イオ[訳] PHP文庫)の
中に、次のようなメッセージがある。
「『望みは、適切な考えと行動がもたらす適切な結果である。』」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
と、”まず”述べ、
そして、そのことは、
真実なのだとし、
さらに、
以下のように続ける。
「(望まない)『状況と戦う』とはどういうことか考えてみましょう。
それは、思うようにいかない状況を招いた心のままで、その状況を何とか
しようとすることです。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用
*()内は、当ブログで付記したもの、)
とある。
アレン氏の指摘があるように、
望まない状況を生み出した「原因」である心の”元の状態”のままで、
その状況と向き合い戦うことは、
もとより、そのままのあなたでいる限り意味がないことだとしている。
つまり、
鏡の世界のような物理的現実に映しだされた私たちの姿が、
たとえ気に入らないからといって、
直接、鏡の中に映し出されている私たちの姿を、
いくら手直ししても効果も道理もないことを意味している。
重複するが、以上のことを
先のアレン氏は、次のように、スマートにまとめている。
「好ましくない『状況』は、自分の心に根づかせている『原因』が、
外部に映し出された『結果』です。
その原因は、自分で気がついていない間違った考えや
無意識の弱さかもしれません。」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
と、
この引用の中の
「その原因は、自分で気がついていない間違った考えや
無意識の弱さかもしれません。」
と記述していることについてだが、このことに対し、
トランサーフィンがひとつの答えを用意している。
紹介しておきたい。
ヴァジム・ゼランド氏の著書「[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]」
(ヴァジム・ゼランド[著] ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店)
には、
「注意を向ける先を。ネガティブなものからポジティブなものへ切り替えよう。
いまいましい気持ちにさせるあらゆるものと決別し、自分自身と戦うことも
中止しよう。自分の短所から顔そむけ、あなたが持っている長所や持ちたいと思う
長所に注意を向けよう」
(前出[願望実現の法則 リアリティ・トランサーフィン2]より引用)
と述べている。
この引用は、冒頭のアレン氏のメッセージ
真実なのだとした
「『望みは、適切な考えと行動がもたらす適切な結果である。』」
(前出「あなたの願いがかなうとき」より引用)
で語られている内容と表現の仕方が異なるが重なるものである。
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