豊かさに近くづくには、方法がある。それしかない、しかし最良の唯一の方法だ。
その具体的な方法を、マーフィー博士は、自著で実践的に紹介している。
しかも、その方法は実に簡単だ。
考え方としては、
豊かさを受け入れ、豊かさの心の状態を創出するということに尽きる。
マーフィー博士の「信念の法則」は、
「心の中で思ったり感じたりしていることは、いいものも悪いものも、
必ず実現します。」
(「マーフィ 世界一かんたんな自己実現法」(富永幸子[訳] きこ書房)
ということだった。
豊かさを思えば、豊かになれるということだ。
しかし、
いま自分の現状がちっとも豊かでないのに、豊かさの心など持てるわけないというのも、
その通りだ。
だが、そう思い込むとすれば、その時点で、すでに豊かさを手にする権利を自ら放棄することになる。
「信念の法則」は、
豊かでない・豊かさの心など持てない = 不足を感じてるということであれば、
その不足にフォーカスが向けられ、「悪いものは必ず実現します。」= 不足 = 不足な状態を、却って招き、引き寄せてしまうことになる。
たとえ、いま自分の状態がどうであっても、そこに焦点をあてない。むしろ願う状態に焦点をあてるより、方法がない。はっきりいえば、いま自分の置かれている状態は、無視するこどだ。
「必ず実現します。」の言葉の意味を、確信し、理想の姿を思い描くということより他の方法はないのだ。
マーフィー博士は、牧師だったので、どうしても「神」という言葉が多く出てくる。それは、マーフィー博士自身も言っていることだが、「神」で受け入れることに抵抗があるなら、潜在意識に置き換えてもいいと言っている。もちろん特定のどの宗教の神を言っているのではないことは、明白にしておく。
私も、当初はやや「神」という言葉に抵抗があったが、宇宙の意思というものをどうしても意識せざるを得なくなり、いまでは、むしろその方がある意味、ある部分、受け入れやすくなった。
でも、無理に納得する必要はなく、「潜在意識」あるいは「宇宙の大いなる意思」で理解しやすいなら、それでいい。
冒頭、豊かさを受け入れと書いたが、それは、マーフィー博士によれば、神からの無限の供給が満たされるということ信ずるということだ。
そう潜在意識に刻印することだ。
そのためにどうするか、
具体的には、リラックスする。あるいは瞑想する方法だ。
以下は、
「マーフィー あなたの祈りは宇宙に従う」
(ジョセフ・マーフィー著 奥野節子[訳] ダイヤモンド社)からの引用だが。(P27以降)
実は、
「マーフィー 世界一かんたんな自己実現法」
(ジョセフ・マーフィー著 富永佐知子[訳] きこ書房)P167付近
においても、同じ箇所が、重複して編集されており、翻訳されている。
訳者によって、分かりにくかった訳の意味が、比較において理解できる点で、大いに助かる。
今回、何度か比較させていただき、より理解が深まったと申し上げておく。
以下は、原則、「マーフィー あなたの祈りは宇宙に従う」の本の引用を軸にさせていただいた。(引用については、2社の本の比較の優劣をつけて判断し引用したのではない。決してないことは事前申し上げておく。あくまでも、都合上だ。)
「まず、心を静めてリラックスし、あちこちに注意がいかないようにしましょう。
やがて眠っているような瞑想状態になります。この状態が一番うまくいきます。」
(前出「マーフィー あなたの祈りは宇宙に従う」より引用)
その上で、以下の文言を自問しなさいという。
「考えはどこからくるのだろう。」
「富はどこからくるのだろう。」
「自分は、どこからきたのか?自分の頭脳と心は、どこからきたのだろうか?」
(前出「マーフィー あなたの祈りは宇宙に従う」より引用)
と、心の深い部分に触れてきたような実感を持ち始めたあたりで、さらに次の部分の
メッセージを唱えることを勧めている。
「お金は、永遠に私の人生を循環する。常に神のあり余る富が存在している。」
(前出「マーフィー あなたの祈りは宇宙に従う」より引用)
と、「毎日、4-5分かけて、この言葉を3-4回、静かにくり返してください。
夜寝る前におこなうとよいでしょう。」と言っている。
そして、気持ちを込めてじっくりと行うことが良いと。
これを毎晩、定期的に、
続けることで、富の考え、富の意識が醸成されると示唆している。
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