夢見心地☆固い物質世界の正体とは ★20#0394

フィリピン-ピリピン

たまたま昨日、YouTubeの動画で、
「Woodturning – A Coffee Mug」
https://www.youtube.com/watch?v=0EDF4g7xpEM

という動画を見た。
Woodturningとは、Weblio (https://ejje.weblio.jp/content/woodturning)によれば、
「ろくろ細工」とあった。

「Woodturning – A Coffee Mug」のタイトルは、
さしずめ、コーヒーマグのろくろ製作という意味合いだろうと思った。

動画の最初のシーンで、
およそ直径10cm以上x長さ20cm前後ほどの
何かの樹の枝をカットした素材が登場する。

タイトルから、このゴツゴツした廃材そのもの言えるような切り株から、
マグカップが作成されるのだろうということは、すぐに想像がついた。

動画の中では、かなり専門的な電動の工作機械がいくつか見えており、
画面に登場しないが、
この動画の主役は、その筋の専門家らしいことがよくわかる。

電動のろくろが、回され、切り株が、どんどん形を変えていく。

結果、見事に電動工具を使い、汚い岩のような枝だったものが、
ほぼ10分弱の動画の終わりには、おしゃれなマグカップに変身するという、
ネタバレ的ではあるが、きわめて誠実でまじめな動画だった。

しかし、この何ていうことのない動画に、
いろんな意味が含まれ滲み出ているなと思った。

私は、冒頭のシーンの樹の枝を見た瞬間に、マグカップの姿が彷彿としてくるのが見えた。
と言っても、実際に出来上がったオシャレなものと違って、私のイメージは、
きわめて平凡なずんぐりしたマグカップのイメージだった。これは正直に言っておこう。

ただ、面白いと思ったのは、
すでに、この切り株の中にマグカップが含まれているという
ニュアンスを感じ取れたことだ。

ちょっと本の内容は忘れて思い出せないが、夏目漱石は、自身の著作物の中で、仏師は、切り株を彫り進んでいるときに、すでに、仏像の姿を見ているというようなことを記述していたのをふと思い出した。

このマグカップ作りの動画は、私たちの思考が、
外に形になって現れる一つの何気ない例ともいえるものだと強く感じた。

このことは、私たちを取り巻くすべての現象が、つまり物理的現実は、
思考エネルギーの産物であることがよく分かる。

ここから、やや一気に飛躍したもの言いをあえてさせていただきたいが、
私にとって、この一見、固いものでできたように思える物理的現実は、
常にまず思考があって、その結果として、
物理的現実を体験しているということを意味していると思っている。

そう信じることは、なかなか難しい。この物理的現実が、あまりにリアルな世界だからだ。

私がもっとも影響を受けているものの一つである宇宙的存在のバシャールは、ダリル・アンカ氏のチャネリングを通じて、以下のように言っている。

 『この固い物質世界は、あなたなしでは存在し得ないということです。』
  (BASHAR ③/バシャールペーパーバックシリーズ ダリル・アンカ【チャネル】
      関野直行【通訳】喜多見龍一【プロデュースb】 Voice新書)

私がこの物理的現実は、所詮、幻想にすぎないと思っているのは、そのバシャールの言葉でもありその概念を通じてのことでもある。もう少し言うなら、元量子物理学者のヴァジム・ゼランド氏の「振り子の法則・リアリティトランサーフィン」シリーズなどの作品を通じてのことでもある。

実は、今から百年以上も前に発刊された成功法則本「マスター・キー」(チャールズ・F・ハアネル【著】 菅靖彦【訳】河出書房新社)の《第7週 イメージの威力》項目⑧ p97には、次のような示唆があるのには、とても驚く。

  「宇宙が物質的に事実になる以前に、形へと変換される
   思考だったにちがいないことは誰でも認めています。思考が具体的な形をとって
   物質的な宇宙が生まれたのです。」
  
   (前出「マスター・キー」)



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