夢見心地☆望むリアリティを現実化 ★20#0400

フィリピン-ピリピン

今回のブログでは、
トランサーフィンシリーズにおける著者ヴァジム・ゼランド氏の
「至高のメッセージ」の一つをまず紹介させていただきたい。
それは、以下に示した

  「鏡の反映を形成するには、魂と理性が一致した状態で生まれた
明瞭な形(イメージ)か。
   あるいは十分長期にわたって目的に向かい注意を集中することが必要である。」
     (「トランサーフィン『鏡の法則』」ヴァジム・ゼランド[著]
        ほおじろえいいち[監修] 須貝 正浩[訳] 徳間書店) p256)

についてだ。
ここで言う「鏡の反映」とは何かを、簡単に説明をしておきたい。
これは、リアルな現実に創造可能になった「思い」の物質的現実化を意味する。

その前提で言うと、
このメッセージは、望むリアリティを現実化するための、ひとつの「公式」だと私は思っている。率直言えば、このメッセージの類は、多くの成功法則本でも、多少の言い回しは異なるが、同じ意味のことが語られる。

だから、他の成功法則本で、納得し、すでに実践して、しかも成功しているのであれば、
それは、それでもはや十分である。

その流れで、あえてシンプルに言うが、

斎藤一人さんの言っている
   天国言葉――

   愛しています
   ついてる
   うれしい、たのしい
   感謝しています
   しあわせ
   ありがとう
   許します

――だが、それを一切の疑念なく、信じ、実行することは、
一見、抽象的で難しいことを言っている
トランサーフィンの考え方と、底辺では、共通している。
同じなのだと私は思っている。

ただ斎藤一人さんのメッセージには、ほとんど説明がない。
「信じられる人だけ、信じればいいですよ。」と、
強要することはないが、信仰のように「信じる」という作業が求められる。

ところが、
私たち現代人は、それなりに理屈を求める。

特に長期の学校教育などの体験をとおし、理性は、理性が納得できる科学的態度で、
現実の体験を一定の論理によって理解しようとする。

だけに、ただ信じるだけで良いというのは、案外難しい。

仮に理屈で理解できても、
それでも、納得できなかったりする。

横道を逸れるが、それほど単純だったら、
人間関係一つ見ても、もっとスムーズに行くはずだ。
実は、そうは都合よくいかないことは、多々ある。よくある。

冒頭にあげたトランサーフィンの第4巻のタイトルに注目していただきたい。
今回のブログでは、本のタイトルが長いので、一部割愛させていただている。

そこをあえて副題込みで、紹介させていただくと、
次のようになっている。

   「リンゴが空へと落下する――奇跡の願望実現法
    トランサーフィン 鏡の法則」

が正しい。

ここで、このブログに来ていただいている方の中には、
「リンゴが空へと落下する」を読んで、ちょっとした拒否的な違和感を持つ人もいるだろう。
私は、この言葉を第1巻の導入の部分で、すでに出遭っており、またトランサーフィンを知ったきっかけが、この奇妙で挑発的、違和感たっぷりな表現に、引込まれたからだった。

私は、なぜいま、このようなことを書いたか。

この地球に住む私を含め多くの人々は、
リンゴは実がなればいづれは地面に落ちるということを経験で知っている。
直接、そのリアルなリンゴの木の実際の状態を知らなくても、
モノが落ちるときは、地面に落ちるものだということで、経験的に理解できる。

また、
子どもは転んだら、痛いということを知っているように。

リンゴが地面に落ちるというのは、学校教育で、知ったのではない。
経験で共感し許容しているだけだ。
学校教育は、あくまでも後付けの理屈(法則)を教えているだけだ。

誤解を恐れず先に言ってしまおう。
トランサーフィンの概念や考え方によれば、平然と「リンゴが空へと落下する」のだ。
その詳細はいま述べないが、含んでおきたい。

あえて分かりやすい例を出しておきたい。
例えば、飛行機の話だ。

飛行機が空を飛ぶというのは、科学者ではない一般人の受け止めとして、
どのように理解しているか。極めて単純だと思う。

「あんな鉄の塊が空を飛ぶなんて、不思議だ。」と、思いながら、
経験的に許容しているだけだ。どう言おうが、事実、空を飛んでいるじゃないか。
「よし、納得!」という程度だろう。

ベルヌーイの法則やジェットエンジンに加速を得て発生した揚力まで持ち出して、
空を飛ぶという理解をするのは、後付けの理解なのだ。

ところで、
このベルヌーイの法則が、正しいこととして、
それでも飛行機のスタイルやデザイン性を見ていると、
なんとなく疑念を持つ。

ほんとにアレで飛べるの…?。と、

私は、飛行機が好きでよく観ることがあるが、最近の飛行機の翼は、スタイリッシュであって、翼は、本体に比べ割に小さいように思う。だが、航空力学から言えば、全く問題ないのだろう。

理性は、理屈を求めると前述したが、経験で納得してしまうと、
実は、案外、脆く。
簡単に分かったような気になる。

話がどうしても、まどろこしくなってしまうが、この飛行機、ライト兄弟が登場するまでは、
人間が空を飛ぶなどという概念は、あり得ない話だったことは、歴史上の事実だ。
そんなことを考える事自体が、まともではないとされていた。
それでも、鉄の塊、飛行機は、現代では、美しく空を飛ぶ。

ならば、「リンゴが空へと落下する」ことなぞは、いつでもあり得る話になる。
いまそれを、私たちは体験していないだけだ。

私は、ここまで何を言いたいのか。
私たちは、数多ある成功法則本などのメッセージを、
そのうちのいくつかを読み知っている。

何かの成功法則を一定程度、実践していながら、
結果が、すぐに出ないため諦める。
この時、唯一、理性の体験となるのは、ネガティブな結果への思いばかりだ。

だけに、斎藤一人さんのようなメッセージがどれほど、
正しくても、疑念を持っている者は、
なかなか受け入れられない。

その意味では、トランサーフィンは、概念をバリアント・モデルという仮説を儲けることで、
淡々と説明する。抽象的な概念をこれでもかという理屈のオンパレードをもって説明する。
理屈で納得したい人には、もって来いの本だ。

私は、トランサーフィンシリーズの全4巻を読み、
私の中の頑固な理性が、かなり溶解しつつある。

このシリーズのメッセージが、
多くの成功法則が述べているような事として、
私は、決して別格扱いしていないつもりだ。
としても冒頭のメッセージ

  「鏡の反映を形成するには、魂と理性が一致した状態で生まれた
明瞭な形(イメージ)か。
   あるいは十分長期にわたって目的に向かい注意を集中することが必要である。」
     (「トランサーフィン『鏡の法則』:前出 p256)

この言葉は、改めて、私の中で、ずしりと響いたのだ。

今日のブログでは、この言葉にあえて、補足の意味で、トランサーフィンの別のところからの引用によって、理解を深める助けとしていただきたいと思う。

  「思考イメージが物質的現実に定着するためには、それを定期的に再生しなくては
   ならない。言い換えると、
目的を持ったスライドを絶えず頭の中で映し出す必要があるということだ。」
  
   (「トランサーフィン『鏡の法則』:前出 p201)

スライドとは、ポジティブなイメージングのことだと理解していい。



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★過去リンク
夢見についての気づき 2020年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/yumemi/1084/

夢見についての気づき 2019年版 Index(古い順より)
https://isle23ch.com/philippines-pilipin/2798/

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