「マーフィー世界一かんたんな自己実現法」(ジョセフ・マーフィー【著】
富永佐知子【訳】きこ書房)のはじめには、数ページながら成功法則について
かなり濃密なメッセージを伝えている。
その痺れるような記述の一つは、以下の通りだ。
「心から願っているものがあれば、必ず実現への道がひらけます。
願望に対する答えが存在しないのならば、そんな願望を持てるはずも
ないのです。無限の力によって願望が与えられ、それが天の摂理のもとで
完璧に実現することをわきまえてください。」
(前出:「マーフィー世界一かんたんな自己実現法」p1 はじめに より)
そもそも願望が彷彿としてきたことの意味は、実は個人としての願望というよりも、むしろ天の摂理に促されて、意識に上ってきたことを示唆している。
さらに、それは、固より適うことが前提にあるということだ。それがもし現実化しないとするなら、それこそが”学び”の一つの側面でもあるのだが、自身の制限によるものであることを思い知らされることになる。
そうしたことを含んだメッセージとなっている。
もう一点、優れたメッセージがある。
それが、《前向きに考える基本》についてだ。
前出書(「マーフィー世界一かんたんな自己実現法」)のはじめにp3の箇所に、
次のような記述がある。
「『思考が道具であること』
『心で感じたものが引き寄せられてくること』
『人間は、心で感じたとおりになること』
この三つがわかれば、何でも
前向きに考えられるようになります。」
(前出:「マーフィー世界一かんたんな自己実現法」より 引用)
と、この成功法則本を読み進めれば、どれほど中身の密度の濃さを体験できるかを、
その《はじめに》の入り口の部分で披瀝している。
実際に、この本の成功法則の原理について重要なエッセンスが語られた
その一部を紹介させていただきたい。
サブ・タイトルは、
《潜在意識によいイメージを刻印すれば、自然とよいことが起こります。》
この項目の最も重要なポイントは、以下の点といえる。
「心も法則のひとつです。よいことを考えれば、良いことが起こります。
逆に『これがない』『これしかない』などと考えていると貧しくなる
ばかりです。」
(前出:「マーフィー世界一かんたんな自己実現法」より 引用)
目に見えない働きをする心が、実は、心の持つ法則(作用・反作用)にのっとって、
偉大な働きをする。つまり天の摂理に導かれて私たちは、いづれ心の万能のパワーを知る
ことになる。
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