TV番組の特集やマスメディアなどに、たまに占い師や霊能者といわれる人たちが登場して、世の中のことを予言してみたり、おどろおどろしい事を言ってみせたりすることがある。
そんなレベルのことは、まったく聞く必要がない。なぜなら、私たちこそが、誰もが不思議な能力を持っているからだ。そのことを気づいている人は、そう多くない。
私たちの世の中は、私たち自身の一人一人の人生すべてで成り立っている。
その私たち自身が、自分の未来について真摯になり、
しかも、そのことについて、そう努力もせずに、また特異な能力を必要とせずに、
未来を予測しそれを現実化していくことは可能なのだ。
ほぼ一世紀前の人物がすでに、そのことをメッセージで告げている。
デール・カーネギー、ノーマン・ビンセント、ナポレオン・ヒルなどの数々の成功法則本で著名を成した自己啓発作家らに多大な影響を与えた人物で、ジェームズ・アレン氏がその人だ。
そのアレン氏の著作の「きっと!すべてがうまくいく」(ジェームズ・アレン[著] 坂本 貢一[訳] PHP文庫)の中に、珠玉のメッセージが含まれているので紹介したい。
私たちが、真に望ましいと思うこと、
期待し願っていることについて、
まず
「理想を描くことです。
そのビジョンを見続けることです。」
(前出「きっと!すべてがうまくいく」p133より引用)
と示唆している。
そして、そのことの意味するものは、
「あなたの理想は、
あなたの未来を予言するものにほかならない。」
(前出「きっと!すべてがうまくいく」p133より引用)
からだとも、告げている。
そのためにどうするのかも、
メッセージしている。
「自分の心を最高にワクワクさせるもの、
自分の心に最も強く響くもの、
自分が心から実現したいと思うものを、
しっかりと胸に抱くことです。」
(前出「きっと!すべてがうまくいく」p133より引用)
という。
この著作の小見出し
≪あなたの理想は、あなたの未来を予言するもの。≫
(前出「きっと!すべてがうまくいく」p133)の中の項目に記述がある。
これは、自分が理想を描いて、そのとおりに毎日を、
活き活きしてがんばっていても、それが、なかなか実現していないように感じたり、
また自分の状態や環境などが、少しも変わっているように見えないことに対して、
それでもなお、理想のビジョンを描き続けるべきだと示唆している。
同じ意味を含むジェームズ・アレンのメッセージは、
次の言葉だ。
「いまのあなたの環境は、
好ましいものではないかもしれません。
しかし、そんな状況は、
もしあなたが気高い理想を抱き、
それに向かって歩き始めたらならば、
決して長く続きません。」
(前出「きっと!すべてがうまくいく」p134)
と述べ、「原因と結果の法則」が、
必ず目ざす理想の実現をもたらしてくれるだろうと、
告げている。
私たちは、未来を自分の思い、願い、望む姿に変えることができ、
しかも未来をコントロールできるということだ。だとするなら、
私たちは、自らを望ましい姿として未来を予測することが、
結果として可能だということでもある。
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