夢見心地☆無抵抗でいることの重要性 ★20#0282

フィリピン-ピリピン

「マスターの教え」(ジョン・マクドナルド著 山川紘矢・亜希子[訳] 飛鳥新社)の
≪第15章 何かに抵抗すると自分自身が弱くなってしまう≫は、
私としては、この本の全体として十分な関心をもてずにいた。
平たく言えば、その意味の重要性をあまり認識できなかったことだと思っている。

いまは、この章の重要性が非常によく分かる。

この中で語られる”抵抗とは”まさしく、
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス[著] 吉田利子[訳] =SoftBankCreative)の中で、
くり返し語られる”望むものと、望まないもの”の関係性そのものを意味していたのだ。

「マスターの教え」のジョン・マクドナルド氏は、”望まないもの”に
向けられたときのエネルギーについて、
すでに気づき、重要な理解をしていたが。だから、キチンと章まで設けて説明も行っていた。

しかし、
その”ある意味での恐さ”については、
もっと説明が欲しかったという感想を後で、抱くようなレベルでの、
相応な注意と示唆にとどめられた点はやや不足感を持つ。

ジョン・マクドナルド氏の示唆は、次の文言のとおりだ。

  「あなたが、誰かに、あるいは何かに抵抗する――それが批判、羨望、嫉妬、
   にくしみ等、思いであれ、発言や行動であれ――あなたは必ずその相手を助け、
   しかもそれに比例して、自分自身を弱めてしまいます。なぜでしょうか?
   あなたは自分の進歩ためにとても大切な生命力の一部を、その人物や物に
   わざわざ移転させてしまうからです。」

 (前出「マスターの教え」より引用)

とある。その感情レベルの示唆は、この文章の後にすぐ続く、次のようなものだ。

  「ひどい怒りを爆発させてから、すっかり疲労困憊してしまった人を、
   実際に目撃したことはありませんか?」
     (前出「マスターの教え」より引用)

と、記述している。”望まないもの”に向けられたエネルギーのその後の消耗だ。
だが、実際は、それで終わらない。

「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」では、

  「何かに思考の焦点を定めていれば、その思考はだんだんに強力になり、
   引き寄せの作用点も強力に働いて、その思考の証しが人生の経験のなかに
   はっきりと現れてくる。」

(前出「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」より引用)

と、明確に”望むもの”ばかりでなく、”望まないもの”に対しても、
同じように法則が作用することを伝えている。

抵抗とは、”望まないもの”への意識集中を寄せることに他ならない。
だから、無抵抗でいることは、”望まない”ことへの無視を意味し、
それが有効な配慮の一つなのだ。

さらにいえば、配慮の一つと言ったのは、
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」では、
   「意図的に思考を方向付けること」
(前出「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」より引用)

および”望まないもの”を無視して、

   「望むものに思考を向けなさい」と

何度も、何度も示唆をしている。

「ザ・シークレット」
(ロンダ・バーン[著]  山川紘矢+亜希子+ 佐野美代子[訳] 角川書店)にも、
この”抵抗”ということについて、≪この世界の秘密≫の章を設けて、
記述が割かれている。

  「この世界は一つの思考で始まりました。大きな事はより大きなことになります。
   それは、何か悪いものが出現すると、それについて人々が何度も考えるからです。
  すると、そうした人々の思考や感情がその出来事をさらに大きくするのです。
   もしも、私達がそれについて考えるのをやめ、愛に焦点を合わせれば、もやは
   それは存在。それは蒸発して消えてしまいます。」

(前出「ザ・シークレット」より引用)

さらに、もう一つ、チャールズ・ハーネル氏の言葉を引用しよう。ある示唆を含んでいるので、
さらに引用をしたいと思った。

   「どんな困難なことであれ、それがどこに起こっていようと、そのために
    誰が苦しんでいようと、問題はあなた自身だけだということです。
    あなたのすべきことは他になにもありません。自分が見たいと思っていることが
    起こっているという事実をわかるということだけです。」

     (前出「ザ・シークレット」より引用)

私は、チャールズ・ハーネル氏の言葉にある示唆を含んでいると指摘した。
いま私は、正直、とりあげるだけの十分な知識を持っていないが、直感的に、
パラレル・ワールド、タイムラインの考え方が示されているということ。

ここに、チャールズ・ハーネル氏自身は、その言葉や概念を直接、知らないはずだと思うし、
その概念は、ずっと後から出てきた言葉だが、氏の概念の中にすでに意識され内在し、
示唆していると思えてならない。

このことは、今日のブログのテーマとは、直接は、異なるので、
これ以上を記述しないが。

私が興味深く思うのは、ある選択をし、ある選択をしなかったら、
という仮定が、「思考」がいつも避けて通ることのできない。

さらに「思考エネルギー」のもつ世界の不思議さと次元というもの関係性とともに、
やはり決して無縁ではあり得ないと思っているので、少しばかり暗示をさせていただいた。



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