豊かさについて、ジョセフ・マーフィー博士の以下の言葉がある。
「外側の世界で富を所有する前に、心の中でお金を所有しなければなりません。
富を持っているという感情が富を生みだします。
なぜなら、富は意識の状態だからです。」
(「マーフィー 宇宙はあなたの祈りに従う」
(ジョセフ・マーフィー著 奥野節子[訳] ダイヤモンド社からの引用))
ここには、マーフィー博士の”富を生み出すための主要なメッセージ”がすべて凝縮されている。
私は、この言葉に、何度も突き動かされてきた。これからも決して変わることはない。
自己の再点検のためにも、つねに、絶対的に重要な教えだと思っている。
この教えを、グングン後押しするように、「ザ・シークレット」で自ら映画版に出演し、その書籍でも重要な役割を果たしたボブ・プロクター自身の著作
「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」
(ボブ・プロクター著 岩元貴久[監訳] きこ書房)
の中で、次のように述べている。
「豊かさを享受したければ、それを意識して考えることです。
言い換えれば、イメージや豊かさの認識の元となる思考エネルギーの流れに、
心を解放するのです。」
その上で、
「どのような状況にあろうとも、状況を改善して真に裕福になることを願うならば、
今すぐに心の中で豊かさマインドを持つことです。」
(前出「宇宙を味方にしてお金に愛される法則」より引用)
と、述べている。
ボブ氏は、その著作の中で、
お金持ちになるテクニックを2つ紹介している。
概略をいうと、
その1 豊かさマインドを育む
その2 恐れない
だ。
豊かさマインドを育むためには、基本的には、
「自分が望むだけのお金をすでに手に入れている自分をイメージすることだ。」
という。
「恐れに」ついては、お金が足りないというような欠乏感を招かない。あるいは持っているお金に対して、何らかの形で失うのではないかという不安を抱かないということだという。
ボブ氏の基本的な富に対する考えは、冒頭のマーフィー博士と同様に、
「精神レベルの豊かさマインドが物質世界に現れる」という表現の仕方は違うが、主旨は同様で、富について、イメージし、考えること(原因)→ 結果(物質世界に形を成してくる)
その考えが基調にある。
成功法則を実践してみても、なかなか豊かになれないという考えや不満を持つ人は、きっと言うだろう。
「お金については、考えているさ。あんたに言われる前に、
十分過ぎるくらい考えいるよ。」と。
だが、その多くの場合は、
一方で、いまお金に困っている状況についてか、
どう工面するか、どう調達するなどを考えていることが多い。
だとすれば、それは文字通り、お金が足りていない状況を考えているだけで、
上述のお金持ちになるテクニックの2番目で、ボブ氏がやってはいけないとするお金に対する「恐れ」を持つことに相当する。
また、
いまお金に困っているのに、なんで自分を豊かだと思えるのか。とか、または
豊かさマインドを持てと言われても、その気になれないということもあるだろう。
しかし、そうネガティブに思い続け、その心のシフトを実行しなければ、永遠にお金に困っている状態はいつまでも続く。もっと悪い状況を招き寄せる。
まさしく、それを承認することと一緒だということに気づかなければならない。
自分の思いは、自分で責任を持つしか方法がない。
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